KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

救急救命講習

2012-05-06 17:13:51 | 出来事(Happening)

弟子屈消防署川湯支署のご協力をいただいて、応急手当のしかたを学びました。

今回のメインは「出血時の止血法」。

成人の総血液量は体重の約7~8%で、そのうちの20%ほどが急速に失われると出血性ショックを引き起こすのだとか。

傷口からの出血だと目に見えるので、手当てする側もそれなりに対処しようという気になるのでしょうが、

目からウロコだったのは、骨折もそれなりに出血するということ。

実際には、それなりどころか結構な量の出血を伴い、

しかも体外に飛び出すというよりは内出血という、

あまり目に触れない状態がほとんど、という話なので注意が必要です。

当然、細い骨より太い骨の方が出血量は多く、もっとも深刻なのは骨盤骨折だそうです。

骨折が疑われる際はとにかく、動かさないように固定をすることが大事。

これからは、つねに三角巾を持ち歩かねば!

(KEI)


すくすくと

2012-05-06 09:15:34 | 自然情報(Nature Information)

ずーっと雨続きだったGWですが、最終日の川湯周辺は久しぶりに、

気持ちのいい青空が広がっています(今のところ…)。

 

林の中では、雨後のタケノコならぬ、

雨後のバイケイソウがスクスク…どころかニョキニョキ伸びております。

 

昔のアイヌの人たちは、

この草の急成長ぶりにあやかって、

「(背が)伸びろ! 伸びろ!」といいながら、

子どもたちのお尻をバイケイソウでたたいていた-という話が伝えられています。

 

そういえば、1日遅れましたが昨日は「こどもの日」でしたね。

EMCにも大勢の子どもたちが遊びに来てくれました。

すくすく、ニョキニョキ(?)元気に成長していってほしいものです。

 

ところで、このバイケイソウ。

いたるところで目にしますが、アノ、なんでも食べるエゾシカでさえ(失礼!)見向きもしません。

山菜採りに夢中な人間だって、見向きもしません。

…ということは?

 

そうです。“絶対に”手を出さないほうがいいということです。

(KEI)