か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

大宰府の温泉

2014年05月26日 | ニュース

アホは「それは事実か」ということに異常にこだわる。アホの中では、事実が推理され複合し新たな原理へと向かったことがないからだ。

いわば、事実はどうだっていいんだ。

おとなしく控えめにしていないアホは、論破されたのに気づかずグジグジ同じことを何度も言う。僕は仕事をしていた頃、この手のバカに手を焼いた。3流大出身と言うコンプレックスの裏返しは実にしつこい。

等号が抜けている、不等号が逆だ、Logの底がない、計算違いがある・・・ 確かに事実には違いない。だからなんだ。 だからおまいらはアホなの。大勢の流れの本質を読め。下らん事実に拘泥したらひらめきが消える。だから検算なんてやってられない。それが僕の能力の限界でもある。が、本質は見落とさないようにしている。

ローレンツが予測を立てるとき小屋いっぱいになるほど計算用紙を使った。つまりほとんどまともな計算はなかった。だが彼の受けたノーベル賞を当然でないという人はいない。ローレンツは、ライデン大学の誇りであると同時にオランダの誇りだ。

オランダに行けば張りぼて風車なんか見ないで、ライデン大のモースコレクションを見よ。無料。日本文化の粋(すい)がある。

この本物たちに比すれば、大宰府にはきわめて俗物、正しく言うと飢餓にあえぐ低脳がいる。

大宰府の、中心に近いある地点で工事をしていたら水脈にぶつかり水が出た。追加工事費についてちょっとした争いになった。つまり噴出した地下水を関係者同士、押し付けあった。

ところがよく調べるとその水が温かかった。温泉だ。

するとこんどはその地下水(温泉)の取り合いになったのだ。そのときの根拠が面白い。あれほど根拠らしきものを並べて業者と地主と施工主と市がが、相互に相手に押し付けようと争っていたのに。活動的な馬鹿は節操がない。取り合いが始まった。

俺が見つけた。というかと思うと別の人間は、俺の土地だ、と繰り返し、奪い合いは法廷闘争になった。

神は馬鹿をからかった。その温泉らしきもの、だんだん冷えてもとの水になった。

水では一儲けできない。のどから血を吐くほど自己主張していた当事者は、すぐに黙った。

水も止まった。





  


あのライターはカメラかも。あのペンから毒矢が出るぞ。

2014年05月21日 | 国際・政治

前を行く車は煙幕を張るぞ。機関銃もついている。鉄菱を撒くぞ。40年前のボンドカーごっこがまたお盛んだ。

日本はスパイ天国だそうだが、そんなら国家秘密保全法で何人のスパイが捕まったかな。ごろごろスパイがいる国ならもう4,50人のスパイは捕まっただろう。

本当のところは、情報はどこから漏れているか。それは十分な収入がありつつカネに目がくらみ、ブス女房がいるのにハニートラップに引っかかり(これは仕方ない)、詰まらん手柄に食いつく雑魚官僚。この雑魚が配慮もなくべらべらしゃべる。あるいはしゃべらされる。このバカ雑魚がもらしている。

中国の工作員が来て、夜中に侵入した会社から情報を盗んでいるか。財務省に侵入し主計局案を盗み出しているか。

断じてそんなことはない。ではなぜ国家秘密法ができたか。官僚の失態を隠すために情報を国民から遠ざけたのだ。この雑魚官僚は風采も上がらないのに合コンではメチャモテる。

口をあけて股を開いて餌を待っていたちょうちんアンコウたちにとって官僚なんぞ千載一遇の好餌だ。

時代は好景気だという安倍の大嘘も、バカをだますことはできても事実を捻じ曲げることはできない。ちょうちんアンコウは「貧乏な福山」より「金持ちの出川」を選ぶ。雑魚官僚は隙だらけだ。

だがそういった非合法まがいの情報持ち出しは、ほとんどないといっていい。交渉で、こちらの知らない情報を相手が持ち出したことは一回もない。みんな巷にある放送新聞雑誌教科書・・・をソースにしている。

馬鹿な右翼は朝鮮語を馬鹿にするが、流暢な言語の使い手がいなかったら交渉はバカにされて終わる。言葉はできて当たり前だ。さらに歴史、歌、論説、多くのことわざ、そしてそれらの適切な使い分け。これで相手を圧倒していくのだ。これができる日本人を養成することが、スパイごっこよりはるかに焦眉の課題だ。

自衛隊は、むしろこのことがよく分かっていて、韓国のあらゆる放送を傍受し重要なものは文章に起こしている。一口であらゆる放送というが、交代要員もいるので60人は必要だ。隊内で学習したものばかりだ。ナントカ大学という4年間も女遊びに行くところの出身者はいない。実践で鍛われたものの実力はすさまじい。みんな兵だ。

たしかに、役所の縦割りの弊害があり、十分に外務省に情報としてあがってない。ので独自に外務省は、対韓分析に300人を抱えている。スパイごっこするアホはいない。こうして、日韓はすさまじいほどの情報合戦をしている。分析。結論への最短経路。敵に提示するための最適の事例。シコミ(敵に花を持たせるための意図的な失敗)は何がよいか。・・・

当事国同士のどちらかが、相手国の隠したものを無理やり暴こうという戦いではない。すべてオープンの、ただし気絶するほど膨大な情報からポイントをおさえ取捨選択していく戦いだ。

決してライターがカメラになっているか心配することは、しない。

 

 


間諜はどこにいる。

2014年05月18日 | 国際・政治

5月15日だというのに、歴史的なことを書く暇もない。

朝鮮のことわざに、「いとこが土地を買うと(自分が)腹痛を起こす」というのがある。日本では、「隣の芝生は青い」、とか言うよ、というと朝鮮の学生達に大いにウケた。少し意味は違うが、逆の表現をとると「他人の不幸は蜜の味」だ。

セウォル(歳月)の沈没事故。ネットでは、ざまあ見ろ、言わんこっちゃあない、朝鮮人のやることだから当たり前だ、という論調であふれている。でたらめにでたらめを重ねている、究極の責任逃れだ、自分だけ助かろうとするやつは死刑だ。・・・

そんなに朝鮮が嫌いなら、たった300とはいえ優秀な鮮人が死んだのだから、船長を責めてはいかんはずだ。喜ばなくっちゃあ。

橋が崩壊するなど年に一度ぐらい起こっている。すさまじい轟音とともに明け方の静けさを破り斜張橋は壊れた。これを観光客(主に日本人)から隠すためバス路線を変えた。

ビルが傾いたぐらいなんだ。路面に大穴が開きそこにタクシーなどが猛スピードで突っ込みその穴に向かいのビルが倒れこんで穴をふさいだ。韓国ではなかなか安らかには死ねそうもない。

サンプン(三豊)百貨店のときはそばにいたので救出に協力しようと思ったが追い出されてしまった。住民登録証がなかったので間諜かもしれないと警戒された。

今回フェリー事故で民間の救助や外国の救助を断った背景にはそれがある。僕は、生きるか死ぬかの境なら、べつにスパイに助けてもらってもいいけど。

国の恥という考えが浸透していて、フェリーの沈没から個人の不祥事までとにかく隠そうとする。

彼らは今回の事故に際し、自分らを笑いものにしている日本人を絶対許さない。IT大国は一人ひとりまで突き止めるだろう。仲が悪くなったのはここ20年の話だ。もう少し仲良くできんものか。

経済学者を名乗る三橋貴明は、時流に乗って日本資本を韓国から引き上げろという。世界最大の製鉄所をどうやって動かすか。資本が日本に戻れば雇用が増えるという。タコ。それができんから海外に出たんじゃないか。そういうことを実際やって韓国政府が傍観するはずない。

僕は韓国にいたとき一回もハニートラップにかかることはなかった。画像のような北朝鮮の将校なら僕は何でもしゃべるのに。

つまり、自国民がいくら犠牲になろうとも防諜は最優先の国だ。密告しなかった罪(不告知罪)がある国だ。日本がそんな国になったほうがいいのか、防諜については次回述べる。

日本人は色カネでどうにでもなる。韓国人も同じようにあるいはそれ以上のスケベだが、絶対的ブレーキを持っている。それはプライド、体面、かおを立てる、スジを通す。愛国心がある。






  

  

The Kyushu Symphony Orchestra

2014年05月14日 | 音楽

歴史は長く、最初は九大フィルといって九大生を中心とする楽団だった。そこにOBが増え指導者が加わり名称も変更して現在の姿になった。

今度も5月20日にアクロスホールで定期演奏会をやるようだ。この楽団のいいところはべらぼうな料金を取るのではなく、庶民が楽しめる金額に設定しているところだ。

外人を呼ぶと大して上手ではないのに金儲けのため一人2万とか3万とかとる。僕は入り口で気絶している人を何人も見た。

日本人は繊細でつやのある音を出す。コトッとかギッという音を出されれると気持ちが元に戻るまでしばらくかかる。韓国人はその上、足をゴトゴトやる。ところが、日本人が不要な音を出したのを僕は一回も聞いたことがない。

ただ、重要な点を見落としている。曲は何のためにあるか。曲芸ごっこをしているのではない。隣の線を弾いてしまうと確かにぞっとするほどいやだ。

だから日本のバイオリンの先生は雑音に異常に神経質になる。

問題は、そこで曲がこじんまりとしてしまうことだ。激しい曲に多少の雑音は問題ない。

九響の演奏会は個性を消すことで「そつ」のない演奏を目指すスタイルだった。どちらがいいかは分からない。ただ、外人が弾くと、とくに朝鮮、立ち上がって止めさせたくなる。50年前に日本に多かったタイプだ。「小金もち」になったのをいいことに貧乏人を見下すために弾いている。こいつらは、楽屋でもうるさい。

技巧はかなわないが一ヶ月あれば朝鮮をぎゃふんといわせる演奏ができる。鮮人は芸術家と大道芸人を混同している。これでは半島に芸術が開花する日は来ない。

最後に面白いことがあったのでひとつ。

久留米市の城島ホールとか何とか言うところでこの九響の演奏会があった。期日直前にチケットを買ったので「F」だった。ところがS席ですといわれた。SはA ~Dぐらいだろうと思ったので、これはラッキーと喜んだ。

何のことはない。全部「S」席だった。ホールの、黒と赤の斜めの縞模様の内装は、場末のストリップ小屋のようだった。さらに、指揮者は手で押さえるしぐさをしてアンコールを断った。百姓をバカにしたな。いつから偉くなったのか。でもカリカリしてヒステリーを起こしちゃいかん。バカはどうでもいいことに悲鳴を上げる。アンコールはおまけだ。

観客にも責任がある。不要なところで拍手されるとどんなに迷惑か。ちゃんと拍手すべきところでも拍手のタイミングがちょっと、ほんの3秒早い。早く終われといわんばかりだ。モスクワやウイーンでは弾き終わって5秒して拍手が鳴る。だから録音場所に選ばれるんだ。間違っても城島で録音なんてしない。アンコールも当然にない。

客とオケと相互に作り出す、音楽という本質で感動しよう。

20日、アクロスはいいぞ。ぜひ「S」で。





  


泣いて馬謖(ばしょく)を斬る

2014年05月09日 | 日常

     周囲のサルより一回り大きいサルがいた。

人間どもはベンツと名づけた。若い頃から喧嘩っ早くて人にも飛びかかってくる。

だが、喧嘩の仲裁などには独特のタイミングを体得しており、ときに威圧し、ときになだめ、その場を平和に収める才覚を発揮した。

やがて彼は群れのボスになる。大分県高崎山。700頭のボスに。会ったことのある人も多いはずだ。餌場で悠然とえさを食む銀色の長い体毛を揺らす老猿を。

力ばかりでボスになれるのではない。女子供を大事にするか。他の群れとの揉め事には先頭を切るか。秩序を乱すものには適切な制裁を下すか。そして一番大事なことだが、イケメンであるか。

ベンツはそのすべてを満たしていた。ナンバー2のサルによって入念に毛づくろいされた毛は歩くたびに波打った。

リーダーはあらゆる面で構成員を凌駕していなければならない。

ところがこのベンツ、他の群れのいい娘を見つけるや、あっさりと700頭のボスという地位を投げ捨て彼女と同棲をはじめる。新しい群れで迫害に耐え底辺に甘んじた。しかし彼が頭角をあらわすのに時間はかからない。彼なしには喧嘩はできないのだ。

抜群の統率力。上のものを立てる秩序意識。(もと700頭のボスだったんだぞなんて過去の栄光をひけらかしたりしない) はるか年下のサルの毛づくろいもした。

臥薪嘗胆、20年。彼は再び隣の群れのボスになった。

ところが寄る年波には勝てず、彼はひっそりと姿を消す。人間で言えば100歳を超えていた。ところがしばらくしてひょっこり群れに戻ってきた。動物は自分が死ぬときはなるべくその姿を見せないようにする。

ベンツを再び見たときは、消えかかるろうそくが一瞬明るくなるようだった。最後は人間に助けられて群れに戻された。これは許せない。こんなざまで800頭の群れの統率は取れない。いつも毛づくろいしていたナンバー2のサルはベンツを追い出した。ナンバー2はすでにボスとしての地位を確固なものにしていた。

人間よ、このときのナンバー2の苦しさが分かるか。組織のためには自分が30,40歳の若造でも心を鬼にし100歳を襲撃すべきなのだ。そんなことは分かる。しかし、一ヶ月前まで毛づくろいをしてあげていた老猿を、噛み付きひっかき森へ放逐しなければならない。おそらくベンツは息絶える。

老ベンツを群れに戻したとき、彼の毛並みに輝きはなく目も悪くしていた。人間はなんて余計なことをしたんだ。

ベンツが戻ることは、もはやなかった。 2014年1月。



(画像はベンツではありません。)



  


SAGA Light Sourse

2014年05月04日 | 技術

僕が大好きな「見学」に行った。今回は研究所だ。こういう異なる分野の見学に行くことは頭の鍛錬になる。

ネット、ネット。ネットに何でもある。と、言う人もいる。そういう人は深く人生を省察してこなかったため世の中をなめている。本人はそのことに気づいてすらいない。

人はそれほど頭はよくない。現物を見て現場と議論をして推考し計算しまた議論をする。循環小数のような気がめいる作業をこつこつ続けている人たちがいた。

実はまったく期待していなかった。佐賀県が作ったからだ。リニアコライダーを逃したのは悔やまれる。古川知事は何の勝算もなくベルギーまで物見遊山に行き、ついでに佐賀をアピールした。そういう遊び半分では誘致できない。

SAGA  Light  Source は小さい規模だが可能性の大きい施設だ。Synchrotron  Light というのが世に知られている。

シンクロトロン光は、電子加速蓄積リングと呼ばれる加速器 (シンクロトロン) を用いて、電子をできるだけ光速に近い速度まで加速し、強力な電磁石で電子の進行方向を曲げることで発生させる。

このシンクロトロン光は、物質の分析、反応、解析などのための手段として、超微細加工、材料工学、地球科学、生命科学等の幅広い分野の研究に利用されている。

研究所というのはどこもそうだが、一見、だらだらしていて、だべったりジョギングしたり、とにかくサボっているように見える。真実は逆で、そうでもしないことには頭が持たないほど物事を考えているのだ。

小保方論文もそうだ。誰でも本質に関係ないところでは実にいい加減な処理をする。人の資料や写真を借りたりするのは日常だ。バカは自分が分かるところでのみ人を攻撃する。世紀の発見であればあるほど、ポイントになるところは隠蔽する。当たり前だ。

おまいらが青色ダイオードを発見したらそのレシピを明らかにするか。そんな馬鹿にはそもそも発見などできない。何十年の努力の結晶をそこらにちんたら生きる低脳に、なんで無償で贈呈しなくちゃいかんか。

京セラは、朝礼がすんだら持ち場につくまでの時間が惜しいので従業員を走らせた。経営者はどうでもいいことに目を奪われ本質を見落とす。

シンクロトロン光研究センターにはゆったりした時間が流れ頭のいい人たちが働いていた。バカも低脳もいた。だが、それが何だ。バカでない公務員がどこにいるか。ポイントはそこではない。

99匹のはたらかない蜂達を無駄に食わせる社会でなければならない。ここがおつむが弱いのには分からない。

残りの1匹が一万匹でもできないことをするんだ。

「秘密保持条項  研究センターは秘密情報を厳重に保持し、書面による事前の同意なしにこれを第三者へ開示又は漏洩しません。」

ので、画像は乗せられません。概要は下記関連情報。