我が家の孫たちの私の呼称は二通り。
おばあちゃんと言う子もあれば、ばあばと呼ぶ子も。
大変なおばあちゃん子だった娘達は、「おばあちゃま」でした。
今は、「ばあば」が主流なのではないでしょうか。
私の孫では、長女家の孫娘だけが、私のことを「ばあば」と呼びます。
孫の中で、一番天真爛漫で明るく、それでいてなかなか魅力的です。
東洋的美人かしら?
この桜ちゃんが、とんでもないハプニングを我が家にもたらしました。
クリスマスが目前、学校が冬休み前のことです。
最近ネットで注文したカレンダーのフォトです。
フォトの清々しい明るさが、青春を謳歌するさっちゃんの雰囲気にピッタリ。
そんなある日のこと。
私は体調が芳しくなく、次女宅で共に夕食をする週末でしたが、それも断り、床に就くために早目の入浴を済ませたばかりの時でした。
二階の寝室に行くのもおっくうで、ファミリールームにお布団を敷いていました。
一人暮らしゆえできる事で、お話しするのも恥ずかしいですが。
ファミリールームが大好きな私は、将来具合が悪くなれば、ファミリールームの窓辺にベッドを置いて暮らしたいと思っているほどなんです。
寝る準備も完了といったところに、携帯のベルが鳴りました。
九時前のことだったと思います。
今の時間、何事?と思い、手に取って耳に当てると、聞こえてきたのは中三の孫娘、桜ちゃんの声。
「ばあば。桜です」と。
「おばあちゃん」だったかもしれません。
珍しいことでしたし、こんなに夜遅く、何の用事でしょう。
その後、話した内容が、あまりに突飛で、私はびっくり仰天。
「今夜泊めてもらえないかしら。友達が四人一緒なのだけれど。
泊めてもらうだけでいいの。迷惑は絶対かけないから」
と。
そのように言われても、私は就寝する直前の身。
体調もよくなくて、自分の体を持て余し気味の時でした。
でもかわいい孫の頼み事です。
とても受け入れられないことと思う一方で、そんな甘え方をする孫が何だかとても愛おしく感じられました。
迷いは当然ありました。
ご両親の了解を得ているのかしら?
等々・・・・・・。
幸いにも、クリスマス前で、居間には大きなクリスマスツリーが飾られ、瞬くイルミネーションが、実にきれいでした。
お客様を迎えるには最適の雰囲気。
中学生であれば、きっと喜んでくれることでしょう。
ツリーの横、空調の前に仮の寝床を作り、夜を徹しておしゃべりに興じた子供たちです。
けれど私には、彼女たちの来訪を待つ気力も体力も残されていませんでした。
ですから、さっちゃんに言いました。
「なにもかまって上げられないわよ。
床に就くところだから、もうおばあちゃんは寝ます。
それでも良ければ、来てもいいわよ。
お布団は、二階にあるからね。
お茶とお菓子の用意だけはしておくから」
と言いました。
「それでいいの。
夜を徹しておしゃべりしたいだけなの。
お願い、ママには内緒ね。
ママにお願いしたら、お兄ちゃんが勉強しているからダメと、断れられてしまったの」
このようなことを受け入れていいのか、まだ迷いもありましたが、OKを出してしまった私です。
その後、すぐ寝床に就いたものの、余りのハプニングに、私は気持ちが高ぶってしまって、なかなか寝付けません。
うつらうつらしたままで、一時間後くらいに目を覚ましましたが、まだ、子供たちは我が家に到着していないようでした。
さて、その後の展開は。
この続きは次回にまたお話しさせていただきます。
ライフスタイルとシニアブログのランキングに久しぶりに参加させていただきました。
応援のクリック、ポチッをいただけますと嬉しいです。
ご訪問、有難うございました。
ありがとうございました。
花のように泉のように