か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

「ビビ」  お出かけ

2020年11月23日 | 

「カラシ」は子育ての経験がないせいか、どうも加減がわかっていない。「ビビ」(小さいほう)は捨て子の寂しさからか、やたらじゃれたがる。

 

そこで、俺を食う気か!!

と、

カラシの目がマジになっている。

 

ここ一週間でやっと時々は一緒に昼寝したりする。仲良くするときもあるようになった。

カラシの作った表情と、ビビの野生に目覚めた表情。

 

 

 

 

 

捨てられていたときは、ただかわいそうでかわいくて・・・、情にほだされるというやつだ。だってこの表情されたら殺処分はなしでしょ。

猫も子供も唯一の欠点は大きくなること。このままだったらいいのに。

 

 

見通しなく飼い始めると「カラシ」以上に「ビビ」は大変だ。ビビが退屈してたのでお出かけ。

「早く出せ」

 

出したら出したで、

「繋ぐなっ」

 

 

3週間でぐっと大きくなった。最初の可愛さは消え野生の鋭さが際立ってきた。

なるほど、ビビを捨てた飼い主は、かわいいうちに捨てればどっかのあほが拾ってくれると考えたに違いない。

エサは全く食わず、脱出のことばかり考えている。

 

佐賀県に行って花を見た。100円とられた。あまりきれいではなかった。ペットは無料ですかと尋ねたら真顔で、「無料です」。

 

 

家に帰り久しぶりに風呂に入れた。

どう見ても感謝してない。

人間的な「カラシ」、猫らしい「ビビ」、僕はどっちも好きだ。


ウソはしきりと絶叫する 73

2020年11月20日 | 韓国

<前回のつづき>

[1-3]反日の狂気

  1. センセイワタシハトヨタデス

大韓民国は1993年2月キムヨンサム(金泳三)氏が大統領に就任することで30年間にわたる軍事独裁体制を終わらせ、西欧的民主主義の姿を整えることができた。以後それぞれ5年間づつの任期を持って大韓民国を統治した金泳三と金大中は過去の軍事独裁体制のとき民主化運動のため尽力した政治家ではあるが、また一方で日帝時代に育ち日帝の教育を受け事業を営んだ世代であるという共通点も持っている。

 

金泳三と金大中は大統領に当選するとそれぞれ日本を訪問し日帝時代に自分を教えた先生を訪ねその恩を再び心に刻んだのであるが、それほど長い歳月の後でもその名前を記憶しあいさつしたかった先生がいるということは韓国の戦後世代には少しわかりにくいことだっただろう。いまだ40にもならない筆者の場合でも小学校と中学校の教師たちの中で名前を憶えている先生はほとんどいないのであるが、これは韓国の先生たちの中で尊敬に値する立派な人格者がまれだったからだ。昔も今も韓国の学生たちは先生を「コンテ」呼んで蔑視する風潮が支配的だ。優れた教師は学校を離れ私設学院で有名講師として成功し多くの収入を得るのを目標にしている場合も多い。すなはち、教師はいても師匠ほどの先生はいないというのが今日の韓国の学校の実情ではないか。

 

筆者も幼いころ老教師が日帝時代自分が尊敬していた日本人の先生の教えに対して話すのをしょっちゅう聞いていたんだが、彼は日本統治期間中朝鮮に派遣されていた日本の教師たちがすごく高度な資質と教養を身に着けていたということを立証する事実である。しかしながら、韓国のマスコミは大統領たちのこのような自発的な恩に報いる行動にすら、これを逆に利用して、日本に行き昔の先生に挨拶をしたのは親日行為だと非難している。最近韓国の野党は去る1988年金大中大統領が日本を訪問した時昔の恩師に電話して「センセイ、ワタシハトヨタデス」と日本式の名前を使った事実を聞いて今でも政治攻勢を続けている。

 

韓国は全世界において反日感情が存在する唯一の国だ。過去、日本と戦争を通じと被害を受けたこともなくむしろ世界の韓国学界では日本統治で韓国がものすごい恩を受けたという評価が一般的であることを見ると韓国に反日感情があるということは異常な現象であるとしか言えない。さらには朝鮮と似たような時期に日本統治を経験した台湾にはかえって親日感情が多いことと比較すると日本統治によって台湾よりははるかに多くの恵沢を受けた韓国の強い反日感情は到底納得できないことだ。

 

私の場合に限っても去る1995年度、日本で神戸大地震が発生した当時書いた文章だが、日本にそれほど大きい災難が降りかかったのを喜びつつこれは天が下さった機会であるからこれを踏み台にして日本に追いつかなければならないというように述べている。当時私は、ある日本人が「神戸に住んでいる親戚の多くがし死んで私たちは悲しみに打ちひしがれているのにこのことを喜ぶ韓国人はいったいどういう気なのか」と抗議する文に接し「昔お前たちが私たちにしでかした悪行に対して何の反省も謝罪もないから我々は日本の災難に対しこれを喜んでいるのだ」と答えたこともある。

 

このように最近ですら私には反日感情が存在していた。

 

<つづく>


「ビビ」 闖入

2020年11月03日 | 

家猫として「カラシ」がいる。

向上心にあふれた賢い猫だ。こいつとはまあ何とか仲良くしている。おうち大好き猫で、抱いて家の周りを散歩するとぶるぶる震える。

とくに野良猫に出会った時は爪を立ててしがみつくのでとても痛い。

ところが座敷から窓越しに野良を見つけると大変勇ましい。相手が向かってこられないとわかるとぎゃあぎゃあ鳴きまくって力を誇示する。

 

人間にもいる。

バイトだからと思っていい気になって若造が年長者に横柄な口を利く。ところが人には我慢の限界というものがある。

頭に来て下から覗きあげて、

「いいかい、兄ちゃん。俺は傷つきやすいんだ。調子こいてなんだその態度は!」と、すごんでみせると突然ひきつった笑顔になってせいぜいできることは上に泣きつくことぐらいだ。

 

カラシが外の野良猫にすごんでいたら、いつもはコソコソしている野良がすごい形相で向かってきた。

閉まっていると思っていたガラス窓は空いていたのだ。カラシは、若造横着正社員のように慌てて箪笥の上に逃げた。

 

そんな空威張りカラシが僕は好きだ。

 

人間誰でもテキトーなところってあるよ。

 

そんな猫嫌い猫、カラシがある日窓の外を凝視していた。生後間もない子猫がいる。2匹。1日ほったらかしにしていたが、子猫はかなり衰弱してきた。

育児放棄か捨て猫か、どのみちカラスの餌になる運命だ。 

 

 

かなり考えたが、飼うことにした。すでに車庫には別の親子がいる。多分だが、だれか捨てたようだ。

一匹になっていた。とても怖がりの猫でビビってばかりなので「ビビ」と名付けた。

このままいくと猫屋敷になる。

だが、ちゃんと考えて買っているのに「最後まで責任を持てよ」といいに来たあほがいた。猫より始末が悪い。捨てられた老人間だ。猫は自分の世界観が確立していてむやみに他人に干渉しない。

 

 

ところで、ビビ。

 

受難のシャンプー。

2回した。それでも黒いよごれが出た。

一週間後、慣れてきたのでピクニックに行った。離乳食を作りシートを広げ僕はサンドイッチ。小市民的生活を感じてみたが、なかなか庶民も楽しい生活をしているようだ。

 

今は固形分をだいぶ増やせるようになってきた。

人に聞いたらなかなか血筋のいい猫だそうだ。なんだ、僕と同じじゃないか。

 

親近感がわく。

カラシはビビが来て喜んでいる。猫嫌い猫のカラシは、人間嫌い人間からけんと本来的に気が合う。ビビともなぜか仲良くなった。

だから、みんなで仲良くできそうだ。

ウンコ、オシッコもちゃんと自分専用トイレでできる。医療衛生面も万全。