今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

避難訓練

2013-06-01 06:57:24 | 備え

三日前の二十九日、関東地方もいよいよ梅雨入りとの報、

いつになく、早いように感じています。

その報せと同時に、その日の午後から雨が降り始め、翌日も終日止まず、幾分肌寒い日でした。

未だ梅雨特有の蒸し暑さに見舞われないだけでも、助かっていますけれど・・・・・

去年と同じような炎暑がまた訪れるなんて、今は実感が湧いてきません。

でも、必ずやってくるのですね~

去年は体調がすぐれず、青息吐息の日々でした。

しかし、今年は元気に乗り切れそう、と思っていた矢先のここ数日、久しぶりに、少々息苦しいです。

もしかすると、梅雨の気候が災い?

そんなの絶対嫌です。きっぱり!(笑)

 

 

カラミンサ・アレックス・ダリア・サルビアなど 

 

さて、昨日は、次女の子、K君の小学校に於けるイベントがあり、私も参加してきました。

内容は結構、切実な問題と感じ、それなりに気構えて学校に足を運んだのですが・・・・・・

なんだか、余りに簡単な訓練で拍子抜けでした。

 

その訓練とは、地震に襲われた際の、保護者の子供達の引き取り方について、と最初、娘から聞かされていました。、

ところが実際は、暴風雨時の対応でした。

地震に見舞われた際の訓練は、昨年同じ時期に運動場でありましたが、私は当日、他に用事があり参加できませんでした。

 

今回学校に赴くと、まず校内に土足で上がるように指示され、そのまま教室に向かいます。

教室の入り口で保護者が担任の先生に名前を名乗り、子供を受け取って、訓練は終了。

娘もいましたが、私が代理保護者となり名前を伝えました。

K君の担任の先生は、まだ年若い明るい女性教師。

あら!K君のおばあさんといった感じで、笑顔いっぱで応対して下さいました。

 

あまりにあっけない終わり方で、学校サイドの危機意識が薄すぎるのでは、と、私は少々不安に。

次女の話しでは、去年も実に簡単な訓練だったようです。

 

ケースバイケースで、いかなる事態にもスムーズに対処出来るように、もっと綿密な考察の報告が、父兄にあって然るべきでは、と私は思うのですが。

そうしてこそ、緊急事態の中でも、落ち着いて行動ができ、スムーズに事が運ぶと言うものではないでしょうか。

学校の建物の耐震強度なども、どの程度か知らせてほしいですし・・・・・・

十分でなければ、速やかに補強する等、行政指導がなされるべきでは。

 

迎えに行くとなると、どのようなタイミングで行けばよいのか、その辺りの事も詳細に説明してほしいです。

さもないと、迎える側、、まして老祖父母は、その時が分からず、途方にくれるに違いありません。

 

小さな命を預かる学校の責任は、実に重大だと思います。

 

 

 

東日本大震災が起きた時の事です。

長女家の小学校5年生だったK君が、被災後間もなく、一人で自宅に戻ったのを知り、私は、学校の不注意な対応に憤懣やるかたない思いがしました。

ブログにも、その気持ちを日を置かず、率直に綴りました。

その後、社会問題となり、新聞でも度々取り上げられましたね~

今回は暴風雨の訓練ということでしたので、とりあえず、孫の教室へのルートを確認できただけで、良しとすることに致します。。

 

その後、次女と、万一地震や台風で、若夫婦が自宅に戻れなかった場合の対策を、具体的に話し合いました。

代理保護者となった私達祖父母が、孫達のために如何なる行動をとるのがベストかについてです。

この度の訓練では、この話し合いが出来たことが、一番の収穫だったかもしれません

私と次女の間で決めた事項は、下記の通りです。

 

祖父母揃って二人で、まずK君を引き取りに小学校へ行く。(あるいは学童保育)。その際、自分たちの日常生活の必需品も持参する。

K君を引き取ったなら、三人で次女のマンションへ帰宅。

その後、私か夫が、かれんちゃんを迎えに保育園に向かう。

四人次女宅に揃ったなら、そこを避難場所と私達も心を定め、若夫婦の帰りを待つ。

 

こんな感じで、文章にすると誠に単純な行動計画ですが、私にとっては不安がいっぱい。

旦那さまに、その思いを打ち明けました。

「暴風雨の場合は、しばらく様子を窺い待機していれば、必ず静まり、落ち着いて行動できるけれど、地震はそうはいかないわね~

多くの被害に見舞われ、電柱だって傾き、道路にも亀裂が出来ているかもしれない。

無論、余震も度々あるでしょう。

そんな状況で、二人の孫を迎えに行くのは並大抵のことではないわよ。

私に、そんな勇気と体力があるかしら。

でも、万が一、そんな状況になったなら、孫可愛さで、火事場の馬鹿力のような元気が湧いて、きっと果敢に行動出来るのでしょうね~」

と。

 

しかし、最悪の場合は、緊張した日々を孫二人抱えて暮らす中、待てど暮らせど、若夫婦が戻らず、連絡も取れないなんてこともあるかもしれない。

こんな想像をすると、胸塞がる思いがします。

実際に、この様な惨事が数年前に起き、多くの方が不幸のどん底に突き落とされたのですものね。

たとえ想像でも、自分の身をその状況に置き替えると、当時の被災者の方々の悲痛なお気持ちが痛いほど伝わってきます。

 

 

      

折しも、4日前に、有識者会議による南海トラフト大地震対策の話し合いの最終報告がなされました。

そこでは、事前防災の重要性が強調されています。

耐震補強や火災対策、一週間分の食料や水の備蓄、その他いろいろ。

皆さまは、万全の備えが、既にお済みでしょうか?

 

楽観的で呑気な私は、とても十分とは言えず、恥ずかしい限りです。

今からでも遅くはないかもしれません。

可愛い孫達と若夫婦達のために、多少でも力になれるよう、この備えのために、もっと力を尽くさなくては。

この度の小学校の訓練と、南海トラフ地震対策の大きな新聞の見出しを見て、心を新たにした私です。

 

訓練後、次女宅で共に夕餉のひと時を過ごしましたが、そのことは日を改めて綴らせていただきます。

野球少年なりたてのK君の写真を、数枚ご披露するつもりでいますので、宜しければご覧下さいね。

ユニフォームが似合って、なかなか格好いいK君でした。(笑)

 

       

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