KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

春の終わり

2009年05月03日 | 2009年のブログ
きょうは先日コミスジを撮った日に出会った蝶たちです。
春早くから飛んでいたモンシロチョウやベニシジミもまだまだ元気に飛んでいますが、
よく見るともう翅も随分擦れて破損した個体も目立ってきました。
一方、新緑の訪れとともにアゲハの仲間やコミスジなどの晩春から初夏にかけての蝶たちが出てきました。
そろそろ蝶たちも季節の変わり目、春の蝶たちには終焉の時が迫ってきました。


(ジャコウアゲハ♂ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
ツツジの葉でジャコウアゲハの♂が休んでいました、トレードマークの赤い毛が良く見えますね。


(ジャコウアゲハ♀ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
こちらは森の中を超低空飛行する♀、食草を探しているのでしょうか?。


(ヒメウラナミジャノメ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
草むらを縫う様にヒメウラナミジャノメが飛び始めました、木漏れ日の目玉模様が綺麗でした。


(コチャバネセセリ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
コチャバネセセリももう沢山飛んでいました。
イチモンジセセリなどと違ってコチャバネセセリは北方に勢力を伸ばした種ですから、春から沢山姿を見せます。


(ヤマトシジミ春型♂ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
一方こちらはやや南方系のヤマトシジミ。
ヤマトシジミにとって日本の冬は少し厳しいのか、夏から秋にあんなに沢山いたのに、
春に見かけるのはほんの僅かです。


(ムラサキシジミ♀ 2009/4/29 千葉市 SONY DSC-R1)
こちらは成虫越冬のムラサキシジミ、もうほぼ産卵も終えて、後は余生を過ごすのみ。
午後の傾いた陽射しを受けて、何となく哀れを誘いました。

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やれやれ、きょうもお仕事です~。