中国や朝鮮ではよく使われる言葉だが日本ではあまり使わない。立ってもいられない状態になるほど酒を飲み暴れまくる時この語を使う。手の施しようのない状態だ。
朝鮮には、「やくざの妻ならなれるが、酒飲みの妻には、なれない」という言葉がある。ただし女も負けていない。いまどき花見にいくと、ヤカンから直接焼酎を飲み大股開きで寝そべる若い女性をよく見る。無料野外ストリップだがあまり見たくない。行悖。
行悖(ヘンペ)とは、よく言って狼藉だ。朴こと高木クネは、今回の沈没事故に対し「行悖」声明を発表した。
が、僕は高木クネの言葉が日本語になると柔らかくなっているのに気がついた。少し引用。
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韓国の朴槿恵大統領は21日、首席秘書官会議で、韓国南西部・珍島沖で起きた客船沈没事故に関し、「船長と一部乗組員の行為は常識的に容認できない、殺人にも等しい行為だった」と厳しい表現で非難した。 ヤフーヘッドライン
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上記の文章中、「殺人にも等しい行為だった」とあるが僕が、KBSを見ていると言葉の度合いが違うことが分かった。正しくは「人殺しと同じ狼藉(行悖)をはたらいた」と訳すべきだ。
一事が万事で、まるで高木クネはいけない国民をしかるという視点からものを言った。クネは大統領制自体を理解してない。李承晩が極悪とすればクネは低脳だ。極悪と低脳とどっちが迷惑か。究極の判断だな。
わが国の内閣制は三権分立ではない。立法府の安倍がCabinetを構成している。つまり行政府の長だ。特段悪いことではない。近代日本が選択したことだ。
ところが韓国は個人、李承晩がアメリカというトラの威を借り大統領制をでっち上げた。しかし高木クネはそのペテン師が作った大統領制すら無視した。大統領制とは三権分立の最も完成した形態である。モンテスキューが泣くぞ。
「船長の行為が容認できない」かどうかは司法が判断することだ。今すべきことは、国民感情に乗って人気取りをしていれば自分の地位が安泰だ、と考えることではない。
当該フェリー関係者にすべて過失があるとは限らない。ましてや船長に殺人罪とは、罪刑法定主義はどこに行った。生徒遺族の怒りは多方面に向いている。船員遺族も少数ではない。彼らは怒りをこらえるしかないのか。
つまり、いま、行政の長たる大統領パククネが緊急になすべきことは、国民間の不毛な対立を緩和する発言をすることだ。
言うに事欠いて身内たる公務員に対してさえ「自らの地位を守るために、上司や他人の顔色ばかりうかがう公務員は、政府から必ず出て行ってもらう」、と、船が沈んだら公務員が悪いといった。これでは公務員はやる気をなくし救助活動の気勢をそがれてしまう。
緊急の課題は、国民和合を図り、団結した国民が、事故原因究明、再発防止、責任者の処罰、損害賠償、遺族への公的援助、等に理解を示してくれるようにすることだ。山とある。
彼女の不用意な発言は、激昂しやすい韓国人のイライラをあおることしかしなかった。青瓦台(大統領官邸)でいきり立つことは絶対にしてはいけないことだ。