か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 102

2023年04月20日 | 韓国
<前回のつづき>

[1-7]我等は彼らをチョッパリ(日本人の蔑称)という    P109
  category  【新 親日派のための弁明〕キムワンソプ アジアの夜明け】


韓国人たちは、日本のことをとても簡単に決めつけてしまう。言葉の端々に、チョッパリ、ウェノム(倭奴)と言いつつ一つ下の国の扱いをする傾向がある。しかし、このように言う人たちも国際社会の視点から見ると日本に比べ韓国は小さい存在だという事実をよく知っているだろう。経済規模の面から韓国は日本の10分の一に過ぎずおそらく政治、経済、文化、学問芸術などほかの面からの影響力もこの程度の水準だろう。にもかかわらず、韓国人たちは平素から習慣のように日本を低めた物言いをする。多分傷ついた自尊心があるからだろう。以前、われらの祖先は日本が文化を伝えてくれた時期もあるという。それなのに最近は日本の植民地となって侮辱を受け搾取をされた心の傷を受けたと思う人がいる。



我々はこの間日本をあまりにも理解しようとしなかったようだ。彼らの歴史、一時期アジアと太平洋の広大な地域に進出し西洋の侵略者を追い出し大帝国を建設した栄光の時代、そして敗戦後50年以上を周辺国から後ろ指をさされながら戦犯国家として過ごさなければならなかった恥辱の日々…こんなことを外国人として、あるいは被害者としてではなく、日本人の立場から理解しようとする努力はなされてきていない。我々も以前は日本を我が国と呼び日本史を国日本語を国語国語としていたことがある。だがなぜこんなにも早く日本を遠ざけてしまったのか。多分韓国人たちは日本を批判して彼らの弱点を見つけることのみに上達しそれ以外の日本を理解しようとする努力をあらかじめ放棄してしまっていたのかもしれない。



しかし、日本人たちは自分たちの戦争に負けただけなのであり、犯罪を犯したのではないという考えを持っているようだ。韓国は長い間、日本に対し反省しろ、謝罪しろ、それも心から湧き上がる謝罪をしろと要求してきた。しかし、そうするたびに日本政治指導者たちの口から出る表現は、いやいや「過去のことは遺憾だ」とか「間違いだった」、あるいは「被害を与えたことについて謝る」という程度だった。彼らは太平洋戦争と朝鮮半島支配に対してさほど大きな過ちではなかったという共通認識を持っているのだ。



去る2001年6月、アメリカの時事週刊誌タイムはウェブサイトを通して「日本は過去にくりひろげた戦争に対して謝罪が必要か?」という内容のアンケート調査をしたことがある。全世界のアンケートに答えた人たちの中で60%以上の人がそれは必要ないという項目を選んだ。これは日本による大東亜戦争が欧州ファシズムが起こした戦争とは性格が異なるという認識が国際社会にひろがっているということを示している。このアンケートに対し韓国人たちは大々的に動員されてYESをクリックする運動を展開したのだがこれは韓国人の視点が国際的な感覚といかほどかけ離れているのかということを端的に示す結果となった。



アジア太平洋地域での第2次大戦はその性格と展開の様式においてヨーロッパの戦争とは全く異なる様相だったのである。したがって両者は異なるものとして理解する必要がある。今日アメリカが前面に出て日本を国連の常任理事国にするため努力をしている。また一方では日本の再武装を説いている。すでに日本が国際社会では戦犯国家の扱いを受けていないという証拠だ。最近アメリカは日本の軍備増強をリードして中国の覇権主義をけん制しようと努めている。日本の再武装を憂慮して恐れる国は事実上韓国と北朝鮮だけだ。



冷静に考えればこの地域である日ある国が突然ならず者国家に豹変し周辺国を侵略しだす国がいるとしたら中国だけであるにもかかわらず、韓国人は日本が再び再武装をしたのち朝鮮半島を侵略するのではないかと恐れている。しかし、日本は朝鮮半島と戦争を始めるほどの理由も意図もない。むしろ、朝鮮半島とかロシア、中国など周辺国によって日本列島が攻撃されはしないかと気をもんでいる状態だ。戦後日本はアメリカの安全保障の傘に無賃乗車して順調に経済力をつけてきた。冷戦が終結した今日に至っては、アメリカは大金を投じて日本に安全保障の傘を提供している自らの行動に対し原点に立ち返りその損益を再検討し始めたようだ。おそらく早い時期に日本は憲法を修正し自衛隊を正規軍隊に変え本格的な武装をしなければならないだろう。


<つづく>