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今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

2011-05-23 12:34:24 | 備え

  自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。

自分だけにしか歩めない、二度と歩めぬかけがけのないこの道。 広い時もある。 せまい時もある。のぼりもあれば

くだりもある。 坦々とした時もあれば、かかきわけかきわけ汗する時もある。

 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮は

この道しかないのではないか。

 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。

自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。

 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねば

ならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

 それがたとえ、遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

上記の文章は、松下幸之助著、「道を開く」から転載させていただきました。
最初のページに書かれた文章です。

一字一字写すという作業により、一言一言が一層心に染み入りますね。
私は、心身ともに疲れた時には、よくこの本を紐解き、松下幸之助氏の箴言に心を傾けます。

上記の「道」の文章は、被災地の方々はむろん、どのようなの境遇のもとで暮らす方々にも、心の支えと励みになるのではないでしょうか。

  

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ご訪問有難うございました。

五月とは思えない肌寒さです。
お体ご大切に。

 


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とんでもない恐るべき事とは

2011-05-15 07:33:43 | 備え

こういうタイトルですと、結構関心を持たれた方もいらっしゃるのでは.。
私ですと、何事?と思わず身を乗り出してしまいそう。(笑)

でも決して、大げさなタイトルではありません。
私の身に、九死に一生を得るような出来事がありました。

余りもったいぶった言い方は、みなさんに失礼でしょうから、起こった災難を、まず先にお伝えしましょう。
本当は、みなさんを多少でもドキドキさせたくて、事の顛末は最後にお話したいところですが。(笑)

実は、あわや交通事故に遭う寸前で、私は命拾いをしました。

何とも自分でも、狐につままれたような展開で、いまだに何故そのような事態になったのか、思い出そうにも、思い出せないのが真相です。

年取るとは、こういうことなのだ、と訳の分からない納得をするしかありません。

旅行から帰宅後、夕食に招かれ、お迎えに来たお婿さんの車で、次女宅へ、と。
そこで、もう若くない私。
年寄りらしくのんびり、旅行の疲れを癒せばよかったのですが・・・・・・

非日常から現実に引き戻された私は、もうすっかり主婦の顔。
明日の夕食のことが気になり始めました。
うっかり今月の献立カードを忘れ、すぐお料理が思いつきません。
とにかく、ついでだから、娘の近所にあるスーパーにお買い物に出かけよう、と。

最近はネットスーパーを利用することが多いのですが、以前、このスーパーでお買い物をしたところ、あまりの安さに感動。
その上、お野菜と魚の豊富さと、新鮮さに魅せられてしまいました。
ネットで購入する金額で、1.5倍程度の買い物は軽くできそうです。
これを利用すれば、確実に予算より食費が浮いて大助かり。

我が家からはかなり距離があります。
ネットの方が楽なのは当然ですけれど、一度買い物をして以来、私には見過ごせないお店となりました。

今日は彼が我が家まで送ってくれます。多少多目に買っても大丈夫、と思い、目につくものを、ショッピングカートにどしどし入れていきました。
レジで支払いを終え、かなりの重量の袋を四つ提げ、お店を出ました。
こんなに買っても驚くほど安く、また言い知れぬ満足感に浸りながら・・・・

しかし手がちぎれそうな重さです。
でも次女宅まで5分足らず。
疲れてはいるものの、これきしで、へこたれるはずなどない、と自分を励ましながら、信号近くに立ち止まっていた時のこと。

このあたりから記憶が定かでありません。
一瞬めまいでもしたのでしょうか。

突然、体が前のめりになり、重心が私の意志では、コントロールできないような状況になりました。

そして道路に転げ出るような感じで突き進みだし、止めようにも体が止まってくれません。

右の視界に車が迫ってくるのは、はっきり分かっていました。

でも自分の意志では、制御することはかなわず、そのまま道路の中央に倒れこんでしまいました。

車は直前で急停車。

車側からみれば、まるで身投げのように映ったのではないかしら。(笑)
ドライバーは、さぞさぞ驚かれたに違いありません。
大変ご親切なご婦人がお二方、傍におられ、私に手を貸し、
「大丈夫ですか? 轢かれるる寸前でしたよ。良かったですね~良かったですね~」
と幾度も幾度も、慰めるようにおっしゃて下さいました。

私は、このお二方にお礼を申し上げるのが精いっぱい。
本来なら、運転手さんにもお詫び申し上げなければならないところでしたが、気が動転し、私には全くそんな余裕はありませんでした。。
車には一目もくれず、お二方のご婦人に抱えられるようにして、娘宅に戻りました。

娘は、その話を聞かされ、仰天。その後、諭すように注意されました。

「ちょっとお買い物をするだけではなかったの。疲れているのに、なぜそんな無理な買い物をするの。
もう若くないのだから、安いからといって、遠くまで出かけたりせず、今後も、ネットス-パーを、必ず利用してね」と。

事故のリスクが高まる年齢と感じ、愛車を手放した私でしたが、この度のようなことで、事故寸前の危険に、身がさらされるとは、全く予想外のことでした。
靴は旅行用のアシックスの快適なものを履いたままでしたし。
今だに何故、体のバランスが崩れたのかよくわかりません。

歳を重ねると、自分では納得がいかなくても、思いがけない事に遭遇するということなのでしょう。
外界に限らず、自分自身の中にも、知らないうちに、いろんなリスクを抱え込んで暮らすのが、歳をとるということ。
そんな思いを強くしています。

自分を過信せず、十分注意を払った生活を心がけなければ、と、今回のとんでもない落ち度で、改めてしみじみ思いました。

万一私が、この度のことで重傷を負っていても、恐らく運転手さんの前方不注意になるのでしょうね~
それは余りにお気の毒。

高齢化社会が進むにつれ、、車が行き交う道路の危険は、ドライバー、歩行者共に、ますます増していくにちがいありません。

私のような事が、どこでまた、起こるやもしれず・・・・

皆様も、くれぐれもご注意くださいませ。

アップした写真は、次女宅の、その日のお夕食です。
長距離ドライブで疲れていたでしょうに、おもてなし本当にありがとう。

簡単なお魚ずくしのお料理でしたけれど、食卓のお膳立てが、とても美しく、感心しました。

蓼科でお世話になりましたことも、改めて心から、本当にありがとう♪
Mちゃんも、プレゼント、ありがとう。
R君、折角のお休みが、塾の講習では、大変でしたね。
親子共々、体にはくれぐれも気を付けて、今後も、明るく元気に頑張ってね。

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今日もご訪問、ありがとうございました。

 

 

 


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備えあっても怖い地震

2011-01-18 05:57:05 | 備え

昨日は、阪神大震災が起きた日でしたのに、朝、この日記を書く時点では、全くこの事に心が及ばなかった私です。

反省し、今日はこのことに触れたいと、昨日から思っていました。



幸せな日常を送っている人達の身に、突然襲った不幸。


大切な家族や親戚、友人を失った方々、家屋の倒壊に見舞われた方々。


自失茫然となられた多くの被災者の人たちの受けた衝撃と悲しみは、言葉で表せるものではないでしょう。


しかし、その後、行政の支援はもちろん、タイガーマスク現象に似た、若者たちはじめ、多種多様な業種の方々の

温かなボランティアに支えられ、目覚ましい復興を遂げた被災地。


私達はこのことすべてに思いを馳せ、1月17日は、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、人々の逞しさ、

温かさを、改めて思い起こす日でありたいものです。

朝のニュースで、追悼式に参列した方々の悲しみの表情が画面に映されると、私は身につまされる思いで涙ながらに見入りました。

この出来事は、決して他人事ではありません。


私は、関東地震、東海地震いずれでも、まともな被害を受ける地域に居住しています。


この歳になりますと、さほど生に対する執着はない私ですが、想像するだけで怖いのは、若夫婦家族のこと。



出勤途上、地下鉄の中で、この地震に見舞われたなら、通勤難民になったなら、あるいは火災に巻き込まれたなら…
と考え始めると、暗い気持ちになり、絶対あってはならないこと、と感じてしまいます。


でも必ず、いつか襲ってくるこの不幸に、私達は万全の備えをして、臨むしかありません。


しかし、いつまでたっても、他人事としてしか考えられなかった呑気な私。


それを見かねて、娘が避難用品を数年前にすべて揃えてくれました。


自発的に実行したことは、家具を壁に固定することだけです。


皆さんは、地震の備えはお済みですか。

怖いのは、雷、地震、火事、親父と言われた時代がありましたが、今は親父はすっかり優しくなりました。

ですが、雷、地震、火事で命を失う方は、相変わらず減りません。


特に怖いのは、やはり不意を突かれて襲ってくる地震ではないでしょうか。


備えだけは、十分にいたしましょう。


下の写真は、娘が用意してくれたものです。

これ以外に、いつも寝室に丈夫な靴を置いています。













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