さて、ポーランド旅行の記事もあと一日分となりました。帰国して2週間、そろそろ海外ボケも治り、日常生活が戻りつつありますが、今回感じたのはわが体力の衰え。それと大人数の団体ツアーのリスクいろいろなど。
次行くときは真冬の閑散期、またはハイシーズンの人が敬遠する日かな。いつになるかわかりませんが。
前夜 レストラン。中心部、大通りに面したデパートみたいな建物の一階。
少女趣味なインテリア
ライト
前菜。白身魚の酢漬け…だったかな
ジャガイモの細切りで肉をくるみ、焦げ目をつけた後、煮込んだような。
私のは適量。大きさは皿によってまちまち。
今夜の宿はワルシャワ中央駅徒歩5分、インターコンチネンタルワルシャワ32階。
ツインの部屋をシングルユース。
普通に申し込んだら結構な値段だけど、団体旅行なのでたぶん安いと思う。日曜日宿泊は特に安いようです。
ベッドも椅子も大きくて高さがある。東洋の老女、ベッドによじ登り、かつよじ降りる。
NHKの国際放送見る。英語。日本は前線が来てお天気悪いようです。日本時間、金曜日の正午?
洗面所も広くてきれい。でも鏡が高くて首から上しか映らない。
向かいの建物はなんだ?
ワルシャワは旧のままに復元されたというけれど、この付近は現代的な建物が林立。もとは何があったのでしょう?街はずれだったのかも。
向こうに見えるのは文科学宮殿。1952年スターリンからの贈り物。会議場、ホール、映画館、劇場など。ヨーロッパ的というよりは社会主義的建物で、市民からの評判はイマイチだとか。
でも遠くからでも目立つし、駅への目印になるのは京都タワーとおんなじ。歴史の各段階ではいろんな事情で、ん?という建物も作られるらしい。
翌朝。インターコンチネンタルワルシャワ。面白い形。部屋のカードキーでエレベターの階数ボタンも押します。
バスでまずはワジェンキ公園へ。夏の離宮だった宮殿はナチスドイツによって内部が壊され、美術品も持ち去られたが、現在は修復。国立博物館分館になっているとのこと。美術品はたぶん、完全には戻ってないことでしょう。
本日は公園内を散策するだけであります。
入ります。
説明版。ボタン押すとショパンの曲が聞こえます。
ショパンの銅像。ポーランドではショパン、コペルニクス、キュリー夫人が三大偉人らしい。
北海道くらいの感じでしょうか。サクラが咲いて春が来ました。
続いて旧市街へ。
夏服の上からカシミアのカーディガン。いったいどんなものを着ればいいのか戸惑うお天気。
聖十字架教会。フランスに亡命したショパンは36歳で結核で亡くなります。
遺言通り、姉がその心臓をワルシャワに持ち帰り、この柱に埋め込まれています。
華麗なる祭壇
第二次大戦で1/3が破壊されたそうですが、美しく再建されました。
爆撃跡を保存しています。
旧市街、クラクフ郊外通り(クラクフへの街道筋という意味らしい。昔のメイン道路)を北へ、皆さんと歩きます。
ワルシャワ大学前で、たくさんのテントがあり、催し物が。
日本学科のブース
学生さんが写真に納まってくださいました。
日本語が話せて笑顔のチャーミングな人でした。着物も素敵。
https://www.youtube.com/watch?v=YcoJAqqa95g
手前は日本人留学生らしい。マリアがこう置いて、と将棋を教えている。
いいなあ、若いって。ワルシャワの青春。
ワルシャワ大学。正門?
向かいは芸術系の大学。
マロニエ(赤花)
旧市街。建物はすべて復元されたものらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=ToWVBY4JtcM&feature=youtu.be
堀の上の橋を渡ると王宮が。こちらも復元されたもの。
地元産、陶器店。
素朴なポーランド陶器、日本でも人気だそうです。
旧中央広場。にぎやかです。ここでしばし解散。
https://www.youtube.com/watch?v=xNKgsKOCaeQ&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=ADp4sGZLZDQ
1ユーロ貸してと言った人が、一緒に土産物買いに行こうと私を誘うけど、何のかんのと逃げる。
せっかく一人で来ているので、一人で好きに動きたい。ごめん遊ばせ。
丸いのは絵葉書。郵便局で切手買って日本へ出す。
机がカシ類の無垢材。ヨーロッパの木は成長遅いけど、硬くていい材木になる。
さらに歩いてトイレへ。皆さんを待つ間、向かいの骨董店が気になる。。。。
揃ったところでキューリー夫人生家跡へ。博物館になっているけど、ただいま修復中。
さらに歩いてバスに乗る手前で。社会主義時代の建物のようです。説明してもらったけど…失念。
ポーランドの複雑で悲しい歴史を象徴するような…
続いてバスに乗ってワルシャワから西へ54キロ、ショパンの生誕地、ジェラソブァ・ヴォラへ。
それはまた次回にしたいと思います。
そうそう思い出した。この日の朝、日本の友達から電話。
「**さん、今日暇あ~??」と明るい声で。
「ごめん、今ワルシャワにいるの。通信料高くなるので切るね」
相手びっくり。私もびっくり。帰国してからも「びっくりしたあ」と言われた。
遊びのお誘いだったとか。日本では土曜日の昼過ぎ。聞けば楽しい遊びのはずが、ヨーロッパにいるのではいかんともしがたし。
しかしまあ便利になったものです。とてもクリアに聞こえました。