杉玉(すぎたま、すぎだま)とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。 >Wiki
杉の穂であるから、最初は青々としている。枯れ始めて褐色になる。そのなり具合で酒の熟成を判断する。昔の人はうまいこと考えたもんだ。上の写真の杉玉はもう少しだな。
人間と同じく、若く青い酒は、ぴりぴり来る。だが熟成したのは、飲んでも香りが舌ににのこり口腔と鼻腔を静かになでてそのまま脳を酔わせる。そんな芸当は青いのには無理だ。
佐賀県鹿島市。いくつもの造り酒屋が並んでいる。溝には、
溝に魚か、何だ、つまらない、と若い頃は思う。年を取れば誰でも溝に鯉が泳ぐことが、中国人の食用でないことに気がつく。佐賀県でありながら何とすばらしい町だろう。
この道を通って鹿島高校に通学したら、僕ももっと穏やかな人間になったに違いない。
ここからが重要だ。年を取れば誰でも持つかもしれない感受性だが、だからこそ一刻も早く教育をすべきだ。時を逃すと人は下品なままだ。たしかに、人の教養というものは別に必須のものではない。問題は価値あるものの峻別力と吸収能力である。それがあれば、教養はおのずと着く。
子供は親の興味を示すものに興味を示す。親が見るものを見る。重力波について一緒に考えてくれる親は尊敬を受ける。
無教養はよくこう言う。
人に迷惑をかけない。
そんなことが重要か?アホ。人として必要のないことだ。人に迷惑をかけないで生きることはできない。そんなことで子供の能力の発揚を抑えてはいけない。そんなことを言う親はきまって教養がなく勉強が出来なく自分という馬鹿をコピーした子を作る。
人に迷惑をかけない?サルでも分かることをわざわざ言うな。
この写真にあるようなちゃんとした家に住め。造り酒屋の裏。貧乏で無教養ほど家にガラクタが多い。
ふすまの雀が秀逸だ。修復(家全体)に一億かかったそうだ。350年経つ。一億は誰かの寄付。金はこう使え。腐れたミニチュアモーテルみたいな家を建てるな。
松田わこちゃんが、朝日歌壇に選ばれていた。中1。ぐんぐん上達する。「初笑い」の後の場面展開に才能を感じる。切れがいい。「雪」で止めるなんて。
オペレッタ「こうもり」を観て初笑い明日から本格的に雪