今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

久しぶりの長女宅訪問 お誕生会

2015-04-26 08:37:24 | 家族

 今日は、「久しぶりの長女宅訪問」の最終章です。

始めはお誕生会の様子のみ綴る予定だったのですが、なぜか走馬灯のように、過去の想い出が脳裏に蘇り・・・・・・。

そのことを、心の赴くままに書いてしまいました。

途中、中略や記事を丸ごと公開前に削除したり、とブロガーとしてちょっと恥ずかしい行為も犯しました。

何とか無事にお誕生会の記事にたどり着けて、一安心。

私の単なる気まぐれです。

 

 

さて先日、長女宅で開かれたお誕生会の主役は、長女家の孫娘さくらちゃんと私。

お誕生日をさくらちゃんは3月に、私は4月の初旬に迎えたところです。

そういえば去年の今頃、長女夫婦が挙式したホテルで、家族が古希のお祝いをしてくれました。

未だにその時のことが、素敵な特別な日として想い出されます。

70歳を過ぎると、さすがにお誕生日には、嬉しいといった感慨はあまりなく、かえって厳粛な気持ちにさえなるようにも。

孔子の言葉を借りるなら、「五十にして命を知る」ではなく、私は七十にして、その境地になりつつあるのでしょうか。

残る貴重な余生を、指折り数えたくなってしまいます。

だからこそ、今後は一年一年を、悔いが残らないように、命を慈しみ、大切に過ごしたいものと。

 

木のおもちゃで楽しそうに遊ぶ孫たち

 

 その点、さくらちゃんのお誕生日は本当に羨ましいです。

洋々たる前途には、夢がいっぱい。

いろんな可能性にチャレンジし、もちろん失敗もたくさん経験し、それを踏み台にして成長してほしいものです。

 

今は、六年生になったばかりで、まさに受験生の試練を受けているところ。

優秀だったママ、パパと違い、お勉強は低空飛行。

クラスの男の子に、「T大純潔バカ」といわれているとか。

親たちの卒業大学を皮肉っての冷やかしのようです。

 

六年生になってもピアノのお稽古は継続中。
腕がめきめき上達しているようです。

 

子供の世界って、結構厳しくて残酷ですよね。

でもさっちゃんは全く気にしていない様子。

「全然気にならな~い」とけらけら笑っています。

 

それを見て、この子は大器晩成型で将来は大物、と飽くまで祖母の私は、孫びいき。

事実さっちゃんは、幼い時から頭の回転がとても速い子でした。

成績が不振なのが、不思議でならないばぁばです。

お兄ちゃんのR君のように、意外な合格もあるやもしれず、一縷の期待を抱くことに致しましょう。

 

長女のMちゃんは、腕を振るってお料理中。
妹のMちゃんもお手伝い♪

 

バースデーケーキとプレゼントが登場するお誕生会のクライマックスの前に、大人同士の会話も弾みました。

実にいろいろな話題で花が咲いた若夫婦たちと、私たち。

その内容は、既に記憶がおぼろですけれど、私が関連した事はよく覚えています。

ちょっと恥ずかしい内容ですが、かいつまんでご紹介しますね。

 

若夫婦の間で、「ヒエラルキー」という言葉が出たときの事。

私が、「ヒエラルキー」ってどういう意味だったかしら?と臆面もなく尋ねました。

すると長女のお婿さんが、「お母さんって、意外とボキャブラリーが貧弱なんですね~。階級制、という意味ですよ」

とのたまいました。(笑)

彼の言う通り、ボキャブラリー不足は甚だしく、教養も浅い私です。

彼の口の悪いのは今に始まったことではないので、動じることは私は全くなく、素直にその言葉を受け入れました。

 

 

そのあと、隣に腰かけていた次女のお婿さんに、最近読了した「博士の愛した数式」の感想を、私は述べました。

「博士と家政婦親子の三人の、心温まる交流と人間模様を、私はおそらく一生忘れないと思うわ。

そのくらい、印象深い本だった。

小野洋子さんの文章も、とても素直に私の心に沁みて、惹かれる文体だったわ」

と。

すると彼が、

「僕もその本は読みましたよ。

他にも読んでみたいと思って、彼女の本を数冊読んだけれど、結構薄気味悪い内容なんですよ。

僕は、好きでしたけれどね。」と。

薄気味悪い内容だなんて、私には意外なことでした。

「博士の愛した数式」は登場する人たちのとても細やかなな心遣いが心を打つ、優しさ溢れるストーリーだと思ったからです。

 

 

 

そして今は、、また角田光代の本を読んでいる事も伝えました。

このブックカバーの宮沢りえの衝撃的な表情を新聞広告で見て、何を意味するのか興味があったから、と。

でも前回と同じように、この人の文章は、私の性には合わないのかもしれない。

小野洋子さんの文の方が好きだわ、と言いました。

 

「じゃ~僕の本を貸してあげますよ」と。

「私は、人から本は借りられないの。

自分が知っている言葉でも、なかなか日ごろ思い付かない言い回しは、全部印をつけているから」

と言いました。

「構いませんよ、返さなくていいですよ。」と彼の親切な言葉が即、返ってきました。

 

 

 

 

すると長女のお婿さんが、

「お母さん偉いな~その年で、まだそんな努力をするんだ」

と先ほどは呆れた言葉で私をからかった人が、今度は嫌に素直に褒めてくれました。

さっきは失礼なことを言ったと、良心がちょっと咎めたのかしら。(笑)

 

若夫婦同士の会話は、いつも盛り上がり、内容もとても豊か。

仕事にも関連した社会的な話題も多いです。

私にはとても新鮮で、会うたびに心から愉しませてもらっています。

 

 

旦那さまは、長女宅に向かう車中の姿勢が少々体に応えたのでしょう。

ゆったりした大きなソファーに体を沈めるようにして、夕食の準備ができるまでは休んでいましたが。

夕食時は私達の会話に積極的に参加し、若夫婦とのお喋りを、愉しんでいました。

寡黙な人ですが、語る内容は、いつも新鮮でユニーク。

家族の傾聴に値するのですよね。

陳腐なことしか語れない私とは大違いです。(笑)

 

夕食後は、いよいよバースデーケーキの登場で、主役のさくらちゃんと私はプレゼントをいただきました。

私は、一生懸命四点の小物を選んで、さくらちゃんに贈りましたが、その写真を撮るのを忘れてしまいました。

小さな木製の丸い置時計、さわやかな絵ハガキが差し込まれた木枠の写真立て、ミニプランツ、香りグッズでした

そんなわけで、今回はプレゼントの公開は簡単に。

 

娘たちからの贈り物は、下の画像の通りです。

長女がくれた蒸し器は特に嬉しくて、蓋が透明なのが有難いわ~

他にエプロン、次女からは化粧ポーチとスイス出張のおみやげでした。

本当にありがとう。

 

 

久しぶりの長女宅でしたので、次女宅と同様にインテリア関連の画像も載せようと思っていたのですが・・・・・・・

長女夫婦は、マイホームの設計時と家具を選ぶときに、住まいへのエネルギーをすべてを使い果たしてしまったようです。

素晴らしいモダン建築で、それにふさわしい家具を揃えるところまでは、私の想像以上の頑張りで感心したものですが、

その後、全くお構いなし。

これではあまりに素敵なマイホームがかわいそ~

 

次女のように、もう少しインテリアに気を配ればいいのに、といつも思うのですけれどね。

そのために、よい被写体が見つけられなくて、少々残念でした。

それで、新築後まもなく、ある住宅雑誌に載った長女家の住いの写真を一部載せることにいたしますね。

 

 

 

私の誕生日はともかく、新しい年はちょっと厳しいさっちゃん。

でも天性の明るさで、軽やかに受験期を乗り切ってくれることでしょう。

合否は、神さまの采配にまかせ、全力を尽くして臨んでほしいものです。

ママは、それが一番の問題、といいそうですけれどね。

 

追記

載せた自分の顔の画像がクローズアップ過ぎて、どうにも落ち着かず、なんだか恥ずかしくなってしまいました。

ごめんなさい。

削除します。

 

 

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