今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

私が長年愛用している家計簿

2018-02-02 07:19:03 | 暮らし

二日間の遠方への外出で、疲れ切ってしまった私ですが、何とか元気を回復。

叔母の葬儀の余韻に浸りながら、月末ゆえ、昨日は家計簿の収支の決算をしました。

この家計簿は、亡くなった叔母を思い出すよすがに、今後はなることでしょう。

このことについては、後で触れることに致します。

 

今月も、収支は予定通り。

節約の甲斐があり、十分な黒字で終わりました。

一月は一期分の固定資産税と、火災総合保険を一括で支払う月ですが、この金額は12等分して、家計簿に私は記帳しています。

余剰金は、貯蓄、旅費、保健衛生費(化粧品等の経費もこの項目に入れています)その他の娯楽費、の四つの項目の予算に上乗せする感じで、私はいつも振り分けます。

けれど、計算するたびに、月末の残高として出る数字が異なり、次第に頭が混乱してしまう私。

決算の家計簿をつけているときほど、自分の頭の悪さを痛感する事はありません。

婦人の友の家計簿と当座帳を自己流に使用もし、内容が複雑化してしまっているからでしょう。

 

 

遺族年金暮らしなのに、よくお金が残るわね?と不信を買いそうですが、私は見栄を張って嘘などついているわけではありません。(笑)

本当の事です。

私が日ごろ、無駄な出費をしないように、精いっぱい心掛けている成果だと思っています。

食材のような日常品と、化粧品のような必需の美容代以外、めったに買い物はしませんから。

多少高価でも、良質のものを買うスタンスは今も変えていませんが、それも年間の予算の範囲内で収まるように、しっかり計算したうえで、購入します。

衣類費が時々赤字になりますが、そのような時は、その赤字を埋めるまで、新しい服は買いません。

私の予算生活は徹底しています。

 

私の今の収入は、夫がいたときの半分以下。

夫のアメリカ年金がほとんどいただけるといった幸運もあり、一般の方の遺族年金よりは多少は多いかもしれません。

主人が亡くなり、夫の国民年金は消え、厚生年金の四分の三と、私のわずかな国民年金、それに夫のアメリカ年金。

他に多少の手当てがあります。

それをすべて合わせると、夫婦の平均年金受給額より、数万多いくらいでしょうか。

夫は、企業年金の収入が厚生年金より多いくらいでした。

ですから、その企業年金を全くいただけなくなった今、私の生活費は激減しています。

でも先程も記しましたように、贅沢や無駄をしなければ、十分暮らしていけます。

 

 

過去にも記事の中で触れたことがありますが、私には云十万の家賃が副収入で入り、老後の暮らしは悠々自適に送れるはずでした。

50代の後半に、マンションを購入し、手付まで払っていましたが、結婚を目前にした長女夫婦が、そのマンションを大変気に入り、結局二人が新居として買うことに。

その後に待っていたのは。いくら後悔しても悔やみきれない、私の愚かな行為でした。

その千万単位の多額のお金を投資に回し、水泡と帰しててしまったのです。

 

今でも、たまに、その家賃の副収入があれば・・・・・・、と思い、チョッピリ情けない気持ちになることもありますが、如何に悔やんでもどうにもならない事。

割り切りと諦めは早い私です。

娘達に、この件の隠し立ても、一切していません。

ですから、今の私は、現状を自然に受け留め、遺族年金の収入の範囲内で、慎ましく暮らすことに、何の不満もストレスありません。

そして、今の私の暮らしをしっかり支え、応援してくれているのが、婦人の友の家計簿と当座帳です。

 

 

今回の記事の話題に、家計簿を取り上げたのは、月末ということもありますが・・・・・・。

それ以上に、亡くなった叔母への感謝の気持ちから、と言っていいでしょう。

実は、この家計簿を薦めて下さったのは、叔母さまだからです。

叔母は、この家計簿を発案した羽仁もと子の書籍が母体となり結成された「婦人の友の会」のj会員で、長い間いらっしゃいました。

そして、若い頃から色々と活躍してこられたのです。

 

家計簿以外に、当座帳、主婦日記、婦人の友、その他色々主婦向けの書籍が刊行されています。

とてもためになる充実した内容です。

私は今後も、認知症を患わない限り、この家計簿のお世話になり、堅実な予算生活を送りたいと願っています。

私の人生で巡りあった良きものの、屈指に入るこの家計簿。

薦めて下さった亡き叔母さまのご冥福をお祈りし、改めて、心からの感謝と敬意を、表したく思います。

2月2日朝からの記述

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