同じようなものであると『ヴィジュアル複素解析』(培風館)に書いてある。にわかに信じ難いが、いくつかの例が出されており、なるほどとも思えた。
テイラー級数では、その係数を求めるのに微分を使うが、フーリエ級数の係数は積分によって求める。だから、それが複素数を使えば、同じようなものだととらえることができるというステートメントはすこし、びっくりさせられる。
もっといくつかの例を知りたい。もっとも『ヴィジュアル複素解析』においてもあまり詳しい説明は書かれていなかった。
もっと突っ込んだ議論が必要であるだろう。どちらも関数を級数で表すということでは同じなのだが、さらに詳しい議論が欲しいところである。