か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 97

2022年11月20日 | 韓国
<前回のつづき>

このように後進国においては独立というものはいつも甘く素敵な政治スローガンなのだがおおよそ権力を握ろうとする独立運動家にのみ利益のあることで、住民には損害を与える選択である場合が多い。なのであるから我々が過去1919年3.1独立運動で何の実益もない自主独立を扇動した人たちと世界情勢を見るとき独立とは何の実益もないものであるといえる。自重することを訴えた李完用伯爵の主張とどちらのほうが正しかったのかをもう一度考え直す必要がある。


カリブ海にプエルトリコという小さな島国があるのだが、ここは今アメリカ連邦に編入されるかそうでないならそのまま自治領として残るかを選ぶ問題で葛藤しているところだ。隣のメキシコやキューバから一日に数千名の人々が国境を越え荒れる海を越えアメリカに密入国しようとしているのを考えれば、これは一種の幸せな悩みだといえる。


19世紀末までスペインの領土だったプエルトリコは1898年アメリカが軍隊を派兵しスペインを追い出し島を占領することでアメリカの領土となった。 以後アメリカが100年間統治した結果貧しい農業国だったプエルトリコは先進工業国に変貌し現在一人当たり国民所得が1万ドルを超える中南米でもっとも豊かな国になった。


そんな中、この国にもアメリカからの独立のため武装闘争をするゲリラもいた。プエルトリコの民族解放軍はいまだに密林の中で自主独立のその日を夢見て世界最強のアメリカ軍を相手に熱心に戦っているが、住民たちの中には彼らにカネと食料などを支援している人もいるのだ。彼らはたぶん過去朝鮮の独立運動家たちと同様にアメリカによってプエルトリコが略奪されているので自主独立を成し遂げることのみが未来のための唯一の選択であると住民たちを扇動している。しかし、第三者の視点からプエルトリコを見るとき、アメリカの統治を受けなかったらいまだにただラテンアメリカの最貧国家の中の一つとして残ったであろうこの国でどうして独立運動をするのか理解しがたい。


したがって、国益というものは支配者の利益ではない住民の利益を言うのであるとするとき、住民がより人間的な生活を享受し高い生活の質を享有することさえできたら国を失うとか維持するとかいう命題は何の意味がない。安重根であろうが金九であろうが、またキムジャジンとかホンボムドとかの過去の朝鮮の独立運動家は今の現在のプエルトリコの民族解放軍と似た存在であるといえる。韓日合邦(日韓併合)は大多数の朝鮮人によいことだったのにそのことに抵抗した独立ゲリラは彼らが受けた儒教教育が偏向していたことで過去の朝鮮王朝への郷愁持っていたのかあるいは「独立」だけを最高の価値とする誤った考え方を持っていたのだろう。


政府が国民のために存在する今日の国家理念から見るとき独立であろうと自立であろうとそれが国民の幸福に寄与しなければ何の意味もないのである。さらにはそのことが住民の幸福を害する結果をもたらしたならばこれは明らかに最悪である。このような見方からすると100年前韓日合邦に反対であるとして自決するとか義兵となり死んでいった人々は価値がないことのために争い犬死をしたのだ。朝鮮はすでにきわめて古く腐っていてうち捨てられる運命にある王朝であった。いったい彼らは何を根拠に高宗に忠誠を誓い朝鮮王朝を守るために貴重な命を犠牲にしたのか。


<つづく>

天文台のガンダム

2022年11月11日 | バイク
うきは市の映えスポット。韓国人団体観光客がいた。

トンネルは、うきは市から耳納(みのう)山地をぶち抜いて星野村、星の文化村に出る。立派な天文台だ。反射望遠鏡。日本でも十指に入るそうだ。

見学は僕一人だったのに整理券。ガンダム、意識したな。

NISHIMURAのロゴが光る。戦前から卓越した技術力で海外からの評価も高い。なんとハーバード大学にも納入している。株式会社西村製作所。 (nishimura-opt.co.jp) 

最近はハッブルとかウエッブ宇宙望遠鏡が注目されるが、なかなか宇宙では改修修理が困難だし何よりでかいのは打ち上げにくい。まだまだ地上望遠鏡にも出番はあるのだ。

子供たちはワクワクして月食を観察しただろう。ここなら冥王星の星食もたやすく見られたはずだ。

日本はこのワクワク感を大事にしなくなった。知的好奇心よりみんなと仲良くとか楽しくとか・・・ それじゃあ努力することなんて軽んじられ理系離れは進む。日本衰退の根本原因はここにある。


昼間だったのにベガを観察できた。なるほど、昼間は夏の星座なのか。

綺麗なお姉さんが解説してくれる。なかなか詳しかった。ツーリングを続けようとする僕を引き留めるのに必死だったが、僕は先を急ぐ。(つづく)

だんだんピクニック化  @キャンプ飯

2022年11月06日 | キャンプ
山の中でうどんを作る。そして食う。それを繰り返すこと30回。いいかげん飽きてきた。

基本にかえって一汁一菜。不思議なもんだ。🍚、とくにわかめご飯。これは飽きない。
ステンの容器。韓国料理が流行って認知度も上がった。韓国では朝鮮動乱(朝鮮戦争)のとき以来定番になった。もともとは陶器が主流。しかし陶器は割れる。ほぼ韓国全土が戦場となったのでほとんどの国民は避難生活を体験。

われない、時には鍋にもなる、真鍮やステンの容器が重宝された。

amazonで直径14.5㌢の器というか鍋というか、購入。蓋の中央に径5㍉の穴をあけ蒸気抜きにする。炊き上がりを知るため。

だけどもうご飯を炊くのはやめた。おこげはおいしいが洗うのが面倒だ。うちでおにぎりを作ってラップにくるむ。おにぎりを温めるだけにした。

ラップが熱で破れないようにアルミフォイルを鍋との間に置き魔法ビンからお湯。さらに火にかけるが3分。アルコール燃料は10CC  。きちんと風防をすれば十分。

この調子で味噌汁も作る。インスタント、朝餉。


野菜分も忘れない。画像右のドレッシング。L97を飲んだ後の瓶。50CC. それをかけて直接食う。皿が汚れない。ないから。

食後のコーヒー。蓋に食と書いたのはドレッシング。その右は毒と書いたアルコール燃料。ダイレックスで燃料用アルコール、350円/500CCを小分けした。左側は水、150CC、これも十分。

さらに軽量化、合理化の余地あり。大体10回行くと工夫の余地はなくなるが、また新たな料理にチャレンジ予定。

今日の全荷物。真ん中の紙袋は食料。保冷バッグ。左の魔法ビン2個ともども自転車に取り付ける。


どうしてこんなことが楽しいんだろう。不思議だ。

幸せなんて、どこに転がっているかわからないね。