今日、「数学・物理通信」8巻10号を発行した。だんだんと私も気が短くなっている。しばらく時間をおいて、来週早々に発行すべきであったかもしれないのに。
これはこの発行することにいつまでも気にしなくてはいけないのが、我慢ができなくなってしまったということを示している。
確かに、人生は有限だし、私の生きられる時間はだんだんと限られていることは確かである。それでつぎの仕事をするためには早く前の仕事からやり上げてしまうべきだという考えももっともであろう。
そうは言うが、私のやることなどたかがしれてはいるのだ。それでもまだ何かをしたいと考えているのだから、度し難い奴だと思われてもしかたがない。
そうではあるが、人間なんてものは本来そういうものであろう。それをすくなくともそれを私は恥ずかしいとは思っていない。