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京都、名残の紅葉 宝筐院、清凉寺、鹿王院

2018-12-09 | 旅行

さて、12/5の京都弾丸一人旅の続きです。よかったらどうぞ。

宝筐院は紅葉の盛りはやや過ぎていましたが、ものみな盛りばかりを見るものではなく、少し衰え始めたころがなお一層哀れを誘うと、かの吉田兼好も言っております。

やがて来る冬への予感、止め難い時の移ろい・・・時は過ぎに過ぎ、時間を重ねて少女は立派なばあちゃんに。

毎年、花は咲きモミジは散るけれど、同じ年は二度とめぐってこない。これこそものの哀れなりって・・・今日もばあちゃん、変なこと言ってます。

年末が来るのが嫌なので、現実から逃げています。そうじ、片付け、仕事色々、やらないと過ぎて行かない。どうします?

年末嫌い。年初めの事務いろいろも嫌い。冬眠しているうちに早く春が来ないかなあ~

駄言深謝。


宝筐院の続き。奥の方のドウダンツツジ。今が盛り。

小さな葉があまりに鮮やか。赤に夏の緑が隠れている。赤が深い。

しかし、絵の具で混ぜると濁るんですよね。全く同じ色でなくても、原色を使うと、絵の場合、鮮やか。

ドウダンツツジ

こちらもツツジらしい。

静かです。

落葉多数。

モミジに染められた道をたどる。

今日は一人だけど、いつか誰かと歩いてみたい。誰かな・・・

と、いろいろ考えながら次は隣にある清凉寺です。

山門。別名嵯峨釈迦堂。釈迦如来像が有名。嵯峨の立釈迦、讃岐の寝釈迦のあのお釈迦様らしい。

境内広い。嵯峨野めぐりはここに車停めたらいいとある方の情報です。

この付近は余り混んでません。

源氏物語のモデルと言われる源融の別邸跡が10世紀には寺院となり、今に続いている由緒正しい古刹。

紅葉もあります。聖徳太子堂はどこも六角のようですね。

大寺院は、歩くのが大変なので本日は奥まで行きません。奥には紅葉もあるそうですが。

http://kyoto-k.sakura.ne.jp/momiji1112.html

嵐山へ戻ります。振り返るとさっきの山門が。

ここは参道だったらしい。

立派な鳥居の中は野々宮神社と愛宕神社の御旅所だそうで。

祭礼のときの神様の行列がここまで来て休み、また戻る。

愛宕神社は愛宕山山頂の神社ですが、そこから降りるのは大変なので麓にあるのかも。

広島の厳島神社だと地御前神社まで、船に乗って神様がやってきます。広電宮島線を横切るので、そのときだけの踏切があります。普段は閉鎖されているようです。

若いころの二年間、地御前に住んでいたので、あの付近は散歩コース。

ずるずるといろんなこと思い出します。

あちら小倉山?

歩き疲れたので、天竜寺斜め向かいの古民家カフェで一休み。

表通りの喧騒が嘘のような静かな店内です。

向こうは韓国からのお客様。


続いて嵐電で二駅、鹿王院で降ります。

駅からは10分ほど。もうすぐです。

1380年、足利義満が普明国師に建てさせた禅寺。

門は創建当時のもので、覚雄山の額は義満が書いたそうです。知らなかったので見てこなかった。

貰ったパンフ、現地でよく読むべきでしたね。

モミジにばかり気を取られて、扁額知らず。

中にも宝物いろいろ、気が付かずに庭ばかり見ていた私。反省。

鹿王院はまだ続きますが、本日はこれにて。


昨日は、夫親族の家族三人、赤ちゃん一人が姑様のところに来訪。

お弁当持参で来てくれたので、助かった。私はお茶とお菓子の支度だけした。

10か月の赤ちゃんのしぐさに全員が和んで、二時間後解散。

赤ちゃんの持つ力は偉大なり。姑様が赤ちゃんの紙オシメを不思議そうに見ているので、「小さいですね」と言ったけど、分かったのかしら。

大人用のオシメに見慣れているので、とても小さくてかわいく見えた。