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今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

非情な水害の報道に心は沈む一方でした 

2019-11-04 06:50:31 | 備え

10月19日記述の日記

 

思いがけない水害の夥しい被害で、報道機関のニュースはそれ一色。

夫が居るときは、テレビはまるで見なかった私でしたのに・・・。

最近は報道番組がほとんどながら、テレビに釘付けになることがよくあります、

 

この度の水害のニュースもそう。

息を殺してまで見入り、自然の非情な猛威に、茫然。

被害に遭った方々が、気の毒でなりません。

 

歳を重ね、心の耐性が弱くなってしまったのかもしれません、

報道を観ていると、鬱になってしまうのでは、と心配になるほど、心が沈んでいきます。

被害を受けた当事者でもありませんのに、なんて弱虫な私なんでしょう。

 

氾濫寸前のような、ネットから拝借したこの河川の画像。
本当に恐ろしい。

 

一方、被害を受けた当事者の方達の、何と逞しい事。

目の前の厳しい現実にも冷静に立ち向かい、泥水の処理や片付けに精を出しておられる。

記者の質問に、時に笑みさえ浮かべて応えられる。

弱虫の私には、その方たちの姿は、神々しくさえ映ります。

 

東日本大震災の時にも、日本人の克己心、忍耐力、礼儀正しさなどが、世界中で絶賛されたけれど・・・。

私は、そんなに強くなれそうにありません。

こんな私でも、その渦中の人になれば、別人のように逞しくなれるのでしょうか。

 

最大級と言われた台風が関東地方直撃の日、私が採った行動は、早く床に就くことでした。

夫もいない、一人暮らしの身。

怖くてなりませんでしたから、眠ってしまえばその恐怖から逃れられる、と思いました。

意外と、私は強心臓なのか・・・。

七時過ぎに床に就き、12時半に目を覚ますまで、一度も起きずぐっすリ熟睡。

 

真夜中に目覚め、すぐ居間の窓から外を見たところ、庭の樹木の葉一枚そよいでいませんでした。

その不自然な静寂に、台風の目を疑った程。

娘や妹の話によると、21時ごろが一番風雨がひどく、恐怖を覚えるほどだったとのこと。

 

私はよほど深く眠り込んでいたのでしょう。

身に覚えが全くなくて。

嵐の恐怖から逃れられたので、床に早く就いたのは正解だったのかもしれないけれど。

妹には、「それではいざというときに、逃げられないわよ」と。

確かにそうですね。

 

 

我が家は、水害の心配は全くない立地です。

ハザードマップの中に家があれば、当然、避難用具をすべて身近に置いて、いつでも逃げられる準備をしたのかもしれません。

ハザードマップは、実に正確にできているようですから。

それなのに、その地域の水害対策をほとんど何もしてこなかった、政府や行政の怠慢を思わないではいられません。

 

我が町にも大きな河川がありますが、氾濫はしませんでした。

嵐が過ぎ去った後、ほとんど間を置かず、その理由が、氾濫した多摩川と比較して述べられたレポートが、ネット上に掲載されました。

過去には幾度も水害を起こした河川とのこと。

そのたびに、遊水池を作るなどして、治水対策を講じてきた結果、この度は難を逃れられたようです。

利根川も、その様ですね。

このレポートを読んで、この度の水害は、自然の猛威に因ることとはいえ、人災でもある。と私は思いました。

 

旅先の小諸城址から眺めた、穏やかな千曲川の風景です。

 

前にもこのブログで主張したことがありますが、経済対策も外交政策もむろん大切です。

けれど、自然災害への対策はそれ以上に重要。

尊い人命にかかわることですから。

その課題に、叡智を結集して、もっともっと真剣に取り組んでもらいたい。

切にそう思います。

 

最後になりましたが、被災された方々と犠牲になられた方々のお見舞いとお悔やみを心より申し上げます。

復旧にこぎつけるまでのご苦労を思い、言葉がありません。

どうか、お体に気を付けて、頑張ってください。

 

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自然災害に思う

2019-09-17 07:06:11 | 備え

相変わらず自然の猛威による災害が後を絶たず、心が痛みます。

千葉県には私の母方の親戚が多いので、心配でなりません。

江戸時代から続く商家で私達は本家と言っているのですが、水も電気も必要でしょうから、今どうされているのか。

世代が変わり、今はお付き合いがほとんどありません。

ですから、お見舞いの電話もしていませんが。

営業が無事に営まれる環境が確保されていることを、祈るばかりです。

 

当たり前のように、日々電気の恩恵を受けて暮らしている私達。

それが長きに亘り途絶えた暮らしなど、私には想像もできません。

皆様、どんなにお困りでしたでしょう。

ご苦労をお察しして、余りあるものがあります、

 

 雨の日の我が家の庭
夏の間は、お水をかけるだけで、ほとんど放置。
無慈悲な庭主でした。

 

天候が秋らしくなってきたことで、多少は救われたお気持ちでいらっしゃるのかもしれませんが。

さぞお疲れでしょう。

お体をくれぐれも大切にして、何とか今の艱難を乗り切ってくださいね。

  

それにしても電力会社も、次から次へと難題に直面し、大変なことだと思います。

実は、私の父も電力会社に勤務していました。

祖父は学者でしたが、顧問をしていた時期もあります。

 

父が、地方の営業所長をしているとき、街が大きな停電に見舞われたことがありました。

家族はその当時数年間社宅住まいで、私は大学が夏休みで帰省中のことです。

真夜中になっても、ひっきりなしに苦情の電話がかかり、その対応に追われ大変だったことを思い出しました。 

 

 

汚染水はたまる一方で、電力会社は、原発事故の解決の糸口も見えなくて、今後どうなるのでしょう。

ソーラー発電が、この度の災害で見直されているようですね。

何はさておき、一刻も早く電気が使用できるようになってほしいものです。

 

過去に、大きな列車事故などが起きるたびに、鉄道が進化していった、という記事を目にしたことがありました。

でも自然災害は何度繰り返されても、そのたびに犠牲者が出て痛ましい惨状に。

対策の進化は、なにもありませんね。

自然の猛威の前には、人間はなす術もなくひれ伏す、無力な存在であり続けるのでしょうか。

行政が、もっとその対策に力を入れられないものかと、いつももどかしい気持ちでいます。

 

地球の温暖化がさらに進めば、風速60メートル以上の暴風雨に、しょっちゅう見舞われるようになるのかもしれません。

末恐ろしいです。

もっと真剣に、世界の叡智を結集して、温暖化対策に取り組んでいただきたい、と切に私は願っています。

 

 

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四月の日記~オレオレ詐欺に狙われた私

2019-05-22 07:00:26 | 備え

オレオレ詐欺の報道が新聞やテレビを賑わしたのは、春先のことでした。

タイの街中の高級住宅地に、その一つの拠点があったようです。

そこから電話をかけ犯罪を繰り返していたとのこと。

十数人の日本人が検挙されましたね。

それ以来、この件の報道は、少し鎮まったようにも。

アポ電による殺人は、一番衝撃的なことでしたが。

 

今年になって何と、我が家にもその様な電話が、四回かかってきました。

私は絶対騙されない、と確信していたのですが・・・・・・。

声があまりに長女婿にそっくりだったものですから。

しばらくの間、信じ切って対応してしまった私。

この詳述は、以前の記事で、すでにしています。

 

その時は、婿が勤める会社に一応電話をかけてみよう、と私は、咄嗟に思いつきました。

たまたま彼がすぐ出てくれ、私はその犯罪に巻き込まれないで済みました。

恐らく、そのような電話をかけなくても、オレオレ詐欺と、どこかで気が付いたでしょうけれど。

 

 

我が家の電話機のコーナー

 

人の心理は、一度思い込むと、魔法にかけられたかのように麻痺するようです。

なかなかそれを軌道修正できなくなることを、思い知らされた出来事でした。

後でぞっとしたのは、私にかかってきた電話も、アポ電だったこと。

「今、手元に現金がどのくらいあるか?」

と尋ねられました。

思い返すと、本当にこわぁ~い!

 

ところが、何と、最近また電話がかかってきたのです。

前回の時は、

「大切な書類が入ったカバンを横浜駅の近くで落とした。

重要な契約時に手渡す現金が用意できない」

といったものでしたが。

今回は、住友フィナンシャルグループの行員を装い、

「ある名簿リストにあなたの名前が載っています。

新東京薬品の債券が購入できるので、その手続きをした方がいい」

といったお話でした。

 

三井住友の社員を名乗る電話があったのは、その時、二度目。

私は、何か怪しいと感じ、電話を切った直後、三井住友の本社に問い合わせをしました。

その回答は、

「そのような勧誘は一切していません」

とのことでした。

 

その確認済み後、またオレオレ詐欺から電話がありましたから、私はきっぱり言いました。

「調べていますよ。もう二度と電話をかけないでください」

と。

それからもう随分日数が経過しましたが、そのような怪しい電話はありません。

 

 

今回は、幸いにも被害に遭いませんでしたが。

もっと年を重ね、認知症の兆候が表れでもしたら、防ぐことは、難しいでしょう。

警察署に連絡した時、署員の方が、

「私達でさえ、騙されかねないほど、手口が巧妙です」と言ってましたから。

 

事実、私の親しい知人で、騙される一歩手前まで言った方を、二人知っています。

実にしっかりした知性的な方達です。

こんな方までも、と、その時は随分驚いたものでしたが、その私までも・・・・・。

 

皆様も、十分お気を付けくださいね。

防犯用の電話機に替えるのが、一番手っ取り早い対策になるようですが・・・・・・。

今の電話機を捨てるのがもったいなくて、まだ私は、買い換えていません

二度と私は騙されないといった、根拠のない自信もあって・・・・・・。

この油断が、取り返しのつかない事態を引き起こすのかもしれません。

くわばらくわばら。

 

数年前に、オレオレ詐欺予防用電話に取り替え、この度買い換えを私に強く勧めた妹。

私がまだ取り替える気がないことを知ったなら、さぞ飽きれることでしょう。

 

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本領を発揮のオレオレ詐欺

2018-11-10 08:48:52 | 備え

電話のベルがまたなりました。

「バッグ受け取ったよ。でも送信カードが見つからないんだよ。

実は、これがないと契約先に送金ができなくて、今困っているんだ。

約束時間が迫っているんだ。

信用問題だからね。

傍にいる~君が、とても親切な人で、一部何とかしてくれるというんだけれど、それでは足りないんだ」

 

上述のオレオレ詐欺の言葉は、正確では全くありません。

実際はもっともっと、もっともらしく説明したのですが、覚えていません。

 

私は彼の頼み事が、その時点で、すぐ察しが付きました、

「お金を貸してということ?私すぐ引き出せる大金なんて持っていないわよ」

オレオレ詐欺は言いました。

「手元に10万くらいならある?」

「待ってね。調べるから」

「10万だったらあるわ。ATMは確か50万しか下ろせないでしょ。

でも、窓口に印鑑をもっていけばもっと引き出せるでしょうけれど」

 

私は、心の内では、数百万は立て替えてあげないといけないのかもしれない、と思ってしまいました。

「あとで電話する」と言って、その電話はまた切れました。

 

この記事にふさわしくない画像ですが。
心が魔法にかけられてしまったようだったので。
ハロウィーンの時のものです。

 

 

この時点でも、私の頭は、魔物のせいで完全に狂ってしまったまま。

長女のお婿さんは、資産家です。

お財布も手元に戻ってきているわけだから、自分の預金から、いくらでも工面できるはずなのに。

送信カードなどなくても、いくらでも対処法はあるはずです。

 

私はその異常性に、どうして気が付かなかったのでしょう。

昨日の記事でご紹介した、「心の正常性のバイアス」が影響したのでしょうか。

これは災害が発生した際などに観察される心理的現象のようです。

実際に異常な事態が起きているにもかかわらず、目の前の状況が普段と変わらないと認識してしまう、人の心の性質を言うそうです。

まさに、私の心はオレオレ詐欺の罠にはまり切り、そのような精神状態になってしまったようでした。

私はそんな計略に乗せられて愚かな対応をするわけがない、とそれまでは確信していたのに。

 

 

ところが私の心に、小さな変化が起きました。

神様の声、と言えばいいのかもしれません。

長女婿のHさんの携帯スマホに電話をかけてみようと思い立ちました。

盗まれた携帯に電話をかけても、おそらく繋がらないだろうな、と。

気持ち悪いなあ~、と思いながら。

この時点でさえ、相手がHさんであると、私は信じて疑いませんでした。

 

ところがすぐつながり、返事がありました。

その声は、いつもの男っぽいHさんの声。

私はその時初めて、これまでの電話は、オレオレ詐欺によるものだ、と気が付いたのです。

思わず、叫びそうな声を抑えるようにして、Hさんに簡単に事の経緯を説明しました。

 

「すぐ警察に知らせて」と忠告され、私は電話を切って慌てて警察署に報告。

私は、その巧妙な手口に呆れかえり、治まらない気持ちをその警察官に吐露しました。

前の記事でもお知らせしましたが、

警察官に言われました。

「相手はプロですからね。実に騙すのは上手ですよ。私たち警察官ですら騙されかねません」

 

 私はその後、また相手からの電話を受けましたが、

「あなたは婿ではありませんね。本人と今話しました」

と言いました・

でもオレオレ詐欺は、悪びれた様子もなく、声のトーンも変えず、

「なに言っているだよ。お母さん」

と言い、電話が切れました。

その後は二度とかかってきませんでした。

 

 

オレオレ詐欺に自分は絶対騙されたりはしない、との確信と自負あったにもかかわらず・・・・・・・

いとも簡単に騙されそうになってしまった自分の心。

そのショックは計り知れないものがあり、その日は一日家事が手に付かず、茫然とした心境で日を送ってしまいました。

 

何故、疑おうとしなかったのか?

自分の心の認識の異常性が、本当にこわくなり、これも年のせいと思うと、自信をすっかり失ってしまいそうでした。

 

妹に、電話機をオレオレ詐欺の防御ができるものに変えるように、と強く勧められたので、そのうち変えるつもりでいます。

妹も、三回ほどオレオレ詐欺の電話を受けたことがあるようです。

電話を変えてからは、かかってこなくなったとか。

 

皆様も、オレオレ詐欺に限らず、心の正常性のバイアスには、ご注意ください。

年を重ねれば重ねるほど、このバイアスがきいて、私たちは自らを不利な状況に追い込んでいくやもしれず・・・・・・。

お互いに気を付けて暮らしてまいりましょう。

 

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オレオレ詐欺の巧妙な手口 

2018-11-09 07:11:22 | 備え

朝の10時頃のことでした。

その電話が鳴ったのは。

 

私は忙しい時は、親機の電話が鳴っても、聞き流すこともよくあります。

ほとんど用事は勧誘のことが多いうえ、いたずらの無言電話も、時々ありますから

 

その日は何故か、私は受話器を取りました。

「お母さん、お願いがあるんだけれどいい」

そんなで出だしだったかもしれません。

事の顛末後の精神的ショックがあまりに大きかったので、記憶が飛んでしまって、正確には思い出せません。

曖昧な記憶を手繰り寄せるようにして、お話ししていきますね。

ですから事実とかなり異なるかもしれません事、ご了承ください。

 

「実は携帯を落としてしまったんだよ。

恥ずかしくて他人に言えるようなことじゃあないよ。

横浜駅の遺失物取扱所に報告しておいたのだけれどね。

見つかっても、俺ののもとには電話はかけてこれない。

携帯を失くしたのだから。

それでお母さんのところの電話番号を、勝手で悪いけれど、報告させてもらったんだ。

もしかかってきたら、よろしくね。

その時、本人確認のため、個人情報の質問を色々されるかもしれないけれど。

僕は、また後で電話します」

 

 

声の質といい、トーンといい、長女婿のHさんにそっくりでした。

但し、いつもより、とてもソフトな口調。

自分の失態が恥ずかしくて、照れながら、お願い事をしているからだと思ってしまった私です。

 

前回の記事でも書きましたが、 最初に電話がかかってきた時、二度も次のように、私は問いかけてもいます。、

「本当に、Hさん?声がいつもと違って聞こえるわ」

と、笑いながら。

そんな質問をしたにもかかわらず、何故かなぜか、疑う余地は心に全くなくて。

 

新聞好きの私は、オレオレ詐欺事件の記事を幾度も読みました。

バスや銀行でも、その警告ポスターを限りなく目にしてきました。

ですからその注意書きは心に焼き付いていて、自分は絶対騙されない、と思っていましたのに。

 

ところが、この度の私の情けない対応。

この私の心理状態は、「正常性バイアス」の影響というのでしょう。

最近の新聞で、この言葉を目にしてとても納得。

この意味の詳しい説明は。日を改めて記述します。

 

 

「そうだよお母さん。声が変?」といったような返事でした。

そして電話は一旦切れました。

私はその後、思いました。

いつもの男っぽい話し方とは随分雰囲気が違って、ソフトな言い回しだったけれど、きっとこれが、彼の営業口調なのだわ、と。

同じことをしかねない、頓馬な私が、一番頼みやすかったのかしら?

相変わらず、判断力は狂ったままで、想像力だけ逞しい私でした。

 

 

三十分くらい経過したでしょうか。

電話のベルが、また鳴り響きました。

受けると、横浜駅の遺失物係の者です、と名乗る人でした。

「バッグとお財布、書類が届いています」と告げられ、私は心から安堵。

良かったぁ~。

感激の面持ちで、胸を撫で下ろしましたが。

 

でも、大変驚きました。

 携帯を落としたとだけ、としか聞いていなかったからです。

 

「バックも置き忘れたのですか?

私は、携帯だけ、と聞いているのですが」

ところが、何と、

「携帯は入っていません」

と遺失物係の人が返答。

 

「携帯だけ盗んで、わざわざ届ける人なんていないですよね。

届けた人がその落とし物に気が付いた時には、おそらくその携帯はもう抜かれてなかったのでしょうね~」

私の想像力は狂ったまま、どんどん働きます。

 

この花のように、私の心は、母性本能がフル回転。
Hさんを気遣う優しい色のままでした。

 

この時点でも、私はまったく疑おうとしませんでした。

でもとりあえずよかった。

お財布と書類がHさんにとって何よりも大切でしょうから。

一安心です。

けれど、質問されるままに、横浜駅の遺失物係と名乗る人に、個人情報をことごとく報告してしまった私です。

 

それから10分前後経過したときに、オレオレ詐欺からまた電話。

少々イラついた口調で、電話を掛けたのに、話し中だったよ、と言う彼。

いらつくところが、あまりにもHさんらしくて。(笑)

私は、遺失物係の人の電話を受けている最中だったと弁解し、

「バッグと書類、お財布が届いているそうよ」と嬉々として彼に告げました。

「それはよかった」と喜ぶ彼。

 

私は、彼に言いました。

「Hさん、あなた、バッグごと置き忘れたのね。知らなかったわ。

見つかって本当に良かったけれど、携帯は入っていなかったんですって。

カードやお札も抜かれてしまっているかもしれないでしょ。

大急ぎで横浜駅に行って、取り戻して中を確認しないと。

とても心配だわ。早く急いで」

「分かった」

と言って、電話がまた切れました。

 

次にかかってきた電話で、いよいよオレオレ詐欺の本領が発揮されていきます。

長くなるので、この続きは明日に回します。

 

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すっかり自信喪失をした出来事 

2018-11-08 11:44:49 | 備え

私は絶対騙されないと思っていたオレオレ詐欺でしたが・・・・・・。

ついに私も、巧妙な手口に乗せられ、電話がかかってきてしばらくは、疑おうと全くしませんでした。

途中で、念のためにと、長女のお婿さんに電話をかけ、その時初めて騙されている自分に気が付いたのです。

 

その後、また相手から電話がかかってきました。

理由を話し、厳しい口調で、私は拒絶。

すると相手はなお、白を切るような態度で、言い返しました。

「何を言っているのお母さん」と。

でも、その後は二度と電話をかけてきませんでした。

 

婿に警察署にすぐ連絡するように指示され、即そのようにした私ですが、あまりのショックで、しばらく寝込んでしまいました。

何がショックかといえば、オレオレ詐欺の手口に、私もまんまと引っ掛かり、しばらく疑おうとしなかったからです。

自信喪失甚だしくて。

 

その手口の巧妙さに、驚くばかり。

本当に不思議なことですが、相手の声質も、話し方のトーンも、長女のお婿さんにとても似ていました。

Hさんのことを知るわけもない相手が、似せることは不可能なことなのですが。

そう思い込んでしまう、私のその時の心理状態が影響もしたのでしょう。

 

 

その前の数日間、長女家の長男のR君のことが心配で、いろいろ考え事ばかりしていました。

ですから、「お母さん」と男の人から電話がかかってきた時、咄嗟に思ったことは、息子のことを心配するあまり、私に相談の電話を義息がかけてきた、と。

50代の頃は、婿からも時折、相談の電話がありました。

年を重ねた今は、全くと言っていいほど、そのような電話はかかってきませんのに。

 

そのタイミングに、私なりの必然性を感じてしまったのがいけませんでした。

電話の内容は全く違うことだったのですが、その理由から、疑う余地を私から完全に奪ってしまったようです。

 

長女のMちゃんのお婿さんと信じ切ってしまった私は、しばらく相手の話に乗せられ、母親として精いっぱいの応対をしてしまったのです。

声が、いつものHさんより、ソフトに感じ、

「本当にHさん?」

「いつもと声が何だか少し違って聞こえる」とまで笑いながら言いかえしたのに。

どうしてか、オレオレ詐欺の言葉は、露ほども浮かびませんでした。

 

 

状況次第で、とんでもない思い込みをしてしまう自分の心が本当に情けなくて。

自分は絶対、絶対に騙されないと思っていたのに・・・・・・。

 

そういえばこれまでに二回ほど、オレオレ詐欺に騙されそうになった体験談を、身近で聞いたことがあります。

お二方とも、私よりお若くてとてもしっかりした方たち。

まさか、この方が、と思ったものでしたが。

ついに私まで・・・・・・。

皆様も、くれぐれもくれぐれもご注意くださいね。

 

警察官の方がおっしゃいました。

「相手はプロです。

私達でも騙されかねないほど、やり方は巧妙です」

と。

 

明日は、オレオレ詐欺のこの度の手口について詳しくお伝えします。

 

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暢気な私~自然災害の備え

2018-09-15 07:25:52 | 備え

最近の日本の気候は、季節の移ろいといった情緒はあまりなく、突然夏が到来、突然秋、もしくは初冬が到来。

そんな感じがいたします。

確か今年の前半も、よい季節が短くたちまち夏が訪れたのではなかったでしょうか。

名残を惜しむような季節の狭間がもっと長いほうが、私たちは落ち着いて穏やかに暮らせるのに。

そのデリケートな移ろいの趣が、日本の風土の素晴らしさでもあったのに。

ちょっと残念な気がしています。

 

その上、天候と自然がとみに荒っぽくなっていく昨今。

その現象に、島国の小さな日本が翻弄されている。

今後のことが心配でなりませんが、備えだけはしっかりして、今の現実に、私たちは臨んでいくしかないのでしょう。

 

以前にも書いたことがありますが、政治の課題の第一に、経済対策も大切ですが、国民の命を自然災害から守りぬくためには、どうすればよいかを、据えてほしい、と。

その最善の方策を生み出し、それを着実に実行していく。

この点に、何よりも力を注いでほしい、と願わずにおられません。

 

 

もちろん、国を頼るだけでなく、私たちが自らその備えをすることも、とても大切なことなのですが・・・・・・。

皆様は、十分な備えが、もうお済みですか。

暢気な私は、まだまだでとても恥ずかしい状況です。

十年前くらいに、セットで一揃いそろえ、二階のプレイルームの片隅に置いたままま。

今のままでは、いざとなった時、とても役には立ちません。

その私も、さすがに最近の立て続けの災害に恐怖を感じ、もっと真剣に対策を講じようと思うようになりました。

 

 

我が家は、今のマイホーム建設時に、手厚い補償を受けられる、個人用火災総合保険に加入しました。

地震のみならず、あらゆる災害に対応しています。

我が家も台風や大雪の影響で、いろいろ被害もこうむりましたが、すべてこの保険金で賄うことができました。

その上、限度額がありますが、3割のお見舞金までいただけます。

 

年間15万程度支払っているのですが。

遺族年金の身には結構な負担です。

手厚い補償に対して、支払額が割と安いのは、契約したのが三十年以上前で、ずっと継続しているからだと思います。

夫が亡くなった時は、更に継続するかしばらく悩みましたが、今はその補償が、気持ちの上で、どんなに支えになってくれているか分かりません。

 

 

でも災害は、できれば避けて人生を送りたい。

誰もが望むことですよね。

その破壊力に、我が家が巻き込まれたときの精神的ショック、その後の復旧のために使う精神的、肉体的エネルギーは計り知れないものでしょうから。

実際に被災された方たちのお気持ちを思うと、私まで落ち込んでしまいそうです。

 

事実、災害ストレスなのか、北海道地震が起きた時、体調をしばらく崩しました。

5~6年前に苦しんだ息苦しさにまた見舞われ、腹痛まで起きて、困りました。

私は身につまされる思いで、呆然とテレビを観る日々でしたが、自分自身が災害を被ったわけではありませんのにね。

心は平静さを維持していたつもりでしたが、体は正直です。

 

 

心は、どんな時でも割と前向きで元気を維持しているつもりで、それが自分の取り柄だとさえ思っているのに。

体が必ず反応します。

体の変化で、自分がいかにストレスを受けているかに気付かされてきました。

自らの身体ながら、体は、心のようには制御ができない別の生き物。

そんな感じがしています。

この話題は、またいつか別記事でお話しさせていただきますね。

 

被災地の皆様に、一日も早く穏やかな日常が訪れますように。

すべての人たちが、これ以上恐ろしい自然災害に見舞われることがありませんように、切にお祈りするのみです。

 

   

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六月の日記~地震による女児の痛ましい死 

2018-07-09 07:30:58 | 備え

関西方面を大きな地震が襲いました。

犠牲者の中に、小学4年生の女の子がいました。

通学途中、学校の塀の下敷きになって亡くなるなんて。

あまりに痛ましくて、許せない事故のように感じ、胸ふさぐ思いに、私はなりました。

児童会の委員として、生徒に、朝の挨拶の声掛けをするために、いつもより早く登校したとのこと。

張り切って出かけた女の子の明るい気持ちが、手に取るように理解できます。

日頃の孫たちの暮らしに重なるからでしょう。

 

 

ブロック塀は違法建築だったに違いないと、私は推測できたゆえの怒りだったのですが。

その通りだったようですね。

学校は児童を教育することが使命であることはいうまでもありませんが、もっと大切なことがあります。

子供の命を学校にいる限り、守り抜くことではないでしょうか。

それなのに、違法の学校の塀で犠牲になるなんて、許せることではありません。

 

私は、孫が通う学校の建物の耐震構造がとても懸念され、娘に数年前、学校に説明を求めてはどう、と言ったことがありました。

何故不安になったかというと、窓に目に見える形で補強がしてあるからです。

外見上、とても見苦しいにもかかわらずです。

耐震面の不安を抱えた建物であることが、その様子から、明らかにわかります。

そのような補強でもって、一時凌ぎをしているように見えて仕方がない私。

見苦しい校舎を見る度に、私の心に不安がよぎります。

次女は、そんな要望をする父兄なんていないわよ、と言ってまるで相手にしてくれませんでしたけれどね。

 

避難誘導の訓練(数回、私は参加しました)も大切だけれど、校舎が倒壊することの方がもっと怖いです。

中国の四川省で大きな地震が起きたとき、校舎が潰れ、圧死で多くの児童が犠牲になりましたもの。

 

 

私には学校が地震の際にとった児童への対応で、嫌な思い出が他にもあります。

 東日本大震災の時のことです。

親たちは出勤していましたから、何よりも孫たちのことが気になりました。

 

長女家の長男のR君のことです。

長女宅に電話したところ、なんとR君が一人で在宅中でした。 

学校は、帰宅するかどうか,本人の意思に任せたようです。

 

私はそれを聞き、呆れ返りました。

小学生の児童が、地震から逃れるために、咄嗟に一人だけで正しい判断が採れるとはとても思えないからです。

学校側が、親が迎えに来るまで子供たちを守り抜く義務がある、と私は思いました。

親が深夜に帰宅するまで、R君はさぞかし怖い思いをしたことでしょう。

 

 

 

学校はあらゆる災害に備え、万全の対策を講じる義務があります。

大切な子供たちの命を預かっているのですから。

学校に限らず、日本の防災対策は、想定外の結果に見舞われる度に、後だしで進歩してきたような感じがしてなりません。

ブロック塀の調査に、慌てて今頃乗り出している状況も、まさにその通りですね~。

それでは遅過ぎです。

 

地震国、火山国、台風も多くて、自然災害は避けられず、宿命のような我が国。

いくら進歩したとはいえ、自然災害を科学技術で予防することはできないのでしょうが。

この方面の対策と技術に、日本の資本をもっともと注いで、世界で一番自然災害に強い国と言われるようになってほしいものです。

 

追記

この度の集中豪雨により、多くの犠牲者が出ました。

信じられない思いで、報道を観ています。

昨日は息苦しい症状がまた出て、自分の精神的ショックの大きさにも気付かされました。

犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 


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恐ろしい天災地変

2016-05-09 06:52:33 | 備え

冬が去り、春たけなわの季節を迎えた頃。

日本中の多くの人たちが、気持ちを浮き立たせ、暮らしに弾みをつけたいと思ったその時に・・・・・・。

その心を裏切るかのように、熊本と大分で、天災地変がまた起きました。

せめても、寒さ厳しい冬の季節でなくて良かった、と言えるかもしれないけれど、虚しい慰めの言葉でしかありません。

 

それにしても、相変わらず受難続きのわが国。

熊本城の無残な姿を見て、しばし呆然となった私です。

学生時代、修学旅行で訪れたときの感動が忘れられず、その後、「大好きなお城」と言って私は憚りませんでした。

十数年前、初孫のR君、夫と三人で、四泊五日の九州旅行に出かけたときに再訪を果たし、感慨に浸ったものです。

 

熊本城のみならず、倒壊した家は数知れず・・・・・・。

命を落とした方々の無念さ、被災した方々の悲しみや不安を思うと、慰めの言葉も見つかりません。

 

遅れ馳せながら、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。

 

いつもは穏やかで美しい自然ですのに・・・・・・。

宿泊したホテルより見た、郷里の瀬戸内の風景

 

それにしても、TV画面に映る被災者の皆様の落ち着いた冷静な態度には、東日本大震災の時と同様に、私は感銘を受けています。

被害を受けられた方々のショック、恐怖、悲嘆は想像を絶するものでしたでしょうに。

私には、同様の態度で臨む自信など全くなくて。

恐らく腰が抜けて、一歩も動けなくなってしまうのではないでしょうか。

夫がいなくなった今、一人ぼっちの恐怖は、相当なものかもしれません。

 

東日本大震災の時は、我が家も激しい揺れに見舞われました。

けれど、被害を受けるほどではなく、私は二階に駆け上がる心の余裕がまだありました。

夫の書斎へと一目散。

そこには、いつもとさして変わらない表情の旦那さまの姿がありました。

その平静な夫の様子を見て、どんなに私の気持ちは落ち着いた事でしょう。

今また、このような地震が起きても、私が救いを求めたくなるような場所は、この家にはもうありません。

 

 

我が事はさておき、このたびの地震で驚いたのは強い余震の多さ。

本震と思っていたマグニチュード7の地震が、そうではなく、その翌々日に襲った地震が本震であったこと。

その地震が、広域にさらに広がり始めたこと。

かってこのような事があったでしょうか。

 

大地震が来ても、それが収まると、私たちは、ひとまず安堵し心を落ち着かせることができましたね。

もっと大きな地震がわが身を襲うなんて、考えないことでしょう。

 

ところがこのたびの地震で、その思考は、今後通用しないことが分りました。

「再度、大きな地震に見舞われるかもしれない」という恐怖を、抱き続けて暮らさなくてはならないなんて。

心の疲弊は、限りないものになってしまいそうです。

 

 

天災地変が襲うたびに、私は思い、慄然となります。

自然の猛威の前では、人が営々として築き上げた文明も、尊い人命すらも、いかにもろいものであるか、と。

 

私が住む地域も、娘たちが幼い頃から、大地震の予兆があると、一番言われ続けてきたところです。

ですから、このたびの天災も、とても他人事とは思えません。

 

熊本地震が起きる数日前にあった友人とのお食事会の席で、私は地震について触れたばかりでした。

「大地震に遭う前に死んでしまいたいわ。

私は地震で命を落としても、さほどの無念さをもう感じないかもしれないけれど・・・・・・。

万一の事があって、若夫婦家族の不幸を見るのは堪えられないから」と。

 

わが家からほど近い所に住む次女のMちゃんとは、東日本大震災後、その対策を、いろいろ話し合ったことがあります。

交通インフラが遮断され、共働きの夫婦が我が子の許にすぐ帰れなかった時の事です。

私が、小学校と保育園で待機している孫たちを迎えに行き、娘のマンションを避難場所として、そこで若夫婦の帰宅を待つ、というものでした。

マンションの庭の隅に、備蓄倉庫まで用意してあるようです。

 

 

その話を聞いたころは、まだ夫の体調はさほど悪くありませんでした。

けれどその後、病がますます重くなり、夫のマンションへの移動は困難に。

そのため、どうしたらよいものかと、わたしは途方に暮れているところがありました。

 

けれど、今は夫がいません。

如何に臆病な私でも、「火事場の馬鹿力」に似たエネルギーを発揮して、余震が続く不安な状況でも、きっと孫を迎えに必死で学校や保育園に向かうことでしょう。

そしてマンションで、娘夫婦の帰宅を待つことになるのかもしれませんけれど。

 

その後、待てど暮らせど若夫婦が戻ってこない。

音信も不通・・・・・・

そんなことを想像するだけで、気持ちが滅入ってしまいそうです。

 

受難続きのわが国を見ていると、もうあまり長生きはしたくないなあ~

早く旦那さまのところに行きたいなあ~

そんな気持ちになることも、時にはあるけれど・・・・・・。

孫たちを守るために、この老体でも役立つときが来るのかもしれません。

そう思って、もう少し頑張りましょう。

 

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不安な世の中だけれど・・・・・・ 

2014-09-09 12:47:48 | 備え

当地は、秋の長雨でしょうか。

雨が多く、さわやかなお天気になかなか恵まれませんでしたが、今日は今のところ、快い風の吹きぬける良いお天気です。

 

今朝は、全米オープンテニスの決勝戦で、錦織圭選手が、残念ながら準優勝に終わりました。

でも彼の治ったばかりの怪我を押しての爽やかなプレーと、粘り強い勝負魂が、世界中のテニスファンの心を魅了したようですね~

準優勝に終わったとはいえ、彼の善戦に心から拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

 

 

次女婿のSさんは、錦織選手の大ファンらしく、随分前から、彼の実力と努力を称える話をよくしていました。

大学では4年間、半体育会系のようなテニスクラブに所属し、活躍していました。

そのクラブで、長女とは先輩後輩の間柄でした。

 

スポーツマンだった私の父も、テニスはなかなかの腕前だったらしく、大学時代は主将を経験しています。

その影響か、私も中学時代に最初に入ったクラブがテニス部。

でも体力が続かず、数カ月で辞めてしまいました。

長女夫婦は揃って、週末の土曜日はテニスクラブに。

次女のお婿さんも無論、テニスは、今も楽しんでいます。

 

愉しもうと思えば、近くの公園や行楽先で、気軽にできるスポーツ。

錦織選手の影響で、テニスファンが、今後益々増えることでしょう。

 

 

さて今からが、今日の本題です。

数日お休みしている間も、筆慣らしのようなつもりで、ぼつぼつ綴っていた記事があります。

それを手直し後に、投稿させていただきますね。

今日のような、雨上がりの清々しいお天気日には、相応しくない内容の記事ですけれども・・・・・・

 

違う絵柄のキッチンタイルの画像を三枚、前回の記事に引き継いで、またご紹介します。

 

昨今は、局地的に集中豪雨が多発し、豪雨による土砂災害などで悲惨な目に遭い、大変な苦労をされている方が大勢いらっしゃいます。

わたしの郷里は特に大変な事になりました。

今は、悲しみを乗り越えて、被災者の皆様は、復旧作業に取り組んでおられる事でしょう。

 

夫の親戚は、息子さん宅に避難されたと聞いていますが、その後の事は分かりません。

私は「再度、電話をかけて様子を伺えば」と幾度も旦那さまに言っているのですが、それには応えてくれません。

夫には、夫の向き合い方があるようです。

被災者の皆さまのご苦労を心よりお察しし、改めてお見舞い申し上げます。

せめてカープが優勝して、多少でも元気づけと励みになるといいですね~

 

今はまだ台風シーズンです。

今後も、不安定なお天気が、しばらく続くことでしょう。

皆さま、くれぐれも、お気を付け下さいませ。

 

一方真冬の頃は、豪雪で、被害を受けたお宅が多かったですね~

わが家も、台風、強風、雪の被害を、散々この数年被りましたが、このお話は、また別の機会にでも。

台風シーズンと雪の季節は、日本列島は特に要注意といったところなのでしょうが、その時ばかりではありません。

地震は、いつ襲ってくるか分かりませんし・・・・・・

災害の多い我が国の宿命を私達はしっかり認識して、年中、その備えをしないといけないようです。

そういえば、9月1日は防災の日でしたね。

 

 

けれど、私は楽観的な性格で、その上呑気。

ずっと長い間、我が身だけは大丈夫、なんて思うところがありましたし、最近は、死んだ時はそれもまた運命なんて。

母親業を卒業したからこその度胸かしら。

先々の事をくよくよ心配しても仕方ない。

今日という日を、精一杯悔いなく生きることが大切、と思ってきたのですが・・・・・・

一方では、若夫婦家族の事となると、とても心配になったりもします。

 

しかし、最近は、楽観的なことは言ってられない世の中の様相ですね~

阪神と東日本大震災に始まり、集中豪雨の被害は当たり前の様な我が国の現状。

自然の怒りが、何に向けられているのだろう、なんて思うことがありますが、我が国に限った現象ではありませんもの。

世界的に、自然災害が多いようですから。

 

人類が、経済拡張主義に偏って、地球そのものを大切にしようと言う精神に欠けていた報いでしょうか。

その結果、引き起こされた温暖化が、その原因の主たるものなのかもしれません。

今、その温暖化を人工的に防止する方法が、実際に試み始められているとの記事を、いつか興味深く、新聞で読んだことがありました。

うろ覚えですが、成層圏に、何か(?)を放出して、太陽光の一部を反射させるといったものだった、と思います。

確実な成果が上がり、副作用が皆無なら、それが人類に新たな希望を与え、気候も落ち着いてくれるのかもしれないけれど・・・・・・

そんなことをすると、ますます自然の怒りを買って、もっとひどい状況になりかねませんもの。

 

 

自然エネルギーをもっとうまく活用する等、善処策が、ほかに色々ありそうですが、その限界も感じられてきます。

元慶応大学の工学部教授だった高中の同窓生の言葉が忘れられません。

「地下資源は、もう百年も持たないことは確か。

原子力を利用しないと、人類は衰退の一途を辿り、滅亡しますよ。

われわれは、目先のことを考えるのでなく、子々孫々が生きられる数百年先のことを考えて行動しないといけないよ。

人類が滅亡すれば、元も子もないでしょう」と。

教授の科学者の言うことは、もっともらしく聞こえますが・・・・・・

私には、判りません。

原子力の是非を論じるには知識が未熟過ぎます。

でもやっぱり反対かなぁ~

 

 自然現象のみならず、人の心も荒廃してきたように感じられる昨今。

新聞で、地域紛争や、戦争による痛ましい惨状の報道を目にするたびに、悲しい気持ちになります。

外交関係もピリピリしていて、ナショナリズムの勃興で、穏やかさに欠けた緊張感ばかりが目につきます。

集団的自衛権の容認も、世の中の不安な情勢を反映した出来事のようにも思え、何とも複雑な気持ちです。

 

小市民の私が、こんなことくよくよ心配しても始まりませんが・・・・・・

でもやっぱり、孫達に明るい未来がありますように、と祈りながら、今の状況と進展を見守っていくしかないようです。

 

       

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避難訓練

2013-06-01 06:57:24 | 備え

三日前の二十九日、関東地方もいよいよ梅雨入りとの報、

いつになく、早いように感じています。

その報せと同時に、その日の午後から雨が降り始め、翌日も終日止まず、幾分肌寒い日でした。

未だ梅雨特有の蒸し暑さに見舞われないだけでも、助かっていますけれど・・・・・

去年と同じような炎暑がまた訪れるなんて、今は実感が湧いてきません。

でも、必ずやってくるのですね~

去年は体調がすぐれず、青息吐息の日々でした。

しかし、今年は元気に乗り切れそう、と思っていた矢先のここ数日、久しぶりに、少々息苦しいです。

もしかすると、梅雨の気候が災い?

そんなの絶対嫌です。きっぱり!(笑)

 

 

カラミンサ・アレックス・ダリア・サルビアなど 

 

さて、昨日は、次女の子、K君の小学校に於けるイベントがあり、私も参加してきました。

内容は結構、切実な問題と感じ、それなりに気構えて学校に足を運んだのですが・・・・・・

なんだか、余りに簡単な訓練で拍子抜けでした。

 

その訓練とは、地震に襲われた際の、保護者の子供達の引き取り方について、と最初、娘から聞かされていました。、

ところが実際は、暴風雨時の対応でした。

地震に見舞われた際の訓練は、昨年同じ時期に運動場でありましたが、私は当日、他に用事があり参加できませんでした。

 

今回学校に赴くと、まず校内に土足で上がるように指示され、そのまま教室に向かいます。

教室の入り口で保護者が担任の先生に名前を名乗り、子供を受け取って、訓練は終了。

娘もいましたが、私が代理保護者となり名前を伝えました。

K君の担任の先生は、まだ年若い明るい女性教師。

あら!K君のおばあさんといった感じで、笑顔いっぱで応対して下さいました。

 

あまりにあっけない終わり方で、学校サイドの危機意識が薄すぎるのでは、と、私は少々不安に。

次女の話しでは、去年も実に簡単な訓練だったようです。

 

ケースバイケースで、いかなる事態にもスムーズに対処出来るように、もっと綿密な考察の報告が、父兄にあって然るべきでは、と私は思うのですが。

そうしてこそ、緊急事態の中でも、落ち着いて行動ができ、スムーズに事が運ぶと言うものではないでしょうか。

学校の建物の耐震強度なども、どの程度か知らせてほしいですし・・・・・・

十分でなければ、速やかに補強する等、行政指導がなされるべきでは。

 

迎えに行くとなると、どのようなタイミングで行けばよいのか、その辺りの事も詳細に説明してほしいです。

さもないと、迎える側、、まして老祖父母は、その時が分からず、途方にくれるに違いありません。

 

小さな命を預かる学校の責任は、実に重大だと思います。

 

 

 

東日本大震災が起きた時の事です。

長女家の小学校5年生だったK君が、被災後間もなく、一人で自宅に戻ったのを知り、私は、学校の不注意な対応に憤懣やるかたない思いがしました。

ブログにも、その気持ちを日を置かず、率直に綴りました。

その後、社会問題となり、新聞でも度々取り上げられましたね~

今回は暴風雨の訓練ということでしたので、とりあえず、孫の教室へのルートを確認できただけで、良しとすることに致します。。

 

その後、次女と、万一地震や台風で、若夫婦が自宅に戻れなかった場合の対策を、具体的に話し合いました。

代理保護者となった私達祖父母が、孫達のために如何なる行動をとるのがベストかについてです。

この度の訓練では、この話し合いが出来たことが、一番の収穫だったかもしれません

私と次女の間で決めた事項は、下記の通りです。

 

祖父母揃って二人で、まずK君を引き取りに小学校へ行く。(あるいは学童保育)。その際、自分たちの日常生活の必需品も持参する。

K君を引き取ったなら、三人で次女のマンションへ帰宅。

その後、私か夫が、かれんちゃんを迎えに保育園に向かう。

四人次女宅に揃ったなら、そこを避難場所と私達も心を定め、若夫婦の帰りを待つ。

 

こんな感じで、文章にすると誠に単純な行動計画ですが、私にとっては不安がいっぱい。

旦那さまに、その思いを打ち明けました。

「暴風雨の場合は、しばらく様子を窺い待機していれば、必ず静まり、落ち着いて行動できるけれど、地震はそうはいかないわね~

多くの被害に見舞われ、電柱だって傾き、道路にも亀裂が出来ているかもしれない。

無論、余震も度々あるでしょう。

そんな状況で、二人の孫を迎えに行くのは並大抵のことではないわよ。

私に、そんな勇気と体力があるかしら。

でも、万が一、そんな状況になったなら、孫可愛さで、火事場の馬鹿力のような元気が湧いて、きっと果敢に行動出来るのでしょうね~」

と。

 

しかし、最悪の場合は、緊張した日々を孫二人抱えて暮らす中、待てど暮らせど、若夫婦が戻らず、連絡も取れないなんてこともあるかもしれない。

こんな想像をすると、胸塞がる思いがします。

実際に、この様な惨事が数年前に起き、多くの方が不幸のどん底に突き落とされたのですものね。

たとえ想像でも、自分の身をその状況に置き替えると、当時の被災者の方々の悲痛なお気持ちが痛いほど伝わってきます。

 

 

      

折しも、4日前に、有識者会議による南海トラフト大地震対策の話し合いの最終報告がなされました。

そこでは、事前防災の重要性が強調されています。

耐震補強や火災対策、一週間分の食料や水の備蓄、その他いろいろ。

皆さまは、万全の備えが、既にお済みでしょうか?

 

楽観的で呑気な私は、とても十分とは言えず、恥ずかしい限りです。

今からでも遅くはないかもしれません。

可愛い孫達と若夫婦達のために、多少でも力になれるよう、この備えのために、もっと力を尽くさなくては。

この度の小学校の訓練と、南海トラフ地震対策の大きな新聞の見出しを見て、心を新たにした私です。

 

訓練後、次女宅で共に夕餉のひと時を過ごしましたが、そのことは日を改めて綴らせていただきます。

野球少年なりたてのK君の写真を、数枚ご披露するつもりでいますので、宜しければご覧下さいね。

ユニフォームが似合って、なかなか格好いいK君でした。(笑)

 

       

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自然の猛威への備えは万全ですか?

2012-10-04 06:58:35 | 備え

台風17号が去ったと思ったら、また19号が発生。

今は八丈島の沖合を通過中のようで、本土への上陸は避けられそうですね。

周辺にお住まいの方々は、いかがお過ごしでしょうか。

くれぐれもご注意下さい。

被害がございませんように、と祈っております。

 

     

                                     プチダリア(ハミングブロンズニッポン)

台風シーズンになると、度重なる襲来はいつものことながら、気分の良いものではありません。

ところが幼いころは、この台風に、怖さ半分、訳の分からない高揚感半分で、ワクワクもしたものでした。

台風に備え、テキパキ働く父の姿。

それが、とてもとても頼もしく感じられたものです。

何が起ころうと両親が守ってくれる、といった安心感に浸り、幸せさえ感じていたように思います。

 

ところが我が家の旦那様は、地震にしろ、台風にしろ泰然自若。

何するものぞ、といった感じで、いつもと変わりない暮らしをするのみのお方です。(笑)

こんな旦那様でも、私は頼りにしているのでしょうか。

東日本大震災で、震度5強の地震が襲った時。

私が最初に取った行動は、階下のファミリールームから、一目散に二階へと。

夫の書斎に飛び込むことでしたから。

夫の落ち着きはらった態度に接し、私の緊張も随分和らいだものでした。

 

こんな旦那様ですから、台風や地震に備え、何かしようなどと思う人では全くありません。

私も一般の方に比べると、誠に鷹揚で、その意識が薄い方かもしれませんが・・・・・

さすがに、最近はそれではいけない、と幾分自覚するようになってきました。

 

けれど、夫は決して変わる人ではありません。

ですから、備えの準備は、私一人で頑張らざるを得ない我が家です。

東日本大震災と台風15号が襲う前と今とでは、自然の猛威に対する私の意識が、随分変わっています。

何だか多少デリケートになり、全身でそれを受け止めるようになってきた、と言えばいいでしょうか。

          

          

                               チョコレートコスモスの蕾

 

数日前に襲った台風17号も、何時になく怖い思いを致しましたが・・・・・・

さらに1~2週間前に遡り、思いだす事は、私の居住地区を襲った、一時的な豪雨です。

今年も、集中豪雨で、被害を受けられた地域が非常に多く、その報道に胸を痛めてきました。

ところが我が地域は、その点の気候には恵まれ、、雨が降っても、いつも優しく地を潤してくれる程度で済みました。。

 

しかし、一度だけ、一時的に凄い豪雨に見舞われ、驚いた事があります。

私は、翌日、夫にその感想を、次のように述べました。

「まるで我が家の隣にナイアガラの滝があるみたいな、雨の音だった」と。

集中豪雨の災害を被った地域の方々は、恐らく私が短時間に経験したこの雨の勢いが、半日くらい続いたのでしょう。

たとえ束の間でも、体験した集中豪雨で、そんな状況下で、じっと耐えて暮らした人々のご苦労が、とても実感できました。

 

最近の異常気象が地球の温暖化によるのであれば、今後、自然の荒々しさは、治まるどころか、もっともっと激しさをますのかもしれませんね~

北極の氷塊の溶解が、驚く速さで進んでいるようですから。

風速80メートル何ていう時代が、遠からずやってくるのでしょうか。

 

我が家の二階は、見通しがよく、寝室から毎朝、朝日が臨めますが、さえぎるものがなにもないため、、まともに風を受けます。

その上、雨戸が全くありません。

デザイン上、付けなかった私です。

 

ですから、想定外のような風に見舞われたなら、我が家はいったいどんな被害を受けることやら。

都内の郊外に、瀟洒な邸宅を建て暮らしていた大学教授だった叔父から、家の屋根が、台風により吹っ飛んだ話を聞かされたことがあります。

万一、風圧で窓が割れた時は、反対側に位置する窓を開け、風の通り道を作るとよい、と何かで読んだ事があるようにも???

 

今になり、契約を継続して良かった、と思えるのが、火災保険です。

マイホームを建築以来、28年間、毎年年末に契約更新をしてきました。

内容も、次第に充実し、そのたびに多少の保険料の値上げはありましたが、値上げの額は微々たるもの。

火災保険に付属した地震保険にも、制限いっぱい加入しています。

 

ところが、その約款を熟読したこと等、めったにない私でした。

白アリの被害に気が付いたのも、突風で庇の一部が吹っ飛んだことに因るものでしたが・・・・・

その際、わらをもつかむ心境で、約款を読み直し、気が付いた事は、風水害もその保険で補償の対象になっていることでした。

 

昨年の15号台風によるトレリスの被害も、その対象になりました。

現状回復の保険なので、たとえ修理しなくても、修理相当分の金額を支払います、、と告げられた時の私の喜びは、如何ほどだったことでしょう。

今後も、風水害と火災による被害は、極端にいえば、然程心配しなくても何とかなる訳ですが・・・・・・

地震は、部分損ですと、まことに微々たる保険金しかおりませんから、期待はできません。

 

だからと言って、保険に甘え、備えを一切しないなんて、むろんあり得ません。

我が家にある思い出の品々は、我が身の一部同然。

大切に愛しみ、とことん守り抜くのが、当たり前な事ですね~

 

更に、最近はガーデニングにも、力を入れ、草花の家族が一気に増えました。

誠に脆い命のこの家族をほっておく訳にはいかず、17号台風では、私に出来うる限りの備えをしました。

我が家の門扉前に置いてある、寄せ植えの鉢物は、数日前、新しいガーデナーさんが植え付けて下さったものですが。

あまりに重く、家に持ち込むのは、私では不可能。

夫に頼んだところで、こんなとてつもない力仕事。

いい顔をする訳がありません。

仕方なく、隣の鉢物の陰に、避難させました。

 

          

 

素晴らしいセンスに一目惚れした寄せ植えです。

また日を改めて、花の名称もご紹介しながら写真を載せることに致します。

他の鉢物で、持ち運び可能なものは、すべて家屋内へと。

 

      

 

結構重たい、松ぼっくりの形をしたテラコッタのオブジェもの置き物も、地面に下ろしました。

ヨッコラショ!と言い、腰を痛めないように恐る恐る・・・・・・(笑)

ここまでする必要はないかな、と思いましたけれど、トラックも横転するほどの風圧に見舞われると、どうなるかわからない、と心配だったからです。

                    

                                      

                            

                                             この鳥さんも(笑)

 

何だか、急に別人のように慎重になってきた私ですが、地震の備えは万全かしら?、と自分に問いかけると、まことに心もとなく思います。

週末に、次女の子供達のお誕生会をしますので、子供たちが遊んでいる時に、短時間でも、家族で地震会議を開いてはどうかしら。

連絡の仕方、万全の備えについてなど、若夫婦に、もっと教えてもらいたい事がいっぱいの私です。

 

皆さまのお宅では、地震、風水害の備えは、万全でいらっしゃいますか?

 

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保険のお話し

2012-07-11 15:45:32 | 備え

前日は、梅雨にもかかわらず、日々の爽やかなお天気を、嬉しく思う記事を書きました。

けれど、さすがに当地も、昨日、今日と、夏日を思わせる気候です。

でも吹く風は、柔らかく、肌にとても心地いいです。

湿度は高くありません。。

窓辺に映るピンクのむくげの花が、風にそよぎながら、優しく何かを、語りかけてくれているように見えます。

         

梅雨のシーズンに暑さでくたばってしまうことがなかったせいか、この程度の暑さなら、平気平気な~んて。

こんな強がりを言って、凌いでいます。

 

さて、今日は前にも触れた事のある保険のお話しを、もう少し詳しくさせて頂きますね。

この年齢になり、保険の有難さをしみじみ感じているものですから。

我が家は、保険貧乏のところがありましたから(笑)、支払ってもらって、当然と言えないでもありませんが、やはり感謝ひとしおです

 

有難い等と申しても、保険のお世話になる状況を喜ぶべき事とは、とても思えませんけれど・・・・

いくら入院や医療保険を払ってもらえるからといって、病気になるのは御免ですものね~

しかし、台風や強風による被害の保険補償は、思いの外、お得感が大きくて、ちょっと感動ものでした。


正直言って、修復費のの全額が下りるとは、期待していませんでした。

病気の保険の際は、あまりに速やかに契約通りの保険金を支払って頂き、さすが世界一の大手金融機関と、感心しましたが。

今回、大手とは言え、火災保険に付随したものでしたから。

ましてや、そんな補償があるなんて、私は知らなかったほどですから。

          

 

ところが、全額補償に更なる上乗せがあると告げられ、わが耳を疑い信じられないほどでした。

またまた我が家の恥をさらしているだけですね~

私のいい加減さは、呆れかえるばかりです。

緻密さが欠け、間の抜けたところがある私。

それにもかかわらず、我が家の旦那様は、家事全般のみならず、家計管理もすべて私任せの人なんです。

頼りない私がすることゆえ、契約する会社は、絶対的信用のおける大手と、私はいつも決めています。

 

その選択は、間違っていなかったようです。

当方が気が付かなくても、会社側が良心的に対応してくれますものね。

夫の入院と今回の保険で、改めてしみじみそれを感じ、嬉しく安堵しきりでいます。

以前、知り合いの方から、保険はなかなか期待通りに払ってもらえませんよ、と伺った事がありましたから。

 

そのお得感を、詳しく述べますと、補償手当金額以外に、その金額の30%分を上乗せしてもらえるのだそうです・

それは臨時費用保険金と云うものだとか。

修理するにあたっていろいろ他にも費用がかかることを想定しての支払いのようです。

自分で選んだ補償項目のはずなのに、この他人事の物言いは、なんということでしょう。(笑)

 

差し引かれるものは、バーゴラでは自賠責の保険金5万円と、残存処理費1万数千円だけ。

庇では、賠責も免除の保険になっていたようでした。

ですから残存処理費のみ差し引かれ、30%の上乗せですから、夢のようなお知らせでした。

最初はすぐ呑みこめなかったほどですが、内訳の明細の説明で納得できました。

          

 

保険は、過去に支払った金額を思うと、果たして合理的な契約なのかしら、と疑問にも感じますが。

それは今まで無事に過ごしてこられたから言える事。

契約したと同時に、補償の対象に該当する災害に遭うことだってあり得るわけですから。

そんな時は、保険に入っていて本当によかった、と思うに違いありません。

 

今回、私が契約内容で見落としたことがあったように、保険の選択と内容の理解は、大変難しい作業の一つですね~。

先日も最寄りの駅ビルの中で、保険総合相談センターといったお店が目に留まりました。

そういえば次女も、昨年マンションを購入した際、ローンを組むにあたって、相談に乗って頂いたある金融機関のフィナンシャルプランナーと保険の相談もしたようでした。

その時、フィナンシャルプランナーに、次女のローン返済のシミュレーションと保険への取り組みが、実にしっかりできていると感心されたようです。

親子でも、対応が全然違いますね~

今の若い人達は、しっかりしていると、感心させらることばかりです。

 

最近は、竜巻や突風が起き易い異常気象に見舞われがちな私達。

地震のみならず、他の自然災害による大きな被害も想定し、覚悟と備えが必要な世の中になってきたような気がします。

いざっという時に、保険は意外と身を助けてくれると、、私は今回の二度にわたる災難で、実感できました。

私達は、自然の猛威には抗しがたいですね~

その不安と恐怖を、幾分なりとも和らげてくれる保険の恩恵は、捨てがたいもののように思います。

 

かれん桜は、決して保険会社の回しものではありません。(笑)

 

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頓馬な私

2012-06-27 09:25:22 | 備え

昨日は、湿度もあまり高くなく、心地よい日差しで、終日、爽やかなお天気でした。

このまま梅雨が明けてくれたならば・・・・・・・・

一度、季節外れのスピード台風が真夜中に駆け抜けたりも致しましたが。

蒸し暑さも然程感じず、ほど良い雨量で、理想的な終わり方となりそうです。

          

 

でも、地域によっては、集中豪雨に見舞われ、多大な被害を被ったところもあるようですね~

毎年痛ましい報道を耳にするたびに、災害予防対策がもっと何とかならないものか、と感じます。

過去に襲った伊勢湾台風の報道は、今も心に焼きついてはなれません。

このような巨大台風で甚大な被害を被るたびに、対策における大きな進展が、歴史的にもみらてきたことも事実でしょう。

しかし、人命尊重の立場から、地震とともに、もっともっときめ細やかな策が施されてもいいようにも感じますが。

最近の度外れた自然の猛威による被害にには、人智では抗しがたいものも数多くあり、何とも複雑な心境です。

 

昨年は、15号台風で、我が家もマイホーム建築以来初めて、台風による被害を被り、ショックを受けました。。

その日のことは、今も忘れられない、私の頓馬エピソード付きの思い出です。

その時の、私の間抜けぶりを、再度ご紹介しましょう。

 

前代未聞のような恐ろしい台風が襲った翌日は、嘘のように澄み渡った青空の朝を迎えました。

その日は、夫が肝臓がんの大手術を受け退院後の、最初の受診日でした。

ゆえに、お天気に恵まれたことが、殊更嬉しく、ほっとしたものです。

コーヒーをすすりながら、朝食を食べている時のこと。

何時になく、ファミリールームに朝日がさんさんと差し込み、爽やかな青空が広く輝いて我が目に映りました。

台風一過の輝くような朝の風景に、何の疑念も抱かず、しばし見とれていた私。

 

朝食を取り終え、居間のカーテンを開けました。

その時、初めて私は、庭の異常事態に気が付き仰天。

庭に植わっている二本のミモザの樹のうちの一本が、無残にも根こそぎ抜かれたような状況で、花壇に覆いかぶさるように倒れていました。

もう一本も、道路側に傾いて今にも倒れそうな状況に。

更に再塗装し直したばかりのバーゴラも、一部損壊。

 

私が朝食時に、いつになくお部屋を明るく、空を広く感じたのは、このせいだったのです。

食事中は、全く我が家の異変に気が付かないなんて、自分のボケぶりに、あとで呆れるばかりでした。

 

その後、庭木は植えかえましたが、バーゴラを修復しようにも、同じ商品が既にありません。
特注すると、高額の経費になると聞き、修復は諦めました。

そして、損壊個所を取り払ったために、間の抜けた両サイドの空間に思案の末に、テラコッタのオブジェを置きました。。

倒れた樹木の除去作業、植え替え、オブジェ代、バーゴラの一部修理代、と予想外の出費でしたが、最近になり、思わぬ朗報を保険会社から。

 

今回の白アリ騒動の庇の壁の落下も、もとをただせば、風による被害によるものです。

竜巻が頻繁に起きた荒れた天候のころのことでした。

強風にあおられ、既に痛んでいたところが、破壊されたと言っていいでしょう。

 

かすかに記憶し念頭にあった火災保険の補償項目を思いだし、約款を改めて読み直しました。

そして、期待通り、火災保険ながら、風雪の被害でも、保険がおりることを確認できました。

白アリの件も、保険会社の担当者に、むろん説明しましたが、大丈夫そうなお話しで、私は大喜び。

更に去年のバーゴラも、家財の一部とみなされるようで、たとえ修復していなくても、修復したと仮定し、その代金を支払いますとのこと。

我が家の火災保険の保証は、現状回復といったものだそうです。

まるで他人事のような言い方ですね~

 

自分で契約しておきながら、その内容もろくに知らないで、毎年自動的に、30年近く払い続けてきた火災兼地震保険料。

保険とは、生活をある程度保障してくれる安心料とは言え、家計に占める割合は大きく、馬鹿にならない支出です。

それにもかかわらず、呑気な私は、バーゴラの被害を受けた時は、火災保険を利用することを全く思いつきませんでした。

朝食時のことにしろ、保険の対応といい、私は、呆れるほど、悠長で頓馬ですよね~

 

最近は、医療がん保険でも、入院時、随分助けられました。

この年になり、保険が大いに役立ってきた我が家ですが、喜ぶべきか、悲しむべきか、何とも複雑な思いです。

しかし契約していても、私のように抜けたところがあると、十分それも生かせなくなる懸念があります。

皆さまも、いざっという時には、抜け落ちがないように、時に契約内容を見直し、それをフルに利用することををお勧めします。

          

今日は、保険会社に損害保険金の申し込みの書類を送付します。

被害状況を説明する等、記入事項を埋めた申込用紙、、修理業者の見積書、次女のお婿さんにプリントして貰った被害状況の写真も添えて。

庇の左官工事、その後の吹きつけ塗装も、梅雨の不安定なお天気の中、やっと終了しました。

古い個所と見分けがつかないくらい、きれいに仕上げて頂きました。

すべて一段落付き、心からホッとした気持ちで、今います。

 

私の頓馬ぶりを省みての、今日の私の日記綴り。(笑)

皆さまのご参考に多少でもなれば、嬉しく存じます。

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早朝、グラグラグラ!まな板の上の鯉の心境

2012-03-16 07:24:12 | 備え

目を覚まし、さぁ~ブログをそろそろ書きはじめようかしら、と思った矢先のこと。
グラグラ、グラグラ、グラグラ、と大きな地震に、又見舞われました。
震度4~5弱といったところでしょうか。

最近は、多少地震に慣れてきたのか、割と私は冷静で、まな板の上の鯉といった心境です。
慣れは気の緩みとなり怖いことですから、身を再度、引き締めないといけませんね~

備えは一通りのことはしていますけれど、まだ十分とは言えません。
但し家具の転倒防止の対処は、9割方できている、といっていいかもしれません。
それに我が家は、造り付け家具が多いので、助かっています。

私は東日本大震災以来、我が家への信頼が、幾分大きくなりました。
この家は、きっと大きな地震にも耐えられるのでは、と。

その理由は、玄関ホールのガラスの花瓶が倒れなかったことによるもの。
四本足の40センチ幅ほどの、長方形の小さな飾り棚の上に置かれたガラス製の細長い花瓶が、震度5強にびくともしませんでした。
これには、とても感動した私です。

その他でも、倒れたのは、お雛さまが数体くらいだったでしょうか。

他にも、自分を安心させる拠り所が、我が家には二つあります。
ある時、異なる業者さんに、我が家を二点で褒められました。
床下と屋根裏です。

これぞ、まさに床下、これぞまさに本当の天井裏といったような褒め方をされたことがあります。
材木が多く使用され、非常に丁寧な造作のようです。

でも上に挙げたことは、恐ろしい地震の恐怖を多少でも和らげたいと、私が心のよりどころにしているに過ぎません。

大きな窓がやたらに多い我が家。
それに吹き抜けの箇所もいくつかあります。
私の見た目には、地震には、非常に弱い家に映るのですね~

さらに一番不安なことは、この家は、1年がかりで私が夢ばかり追い、勝手に図面を引き、その通りに建築された家だからです。
意外にも、修正箇所がほとんどなく、OKがでました。
お世話になった設計士さんから、大層なお褒めの言葉を頂き、設計士になることを夢見たほどです。
とは言え、地震対策のことなど、ひとかけらも頭にはありませんでした。
夢実現に向けまっしぐら、といった感じで建てた家ですから。

お正月、家族が揃って団欒を過ごしている時にも、大きな地震に見舞われましたが。
その時、義息子たちが、我が家の揺れ方、或いは地震で発生するみしみしという材木の軋む音に、大変驚いていました。

長女家の家は、コンクリート住宅。次女家はマンションですから、地震の反応が多少緩やかなのでしょう。
と言うことは、老夫婦の方が数倍恐い思いをしているということになりますね。

前面道路も4メートル以上ある住宅地で家も密集していませんから、火事の心配もなさそうです。
丘陵地帯ですから、津波の心配は皆無。
とは言え、震度7位の地震が襲うと、何が起きるかわかりません。

でも私は、この年になると、命を惜しむ気持ちは然程ありません。
夫にも、私はどんな事態になっても、この家は離れない、なんて言っています。

私にとり、一番の恐怖は、若夫婦家族の身の危険です。
皆、都心のど真ん中で働いています。

昨日、数日前の新聞に目を通している時、悲しい写真に見入り、もらい泣きをしてしまいました。
奥様をなくされた方が、小さなお子さん共に、花束を手向け冥福を祈る悲痛な姿。
教師の若いお嬢様を失ったご両親の悲しみに耐えかねた後ろ姿。
海を見つめるお父様の手は、無念を抑え難いかのように、手を拳にしてコートを握りしめておられました。

大切な家族を失った方々の、今も諦めきれない嘆きが、とても他人ごととは思えない、日本の置かれた、今の現状です。

何にいらついているのか分からない、大いなる自然。
どうかなりを鎮め、穏やかになって下さい、と心からお願いしたい気持ちですが、素直な応答が有る筈がありません。

これからは、ひたすら日本国民と、我が家族の身の安全を祈る暮らしを、日々送るしかないような、そんな気持ちでいます。

また最近の私は、先日このブログでご紹介した言葉を、幾度も噛みしめています。

自分の心に言い聞かせるために、、再度ここに載せることに致しました。

人生で大切な諦めと覚悟

諦めとは、運命は避けられないと知ること。

覚悟とは、与えられた時間の中で最善をつくすこと。

今日は、こんなこと書くつもりでは全くありませんでした。
結構強い地震に見舞われ、キーボードを打つうちに、このようなお話しの流れになってしまいました。

皆さまも、くれぐれもお気を付けてお暮らしになられますように。

今日の歩数 6047歩

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