KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

もりのパレット探検隊!ジャンプ!編 仁伏~ポンポン山の旅

2014-01-25 17:33:40 | イベント(Event)

町内の小・中学生を対象とした、

川湯EMC主催の自然体験活動「もりのパレット探検隊!」

 

今日はその第3回目で、定員15名だったのですが、

なんとかスタッフの人数も集って、

19名のみんなと一緒にポンポン山へ探検に行くことができました!

 

1月の下旬とは思えない暖かい中、バスが出発です。

今日はいつも一番はじめに集まるエコミュージアムセンターではなく、

バスに乗った一行が向った先は屈斜路湖半沿いに位置する仁伏半島へ。

今回の隊長はスタッフG!

初の隊長となる記念すべき回となりました。

まずは雪山へ行くための服装チェックです。

転げまわって雪まみれになっても大丈夫なようにチェックしていきます。

OKがでたら雪の上を歩くための道具、スノーシューです!

並べられたスノーシューの中から自分のサイズにあったスノーシューを手にとっていきます。

初めての子もそうでない子もスノーシューに履くのに苦戦しながらも

みんな無事にスノーシューを装着。

そしたら、いざ!ポンポン山へ!

倒れている木をまたいだり、

トドマツの森の中、登り坂を上って行ったり、

倒木をくぐったり、

ちらちら降る雪の中、素敵なスノーシューウォークが続いていきます。

2回ほど途中で休憩しながら歩いていくと、

森が開けてきた先には雪の無い場所が遠くに見えてきます。

さぁ!目的地が目の前まで迫ってきました。

ポンポン山は地熱のおかげで冬でも雪が積もらない場所。

スノーシューを履いたままでは歩くことができないので、

スノーシューを脱ごうと立ち止まると、

目的地目前なのに目の前に広がる雪山に登り始める屈強なみんな。

山をスノーシューで登ってきたのにみんな元気です!

脱線しながらもなんとか目的地のポンポン山へ!

雪は解けて、湯気が上がり、静かにするとコオロギが鳴いている様子も感じることができます。

ポンポン山では中が空洞になっている丘でみんなで足踏みするとポンポンと音も鳴りました。

しかし、みんながイメージしていたポンポンという音と違っていたようで、

みんなの反応は何となくいまいちでした><

しかし、コオロギが見たいと男の子たちは必至にコオロギを探します。

いたようです!捕まえたコオロギを帽子の中に入れてみんなで見せあいっこ。

こんな場所がみんなの住んでいる町にはあるんだよって感じてもらえていたら嬉しいですね^^

暖かいので頂上で少し休憩したら、お腹もすいてきたので下山です。

本当に雪がない場所で暖かい場所なんだと改めて写真を見ると実感します。

下山後はいつも通りエコミュージアムセンターまで帰ってきてみんなでお昼ご飯。

そしていつも通り、午後は時間もあるので、足湯でまったり!

暖かい日といってもやっぱり冬。

夏の時以上にみんな長く足湯に浸かって楽しんでいました!

今年度のもりのパレット探検隊は最後にいつもの隊長スタッフNのお話があって、

2013年度のもりパレは無事に終了です。

今年度のテーマは「火山」と「歩く旅」、全3回といろいろな角度から見てきました。

今回初めて参加してくれた子、3回とも参加してくれた子など、さまざまでしたが、

阿寒国立公園に登録されていて、みんなが住んでいるこの弟子屈町で、

いつまでも何らかの形でこの豊かな自然を楽しんでもらえたら、

「うれしいなぁ~」とスタッフ一同思っています。

 

今度は2014年度のもりのパレット探検隊でまた会いしましょう!それでは!

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川湯エコミュージアムセンター    http://www6.marimo.or.jp/k_emc/