今年の冬から春への移行は、少々荒々しかった、と言えるのではないでしょうか。
冬から春への移り変わりの表現は、実に色々。
風流な言い回しが、たくさんありますね
春の気配、春浅し、風光る、春立つ等々。
でも今年は立春を過ぎても、幾度も真冬のような天候に見舞われ、戸惑う事、再々でした。
そのためか、桜の開花もいつもより遅くなったようです。
私は体調は今一つなので、今年のお花見は半ば諦めていたのですが・・・。
それでは、やはり何だか心残り。
高齢の私は、あと何度、桜の花を愛でる事が出来るでしょうか
そう思うといたたまれず、重い腰を上げて、次女とお花見に出かけてきました。
お花見の場所をどこにするか?
体調がまだ万全ではないので、近くが希望。
でも、近くとなると、その場所が娘も私も思いつかない。
私が住む街は、電鉄会社が切り開き出来上がった街ですが、その歴史は浅い。
一時期は、この沿線に住み、横文字の会社に就職することが若い人たちの憧れ、と言われた時期もありました。
今も、それ程の人気があるのでしょうか?
でもいわゆる新興都市で、歴史が浅いため、名所旧跡が少ないです。
桜の名所と言われるようなところも、ほとんど見当たりません。
私が、我が家に割と近くて、唯一思い出せる場所と言えば、恩田川の桜。
5~6年前、ロス時代の親友Kさんが、車で連れてって下さったお花見スポットです。
それで、お花見場所が思い当たらず、迷う次女に、この場所を伝えました。
次女は、全く知らない所でしたが、たまたま友人が、私たちがお花見に行く前日、
ラインで、その恩田川の桜の風景を、送って下さったようでした。
娘のスマホの画像は,見るとうっとり!
それほどに美しいのですが、この画像は、私のカメラで
それを写して載せたものです。
そのため、実際とはまるで違います。
それでMちゃんは、私を案内するために、当日の早朝、電車にわざわざ乗って、その場所の下見に
出かけてくれたとのこと。
その恩田川は、我が家から車で数十分で到達できますが、その町は東京都に当たるとの事。
私の住む区で検索したので、どうしても見付けられなかった、と言っていました。
何とMちゃんは、早朝、その河岸でランニングを愉しんだようです。
最近から、会社の希望者で、お昼休みに、皇居の周りをランニングで一周するのを日課にしているとかで、
走ることに慣れているようでした。
お花見の日の早朝は、恩田川の空模様は晴天で、最高に気持ちよく過ごせたようです。
写真を見せてもらうと、その美しさは、神々しくさえ感じられる程。(上の画像です)
しかし、その後のお天気は下り坂。
雨迄ぽつぽつ落ちてきて、何とも残念。
青空の下、咲き誇る最高に美しい桜を眺める事は叶わなかったけれど・・・。
体調が万全と言えないながら、お花見ができた幸せを、今は噛みしめています。
Mちゃんと、わざわざ送り迎えをしてくれたお婿さんのHさんにも、心からのお礼を言いたいです。
お礼の印に、お昼は中華レストランで、私がご馳走しました。
花吹雪の川沿いの歩道
長女夫婦は新婚当時、目黒川沿いのマンションに住んでいて、その当時は孫のお守りで日参する程、私は元気でした。
そして桜の時期は、お花見を毎日楽しめましたが、私は桜より、瑞々しい葉桜の季節に一層心惹かれたものでした。
でも高齢になると、桜の季節には、特別な感慨を抱くものですね。
あと何回お花見を愉しめることでしょう。
今では、掛け替えのない貴重なひと時に思えています。
来年の桜も、元気に見られますように。
とても貼りやすくて、最近はお風呂上りに必ず使用しています。
このためか、肩懲りも随分収まってきました。
これも何だか良さそう・・・。
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