子供の頃、大好きだった”オズの魔法使い”
四季大好きのAっこさんが、苦労してとって下さった席は、最前列、真ん中でした。いつも、ありがとうございます。パンフレットは、四季の会員のT木さんに買って頂いたので、割引でした。ありがとうございました。
<ストーリー>
人間と動物が同じ言葉を話し、ともに暮らしている自由の国「オズ」。ここにある大学で、2人の少女が出会います。一人は、緑色の肌と不思議な力を持って生まれたエルファバ。もう一人は美しくキュートな人気者のグリンダ。性格も外見も全く異なる2人は次第にお互いを理解し合い、友情を深めていきます。
しかし平和なこの国に異変が起こります。次々と動物が言葉を失っていくのです。エルファバは、動物達のために戦うことを決意しますが、逆に「悪い魔女」として追われることになり、一方グリンダは国を救うシンボルとして祭り上げられます。こうして、お互いを思いやりながらも、2人は自分の信じる道を歩き始めますが・・・。 (頂いたチラシより)
「ウィキッド」は、大好きだった「オズの魔法使い」のお話の”前”のお話。
ただ、変なの!と思って読んでいた”脳みそを欲しがるかかし”、”心を欲しがるブリキの木こり”、”勇気を欲しがる臆病なライオン”、彼らのなぜ?が、しっかり描かれています。
2人の女の子、エルファバとグリンダ、大事なところで見え隠れする2人の友情。哀しいような嬉しいような・・・。”悪い”とか”良い”とかは、決めつけたり、簡単に判断してはいけないなあと思いました。できれば、物事の”真実”みたいなものをきちんと見られる人になりたいです。
四季の舞台は、演じる方々の素晴らしさは、言うまでも無く、音楽も(生演奏なのです。)衣装も(色、素材、形、なにもかも凄い!)大道具、小物も(動く乗り物あり、杖やバッグ、衣装、帽子など、ひとつひとつが芸術品です。)本当に、素晴らしいものばかりです。私が、一番好きなのは、照明です。”光”があたれば、必ず”影”ができます。その影のでき方がとても綺麗で素敵で、その美しさは、言葉にできそうもありません。
知り合いの娘さんが、長年の夢を叶えて、劇団四季の衣装部みたいなところに入ったそうです。そんなお話を伺っていたので、今回は、妙に細かいところに目がいってしまった場面もありましたが・・・。この娘さんのことを考えると、いつも、吉本ばなな氏が、
”子供の頃から、この仕事がしたい、と思っていて、努力して、就けない職業なんて無いんだ。”
と言っていたのを思い出します。劇団四季で働きたいと初めて聞いたときは、”夢”みたいなことを言うなあと思いましたが、小さなことを積み上げていって、本当にしていくところをみて、陰ながらエールを送りました。これからも、頑張ってね。
子供の頃、この「オズ」と共に「長靴下のピッピ」も大好きでした。特にネルソンさんが・・・。ドラマも好きで、今でも、♪チョラホップチョー、ララララ、チョラホップサンサ~♪と時々歌ったりしますが・・・。(もしや、年がわかってしまうかも?)
妙なことを忘れずにいたりしますね。