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か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

尹 東柱(ユン・ドンジュ)     2

2016年02月15日 | 韓国

尹 東柱(ユン・ドンジュ、1917年12月30日 - 1945年2月16日)は、間島出身の詩人

第二次世界大戦下の日本において治安維持法違反の嫌疑で逮捕され獄死した。朝鮮語での詩作を続け若くして非業の死を遂げた尹東柱は、大韓民国において国民的詩人として有名であり、北朝鮮でも一定の評価を受けている。          >Wiki

彼が死んだ日に注目してほしい。今日だ。昨日小さな慰霊祭があった。彼は、延世大出身でいわば僕の大先輩だ。校内には尹 東柱の碑があり、その前で文学部の連中が簡単な式典をした。

もともと韓国人は、今を生きる人たちで、カネにならないものをわざわざ保存しようとはしない。碑をたてて、尹 東柱を殺した憎き日本を忘れまいとする愛国心高揚記念にしたりはするが。

今は大学院として使う昔の校舎がある。当時学生のころ、英才館とか名前がついていて、入るのがこそばゆい気持ちになった。まだ彼が学んだ教室が残っている。

愛国反日プロパガンダを行うには、教室にプレートを置くよりもでかい石碑やぶきみな少女像が有効だ。「謝罪と賠償」のために。

僕はせめて、教室に彼の遺影か業績を記したものがほしいと思った。これ見よがしの石碑は要らない。政府はしきりと入試に出して認知度を広めようとしている。セコい。

慰霊祭に出た。多くの日韓のマスコミが来ていた。両国の溝の深さがわかった。両国民の間には思考の断裂がある。

日本人は、尹 東柱の詩のすばらしさに対し韓国に感謝するといった。難解だが僕もそう思いはする。

だが、日本人は歴史に痛みを感じない。

獄死であるはずがない。終戦が確実となった帝国はあわてて治安維持法関連検挙者を殺害した。不当な捜査やでっち上げや拷問の事実を封じ込めるためだ。

低能な特高(治安維持法にもとづく特別高等警察、裁判なしの拘禁が可能)が彼の詩を深読みし犯罪を捏造したのだ。そうして人類の財産である天才詩人を27歳で消した。

この事実に気を止める日本人は、ほとんどいない。

韓国人は歴史を捏造し、主要な論点と利益になる論点の区別もつかない。政府(韓国)は、尹 東柱の死を利用して低能たちが反日に狂うのを期待している。

だが僕は、確実に変化を感じている。パククネの思惑とは違って公平客観的に判断できる若者が増加している。日本の若者はどうだかよく分からない。

KBSの取材を受けた。韓国のNHKだな。一番冷静で、かつ政府寄りではない。お土産に5cm*20cmの重たい箱をもらったので期待した。クルーに後輩がいたのでかならず放送しろといっておいた。韓国の放送が視聴できる人は見てください。

重たいのは箱だけだった。

 

 

 

 


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