「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

ゼミ通信を配信中・・・・vol.24

2008年12月23日 | Weblog

少し遅れて配信している「就活ゼミ」 通信vol.24ブログバージョンです。

「就活ゼミ」 通信vol.24

大阪「就活ゼミ」担当:降矢 一朋(ふるや かずとも)

 ~ 就職支援をしている人や、採用担当者が嫌うこと  ~

この時期、新卒採用に関わる人間としては本当に忙しい時期に突入しています、
と言うことは、今から沢山の学生さんとの接点が多くなり、選考の為の比較検討が
行なわれ始めたとも言えるのです。

そこで気持ちよくその接点が迎えられるのと、後味の悪さを残す人との違いを少し
お伝えしたいと思います、あくまでも個人的な意見ではありますが、採用の担当者
からは「そうだよね」と共感を得ています。

就活で思うのは一番多いのは「答えを求める依存的な姿勢や態度」だと思います。

質問を一つするにしても、すぐに「どうしたら良いですか?」「~する方が良いで
すか?」と聞いてくる、自分はどんな考えなのかと言うことも示さずに頼ってくる

意志やプロセスが無い回答を聞かれて簡単に答えられる程、私達は素人ではないと
言いたいです、基本的に採用する側も模索しながら人を見ているし探している。

人を判断するのに答えなんかありません、人はその中で答えを探して模索する、
試行錯誤、創意工夫をする少しでも良くしたいという気持ちを表す姿勢こそが大事
なのに、その苦労を端折ってすぐに答えを求める姿勢は、新卒採用で最も必要な
「成長」を妨げるものです、結果に結びつける様な適当に器用な人より、真摯に
仕事を受け止めて成長し続ける人を求めているのが新卒採用の大事な視点です。

就活の日々の作業や疑問質問はスポーツで言うと基礎トレーニングに当たります
基礎がしっかり出来ないと、試合で活躍など出来ません、試合で活躍する選手ほど
この基礎のトレーニングをしっかりこなした上で、試合に臨んでいますし。

基礎があるから試行錯誤して色々な事を試す余裕や遊びが出てくるのです。

何よりその仕事が好きなら自然に楽しんで取り組む筈です、一緒に仕事したいのは
こんな人ですし、逆に仕事したくないのは「怒られたくないから確認ばかりする」

そんな人とは意識や考え方や方向性も違ってくるので仕事をしても結局は合わない
という図式は、普段の人間関係と同じだと思います。

目の前の企業情報、エントリーシート、面接等の一見試練に見えるような事も、
本当に好きな事なら嬉しくて喜々としてやってしまう、嫌々取り組んだら疑問や
質問が多くなり創意工夫はなくなってしまう。

今、目の前の課題に対して興味を持って取り組んでますか? それは意識次第で
見え方が変わる。

工夫し頑張れる様にするには、自分の中で基礎トレーニングとして書く、表現する
色々な企業の話を聞く、それらをしっかりとこなして、初めて楽しくなるのです。

今、踏ん張って試行錯誤して藻掻く事で、今後の就活の先にある「仕事」が楽しく
なる、その為の大きなターニングポイントになります。

少し、負荷をかけて苦労しましょう、その苦労を自ら買ってでないと春に花は咲き
ませんからね、将来、もっと大変な仕事を楽しくするための基礎トレーニングです
キャンプインしたばかりです弱音を吐くのはまだ早いですよ!

ここで楽をしては試合の大事な場面で力を発揮出来ません、それを見てますよ。

twitter