片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

Biz/Browserをハンディターミナルで利用するときは要注意

2007年06月29日 | Biz/Browser
カシオのDT-950を使った倉庫業務が大成功している。入庫、出庫、配送ラベルの貼付などが、瞬時にできる。サーバは全国で一ヶ所にあるだけ。無線LANが届かない物陰でも作業は継続できる。プログラムのメンテナンスは一瞬。Biz/Browserを使うと、現場が完全に満足できるシステムが作れる。
しかし、Biz/Browserは万能ではない。DT-950や新しく出るDT-X7のような端末は、パソコンとは違う。画面が小さい、CPUの性能が低い、メモリーに制限がある。作業環境が悪い。レスポンスは命。モバイルプリンターとの連動。などなど、総合的に留意して慎重に設計、プログラミングをする必要がある。
実は、昨日、ハンディターミナルでBiz/Browserを使ってパフォーマンスが出ないというユーザと、それよりスペックの劣るハンディターミナルで、まったく問題の無いアプリケーションをBiz/Browserで作ったという会社を引き合わせた。この会議は目からうろこだった。
きっとBiz/Browserをハンディターミナルで使ってうまくいかず、Biz/Browserはダメだと決め付けてしまっている会社が、何社もあるに違いないと思った。このソフト会社のノウハウをなんとか多くのBiz/Browser利用会社、リッチクライアントをWindowsCEやWindows Mobile(Windows ケータイ)で使っているソフト会社に教えてあげたいと思った。すくなくともどういうことに注意しなければならないかをお伝えしたい。そして、それはBiz/Browserでは解決できるのだということを。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿