そうあってほしいと、そうあるべきと、そうなのだの混乱、人気取りたちの迎合。
ジャベリンが入るからとか、レオパルド2は無敵だとか、士気が高いとか、プーチンは重病だとか・・・いくらでも書けるウソの類。個々の事柄が真実であっても因ってウクライナが勝つとはならない。個々の事柄が本質ではないからだ。
小さな都合のいい事柄を積み上げてウソをつく。
これ権力プロパガンダの常とう手段。
たしかに総合的な戦力は算定しにくい。それは算定しにくいのであって関係ないのではない。バカは目の前の細かな数字にだけ反応し、自分のあってほしい現実に合う事実のみを積み上げて納得し、結果騙される。
たしかに戦力において、アメリカのF16やらが100機くれば戦況は変わる。ところがパイロットはそう短期間で出来上がるものではない。つまりあり得ない。
ありえないことまで動員して白昼夢を見る。もしもこうだったらいいなあが、きっとそうだに変わり、ロシアの侵略を許すなと絶叫する。
今、許す許さないの話かい。
昨年のウクライナの大反攻。もうロシアは終わりだと言わんばかりの解説があふれた。低能が集うSNSでは特に顕著だ。
ウクライナを支持するならもっと気合を入れろよ。ウクライナが負けても支持するということだよ。ロシアの石油を買っておいてなんというバカかい。
今ウクライナ側の戦況が不利になったのではない。細かい有利不利は繰り返す。ポイントは、最初っから勝ち目はなかったんだということよ。
工業生産力。これだよ。ナチスドイツを撃退したのは士気の高さではない。いわばT34の生産力だよ。石油だよ。食料だよ。人数だよ。おまけとして作戦だな。
おまいら100人とじゃんけんして勝ち続けられるかい。2,3人とのじゃんけんで勝った勝ったと喜ぶのはだれかい。脳天気日本人。