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「マチネの終わりに」的・・・

2019-11-10 | 随想

本日、夫は姑様の施設訪問、親せきの墓参、別の親せきの施設訪問などと忙しかった模様。

私は行かない。夫の親族のことで私に余計な負担かけない。私も口出しもしない。次第にそういう流れになってきた。こんなことはそれぞれのお宅でいろいろでしょうが、とりあえず我が家はそう。


「マチネの終わりに」が思いのほかアクセス数が多かった。

うーーーん、似たような経験、みなさんおありなんでしょうか。

続き希望のご意見もあったので、その後のあれこれを。

災厄は常に一本の電話から始まる。40歳のころ。

病気の相談。それは名目。ほんとは話したいだけ。携帯のない時代は固定電話に掛けるしかなくて、どの家もたいてい主婦が出る。それが悶着の元。

人の夫を君を付けて呼ぶ軽いノリで。20年以上のブランクがあれば、まず挨拶からでしょう。私は全然懐かしくないので、こちらも必要最小限の対応で夫に取り次ぐ。

それからしばらくして、自分の勤め先の封筒遣って、自分の名前は出さずに手紙が来る。私は探し物していて、見慣れぬ封書をつい開いてみたら、私の悪口を縷々書いていましたね。そんなもの、すぐに捨てるべきなのに、見たのは私の過失だけど、置いておくのも悪い。私信ならもちろん見ませんよ。茶封筒の公的な機関からのもので、処理しないといけない事務的な連絡とばかり思ったので。

悔しいので大喧嘩しましたね。

毎年の年賀状には必ず気を引く一文があるのも気分悪かったけど、正月早々ケンカしたくないので、ずっと我慢。年賀状のやり取りくらいで目くじら立てる必要ないと思って。

年賀状はお正月のこたつの上にあり、家族の目に触れやすいもの。それを見越してアピールしていたのかと、気持ち悪かった。

喧嘩の後、年賀状は出さないと約束したのに、来たからまた出すうちに復活したと言うので、思いっきり頭に来て、ある年の元旦、夫の目の前で破いて石油ストーブで燃やしてやりました。

目の前で立ち昇る焔。メーラメラメラ!!

何するん!!火事になるーーー!!とうろたえる夫。まあ、火事にはならずすぐ消えましたけどね。ふん。

で、私は気が済んだので、兼ねて欲しがっていたアンプ15万円を買ってやりました。お金は本人のだけど。

昔の彼女は、誰の付き合いにでも必ず首突っ込んで壊しにかかる、自分の方を振り向かせたがる困ったちゃん。でも、自分も結婚してるのにもうそれはないんじゃないの。昔のサークルの友達としての付き合いとの線引きは難しいけど、夫にはもう少し毅然としてほしかった。

男は(夫は)だいたいこういうところは緩いですね。ちやほやされて悪い気しないのが男。でもこちらは思い切り気分悪い。気分悪いことはやめてもらわないと。あまりしつこく言うと嫌がられるので、単純明快、単刀直入、自分の言いたいことだけ伝える。これは本気だと相手に伝わる迫力で。


前に付き合っていた友達が、一時、とても悩んでいることがあった。何時間も打ち明けられたことも。

高校の同窓生でグループ作って毎日曜日、ゴルフに行っている。男性数人に女性が一人。彼女は未亡人でとても人気がある。車を出す友達の夫が最後に彼女を家まで送っていく。それがとても嫌だと。嫌だと言うと、付き合いに口出しするなと怒られると。

気の毒だった。

そりゃ、女性は楽しいでしょう。複数の男たちにちやほやされて。でも家にいる奥さんたちがどんな気持ちか、ちょっと考えてもいいのでは。

その後どうなったか、知りませんが、うまく解決したでしょうか。

映画から広がるお恥ずかしい話いろいろ、失礼しました。


映画「マチネの終わりに」を観る

2019-11-10 | 日記

昨日午後から八丁座で。イオンシネマなら車停められるけど、あえて繁華街へ出かけて街の喧騒に触れてから映画館へ。

連れ合いは家から徒歩で。映画館のロビーで待ち合わせると言うのがレトロ。観る私たちもすでにレトロの領域。

私は本を三年前に読み、夫は予習で二日前に読了。小説は心理描写、女同士の駆け引きなどもっと複雑だそうですが、私は記憶の容量に限界があり、詳細忘れている。

読んだ時も、映画見ても特に強烈な印象だったのは、別れの偽メール送ってその携帯をわざと水没させ、恋人の仲を裂いて、ギタリストの妻になるマネージャー女性。

そんなにまでして人の恋人を取って結婚して子供まで産んで…現実にこんなことしても、私なら罪悪感に押しつぶされそう。そういう悪事はえてしてばれるものです。

人の旦那さんや恋人を取っても、必ずどこかでしっぺ返しがあるもの。人生、いいことも悪いことも自分のしたことだけが自分に返ってくるって言うじゃありませんか。

いい循環を心掛けたいものです。

とは言え、本当に好きならどんなことをしても自分のものにする。一途なその気持ちも大切とは思いますが、卑怯な手段はどうでしょうか。よくないと思います。

何を隠しましょう、この私、昔、付き合ってた子を取られそうになりました。20歳の頃。こんなくだらないこと、ここで書いていいかどうかわかりませんが、まあ一つの話として。

その人は高校時代、私の親友だった人。彼氏はこういうことがあったと正直に(たぶん)話してくれたので、私は怒るよりも、そうなんだあと思うだけ。それは私が優位に立った余裕の心。彼女は自分のしたことが私に知れていることを知らないと思う。いまだに。今は同窓会で会うだけのお付き合い。でも楽しく話します。この年になればね、いいこと悪いこと恩讐の彼方へ。

そう言えば、今の同居人(=通称夫)と付き合い始めたころ、またまた別の女の子に取られそうになった。私はよくこういうことがある方かも。なんでかな。その方、女として自分の方が格上と思っていたのかな。そうかもしれんけど、知らんがな。

もともと同じサークルだった人。私と同居人が話していると、必ず割り込んできて、強引に話を持って行く人。女として格下の私が付き合ってるのが許せなかったのか、ある時わが同居人を呼び出して、夜道を歩くとき、どんどん寄ってきて歩きにくかったと、これまた正直(たぶん)に話しておりました。ふーーーん、なるほど。

こんな話膨らませると小説になるのかな。

映画見て、久しぶりにいろんなこと思い出した。長い一生、出会える人はどの人も大切に。嫌なことされても、それも懐かしいエピソード。そう思わないとやっていけない。そう思えるよう、頑張ります。

夜道の彼女ですか…結婚後も電話で病気の相談してきたり、私の悪口書いた手紙を夫の仕事場へ送ったりと(紙に書いたものは必ずばれる)、その後もしばらくご縁が続きましたが、それも今となっては遠い景色。もてたい人は自分に夫がいても、人に奥さんいても関係ないようですよ。今思い出してまたちょっとむかついた。生きてますか~。


映画の後、デパートで夕食の追加にいろいろ買って、昨日は帰宅。宵の口寝てしまって、夜中にパソコン立ち上げたら不調だったけど、サインアウトしたら元に戻った。よかった、よかった。


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