KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

ウスバシロチョウ

2007年06月18日 | 2007年のブログ
関東は日曜日も梅雨とは思えないカラッとした青空が広がりました。
梅雨時にこんなに良いお天気にはなかなか出会えません。
こんな日は山に行くにかぎります。
そろそろ山も新緑の美しい頃、奥日光まで出かけて見ました。

 <ウスバシロチョウ 2007/6/17:栃木県日光市>
ミヤマカラスアゲハでも撮れればと思ったのですが、遠目に少し見かけただけでした。
代りに出迎えてくれたのはウスバシロチョウ、標高1400mのあたりが最盛期でした。

 <ウスバシロチョウ 2007/6/17:栃木県日光市>
ウスバシロチョウは氷河期の生き残りと言われる、原始的なアゲハチョウの仲間。
ギフチョウと同じく、翅を広げて日光浴をします。

 <ウスバシロチョウ 2007/6/17:栃木県日光市>
半透明の白い翅はまるでウエディングドレスの様、なかなか優雅で美しい蝶です。
奥日光は標高が高いので今が発生期ですが、低山地では5月頃に見られます。

 <コチャバネセセリ 2007/6/17:栃木県日光市>
コチャバネセセリも沢山出て来ていました。
平地でも見られますが、高い山や北海道などの冷涼地に多いセセリです。
金色の鱗粉をまとった新鮮な個体が多く見られました。

 <ヤマキマダラヒカゲ 2007/6/17:栃木県日光市>
ヤマキマダラヒカゲも今が最盛期の様でした。
サトキマダラヒカゲを見慣れた目には、やはりやや赤味が強い印象を受けますね。

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奥日光はズミの花が満開でした。
あまり蝶の多い時期ではないので、花や風景などを撮りながら散策してきました。
すこしずつUPしてゆきます。