片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

超高速開発とリッチクライアントBiz/Browserの関係

2014年06月21日 | Biz/Browser
超高速開発ツールが、今とても脚光を浴びている。
見果てぬ夢が現実になってきたのだ。

所期開発こそベンダーの力を借りるが、その後のメンテナンスや機能拡張は社員でもできる。
いちいち見積を取らなくても2,3日でできてしまう。

実際こんなことがあった。
これまでベンダーにすべてお任せだったので、画面の一文字直すのも見積を取ってといったことで、とてもビジネスのスピードにシステムがついてこられなかった会社が、思い切って超高速開発ツールを基幹業務に採用した。

超高速開発は、原則ノンプログラミングだ。
だから早くできるし、直すのも簡単だ。
しかし問題がないわけではない。
見積などの複雑な画面操作を必要とするような業務においては、自動生成された画面で対応するのは難しい。
もちろんできないことはない、しかし、ここでこういう操作をしたいといったことが簡単に実現できるかどうかは疑問がある。

私は超姑息開発ツールは非常に素晴らしいし、ぜひ使うべきだと思っている。
しかし、毎日画面に向かって仕事をしている人のことを考えると、私は何ともやるせない気持ちになる。
提供側の利便性だけでシステムを考えたくないのだ。

超高速開発ツールを使ってシステム構築された方にお願いしたい。
開発後1年くらいしてから、ユーザ部門の担当者とじっくり話をして欲しい。
ほんとうはどんな操作性であって欲しいのかと。
慣れてしまって、これでいいですと言うかもしれない。
でもそれは、諦めて慣れてしまったケースが多い。
画面の操作性の良さは、仕事の生産性ややる気にも影響する。

本稼働してから、もう一段操作性のよい画面を提供してあげられたら、さらに喜ばれると思うのだがいかがですか。

Biz/Browserでできる画面はこんな画面です。ようつべ

Biz/BrowserについてはYoutubeをご覧ください。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高速か姑息か (うがい)
2014-06-28 10:18:32
なんだか怖い
返信する
姑息なツール? (なるほど)
2014-06-29 21:37:58
姑息なツールなんですか、怖いですね
返信する

コメントを投稿