か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ほとんど病気です   @キャンプ飯

2022年12月04日 | キャンプ
ときどきキャンプに行って飯を食いコーヒーを飲み本を読みうとうとして帰る。

Book offは本の新しさだけで値段をつけているので、びっくりするような本が100円。ありがたい。


こんな画像は他人が見ても何ともないが、ぼくにとっては至福の時の記録。カメラがない時もあったので少なくともこの2倍はキャンプ飯した。ひと月で。

目に見えるものがつまらないものばかりでも、大事なものが潜んでいたりする。

星の王子さまは言う。
 L’essentiel est invisible pour les yeux.「たいせつなものは目に見えないんだよ。」 

だんだんピクニック化  @キャンプ飯

2022年11月06日 | キャンプ
山の中でうどんを作る。そして食う。それを繰り返すこと30回。いいかげん飽きてきた。

基本にかえって一汁一菜。不思議なもんだ。🍚、とくにわかめご飯。これは飽きない。
ステンの容器。韓国料理が流行って認知度も上がった。韓国では朝鮮動乱(朝鮮戦争)のとき以来定番になった。もともとは陶器が主流。しかし陶器は割れる。ほぼ韓国全土が戦場となったのでほとんどの国民は避難生活を体験。

われない、時には鍋にもなる、真鍮やステンの容器が重宝された。

amazonで直径14.5㌢の器というか鍋というか、購入。蓋の中央に径5㍉の穴をあけ蒸気抜きにする。炊き上がりを知るため。

だけどもうご飯を炊くのはやめた。おこげはおいしいが洗うのが面倒だ。うちでおにぎりを作ってラップにくるむ。おにぎりを温めるだけにした。

ラップが熱で破れないようにアルミフォイルを鍋との間に置き魔法ビンからお湯。さらに火にかけるが3分。アルコール燃料は10CC  。きちんと風防をすれば十分。

この調子で味噌汁も作る。インスタント、朝餉。


野菜分も忘れない。画像右のドレッシング。L97を飲んだ後の瓶。50CC. それをかけて直接食う。皿が汚れない。ないから。

食後のコーヒー。蓋に食と書いたのはドレッシング。その右は毒と書いたアルコール燃料。ダイレックスで燃料用アルコール、350円/500CCを小分けした。左側は水、150CC、これも十分。

さらに軽量化、合理化の余地あり。大体10回行くと工夫の余地はなくなるが、また新たな料理にチャレンジ予定。

今日の全荷物。真ん中の紙袋は食料。保冷バッグ。左の魔法ビン2個ともども自転車に取り付ける。


どうしてこんなことが楽しいんだろう。不思議だ。

幸せなんて、どこに転がっているかわからないね。


メスティンに一工夫   @キャンプ飯

2022年10月08日 | キャンプ
amazonを通じてメスティンを買った。テフロン加工ということなので当然に焦げ付きにくいものだと思った。

それが相手が中華となると通じない。 

アルミが薄いのが焦げ付きの原因。テフロンは悪くないが問題のポイントではない。

アマゾンに商品レビューした。返す刀で「あなたのコメントは規定違反ですので、今後コメントすることはできません」。

きつい批判は真実であっても規定違反でパージするわけね。なるほど。


買ってしまったものはもったいないので何とか工夫してつかう。底に同形の鉄板を敷いたら焦げ付き解消。厚さを変えたり真鍮などに材質を変えてみり、カットアンドトライ。市販の焦げ付きにくいフライパンは表面処理より底が厚いことが決定的要因。(大きい熱容量、すばやい熱伝導、加熱の均質性が炭素の固着を防ぐ)

さらに一工夫くわえる。悔しいじゃないか。クソつかまされて酷評するのは当然だ。分からんのかmazon。

怒って捨てても芸がない。

そこらにあった取っ手。それは真鍮のようなアルM4の皿小ねじが合うようにドリルとリーマでガリガリ。ねじも長すぎ。切断。画像上部に蝶ナット。これで取り外し式に。

正確に。

ポンチでガツン。木づちでたたく。質量の小さいものですばやくたたくと目的の部分だけがへこむ。金づちは✖。



リーマでバリ取り。




僕らは出来合いの商品になれてしまっている。材料から製品にする苦労をよく理解していない。自作、改良は先人の苦労を理解するよい機会だと思う。

実践、反省、改良、この繰り返しが進歩なのだ。この過程に喜びを見出す人は上質の人間だ。(含む僕自身)




蓋に残る精緻な線。寸分たがわぬ工作。秀逸な頭脳と洗練された指先。

Bliss    Bliss


キャンプギアにCB缶   @キャンプ飯

2022年09月27日 | キャンプ
CB缶とは、Cassette Bombeの略。キャンプでよく使うガスボンベにOD缶もある。Out Doorの略。

キャンプで使うには一長一短で、一概に優劣はつけがたい。いずれにしろ外国でこんなチマチマしたギアを使うことはほぼない。


僕はCB缶を使う。安いから。中身はOD缶も同じブタンガス。プロパンガスを混ぜて冬期用とか言って高く売るんだから、あくどいね。資本主義自体がバカをだまして金を巻き上げるシステムだから、そんなもんか。

ところがそのタダで噴出して処理に困るブタンガスでさえウクライナ戦争のせいで高騰している。一缶200円前後だったのが300円前後になった。僕には無縁だがIWATANI製は500円近い。


「ウクライナには同情する、だけどサハリン2からのLPGは止めないで」というのが大方の日本人の考えだろう。「俺は違うぞ、プーチンの人殺しには加担しないのでサハリンのLPGは要らない」、といった旗色鮮明な考えは日本人にはあまり向かない。キャンプが楽しかったら人殺しにも加担するわけだ。

こんな脳天気を見てプーチンは安心しただろう。同時にこの能天気な日本をバカにするに違いない。


この辺で本題。
自転車キャンプの場合、とにかく荷物を小さく軽くする必要がある。手のひらに持っているのは小型バーナー。これを右にあるスタンドに立てる。 Via  amazon
こんな感じ。着火装置はないほうがよい。すぐ壊れるし圧電式なので湿ったらアウト。

ご飯を炊く。容器がステンなので中火で10分。あとは余熱で。

その蒸らし時間に、レタスにドレッシング。ごみは出ないし皿を洗う必要もない。レタス手持ち。美味いよ。

行くたびに具が増えてしまう蕎麦。

アルコールコンロ自作  @キャンプ飯

2022年08月17日 | キャンプ
空き缶を利用したアルコールコンロの製作。

材料費 0円
製作時間 約1時間

釘を研いでケガキ棒として使う。ぐるっと一周線を入れる。スチル缶。
回しながら線を入れる。


線を入れた。            切る。 


スチル缶の外側を削っておくとアルミ缶と合わせやす。


今度はアルミ缶。   底にタケノコドリルで穴を開ける。


残ったアルミ缶の側面から縦約17mm、横適当のアルミの板を切り出す。カッターで切れる。
↑これで缶の内側の副燃焼室を作る。

スチル缶とアルミ缶を両側から合体。このとき上の画像のアルミの筒を缶の内側に挟み込む。小さい穴は適当に。これはメスティン用。四角い炎。


燃焼実験。周囲にあける穴は
直径1.6mm×12個。ドリルは百均。

詳しい製造法はYou tubeか、みんカラの「からけん」のブログの約一年前の記事にある。アルコールはダイレックスで350円/500㏄。原料は芋。SDGs.

60CC,約50円。これでご飯を炊きおかずもできる。左から、水、アルコール燃料、虫よけの夾竹桃の花、食用油、コーヒーミル(amazon)と紙フィルターを輪ゴムで止める、ご飯、上にアルコンが載っている(アルコンに火をつけたらその上にご飯を乗せる。直接乗せても大丈夫。ステン容器via amazon)。斜め上に急須、その下味噌汁。

山中、だれも来ない公園。田舎議員の思い付きを無駄にしないように僕はせっせと来ている。



忘れたら創意工夫  @キャンプ飯

2022年07月24日 | キャンプ
ちゃんと紙にリストを書いておけば忘れ物もなくなるのだが。

ぼくもただ普通に老いに抗っている。


キャンプ場に着いて忘れ物に気が付くと強い自己嫌悪が襲う。
「こんなはずじゃなかった、どうしたからけん。往年の明晰秀逸な頭脳はどこへ行った?」、と。

しばらくたつと人のせいにして何とか気持ちを合理化しはじめる。
「出がけに燃えないゴミを出しといてとか、帰りはクリーニングを取ってきてとか。タダ飯食いたちは出がけに紛らわしいことを言う。
つまり、「そのせいで忘れたんだ。」と話を持っていきたいのだ。


しかし今回は忘れるにもほどがあるものを忘れた。

ナイフ、食用油、ドレッシング。

今日は野菜たっぷり焼ソバの予定。


ま、そこはそれ、いつもの秀逸な頭脳で乗り切る。と、シナプスの劣化を認めない。我ながら嫌な老人だ。


創意工夫。

サラダ用野菜をどうするか。まずレタス。直接食いつく。塩とゴマをかけて。
これなかなか正解。



人類は火の使用をすることで猿とたもとを別った。その火にかけるにはあまりにも肉が大きい。僕はどうしたか。

生肉に食いついた。 食いついて引きちぎり5,6個の塊にした。300万年退化した気分。ここは見苦しい姿なので画像はなし。もう一つ言うと生肉はうまくない。


野菜は。アルミの風防を一枚外し河原で研いでみた。これがなかなか鋭い切れ味。ナイフ。なかったら作る。

油は肉のラード部分を先に加熱。わずかに出てくる脂分に賭けた。


玉を入れて、


これがまた怪我の功名というか、あっさり味。


今回もまた、不幸に負けないからけんの生き方の一面でした。



 

西鉄電車で GO!

2022年01月06日 | キャンプ
試行だが、西鉄電車が昼間の特急に限り自転車を持ち込めるようにした。(自転車はタダ)これが極めて好評で西鉄も本気で実施したい意向のようだ。

試行期間中2回、この制度を利用してキャンプ飯に行った。

乗り込むときはエレベーターが鬼門だ。まさか階段はいけないし、エスカレーターも無理だ。だが僕の自転車はランドナー。大きいのだ。

エレベータには対角線上に自転車を置かなくては入らない。ほかのお客さんに申し訳ない。


常々は自分中心に生きているが、完全遊びで乗るのだ。気が引ける。


田舎の駅は跨線橋(線路をまたぐ乗客用通路)がない。ホームの端に遮断機がある。そこを通るので同一平面上を行けばすむ。

そこがなぜか特急が止まる大善寺駅。降りた。


前輪の荷台にビトンが見える。その中は食料。二個の水筒とコップが見えている。残りは苦労して小型のザックに入るようにした。リサイクルショップで購入。この世界ではなかなかのメーカー品だがほつれがあるとかで300円。ほつれは縫えばよい。

一方でビトンは自転車の2倍以上の価格。実用性は極めて高く逸品だ。「厭きたから要らない」というのをもらった。

300円(ザック)だったり30万(ビトン)だったり、日本は大丈夫かい?



自転車キャンプを始めたのは一年前。そのころは7キロあった荷物。減らした。ザックの中身の重さは1.35キロ。

難民か家出人のような荷物を抱えていくのは好みではない。

アラヤ号は麦踏を待つ田園を進み、

無料で直火もバーベキュウもOKという公園に到着。偶然。

そこにアイテムを展開。


みそ汁はわかめが多すぎた。男子厨房を遠ざく、とか。なんという誤った家庭教育を受けたのか。いまだに料理の勘所がわからない。

さんざん農道を回って、帰りは花畑駅へ。


日本のカレンダーには月曜から始まるものがある。働いたのちに休むという考え。

世界の常識では、まず休んだ後(日曜)しかたなくなって働く(月~金)、疲れて休む(土曜)という考え。

さらにEUでは大企業において水曜を休みにするところも多い。それでも最低賃金は4000円/時だ。電車に自転車を持ち込めるのは戦前からの常識だ。

背後から貧困というナイフを突きつけられて狂ったように働いて、いったい日本って、なに?


わが町に降りた。

キャンプ飯   バリエーション

2021年12月16日 | キャンプ
それがないのよ。レパートリーが貧困。

いきおい同じものを食い続けることになる。いや、それがまずいとか食傷するとかいうのではない。

わかめご飯の連続でも十分おいしい。難民に届く国連物資のようにありがたい。


ただ、希望としていろいろ作りたいと思うのだ。


子供のころ、母は僕が台所に近づくのを嫌った。「男が来るところじゃなか。お前は女か。」

おかげでご飯の炊き方も知らず、ハンカチ一枚洗ったこともなく20歳を超えた。

どうやって独身時代を生き抜いてきたのか考えてみた。何のこたあない。全部外食で、下着までクリーニングに出していいた。



だから基本がなってないのだ。基本を理解してない。当然応用力がない。

すると面白くない。関心がなくなる。まるでそっくり、バカと勉強の関係と。



恐ろしいのはそうして成人した人間は舌が肥えてないということ。服を清潔に保つのはクリーニング屋の仕事だと思い込む。


キャンプ飯を食いながらだんだん考えるようになった。なんでわかめご飯がいつまでたってもうまいのか。僕の味覚は炭水化物にしか反応しなくなっている。

悲劇だ。何とかしなくちゃ。わかめご飯に埋没するときは至福のときではなく堕落のときだ。

toyokko_2014さんのブログには一度として同じ料理はない。が、全部うまそうだ。


いろいろ身近な人から聞きだしてノートを作ることにした。半分義務感が動機だからあまり面白くないが、みそ汁すらインスタントに頼るいびつな人間になってしまっている。それはいかんと思った。

美味しいことを言い訳に一人炭水化物同好会をしていた。


半年ぐらいかかると思うが、料理ノートを一冊完成させよう。

実は12月から料理ノートを書き始めた。ネタは、母とか妻とかテレビとか本から。

ハンカチ一枚洗ったことのない男がすることだから、たかが知れている。しかし、ぼくの頭脳のための養分は、体内にあふれている。

糖分。わかりやすく言うと糖尿。

優れたニューロンは活動をやめない。

まず、否定的な表現をしたわかめご飯。

ステンレス容器の底にはアルミ板を敷いてキッチンシートを2重にして容器に半分ぐらい水を張る。そこにサランラップに包んだご飯を入れていわば湯煎状態にする。これはバーナーが一部を強力に熱するのを分散させるため。

ラップは洗い物を少なくするため。山中では水が乏しいのであまり残飯、野菜くずとか洗剤を流さなくて済むように考えた。

誰か自然に戻るラップを発明してくれないかな。そしたらごみゼロ。

で、料理ノートの一番を飾った料理らしい料理とは、
だんだんうまくなりますから。60年以上も生きて初めて作った肉じゃがです。大目に見てやってください。

ご飯も少し変化。

相変わらず麺類のときも。

黙って僕を乗せてくれるARAYA




寒くても   キャンプ飯

2021年12月14日 | キャンプ
しかもソロ。

昔から人嫌いだったのではない。むしろ高校のころは用もなく天神(西日本一の福岡の繁華街)をうろついた。

電車賃が30円だったのを覚えている。歩いても行けたが、西鉄電車に乗ると都会にいる気がした。

そこではまず、「丸善」で本を買う。「とうじ」で文房具を買う。約束した友達と「サテン(喫茶店=カフェ)」で話し込む。

なんか大学生気分だった。なんせ僕の学校の校章には人間を誘引する力があったようだ。福岡中央、城南高校の女子、ありがとう。



自由な学校で、土足で教室まで行けたし教室に自転車を持ち込めた。掃除用具入れからトンネルを掘り隣の校舎に達した。気分はもう大脱走。

「もうかり」というのがあって先生に言うと午後は放課にしてくれる。



しかあし、それは100の努力に対する1の気休めの時間。毎日30の英単語を確実に暗記する必要があったし、僕ら理系は1年の2学期ですでに数Ⅲを終えていないとバカにされた。

僕は数学以外は必死についていく状態で、落ちこぼれだった。そのうえバイクの魅力、家庭の不幸、体調不良、貧困などのせいで奈落の底に沈んだのだ。



ところがどっこい、不幸を凌駕できるものが必ずあると信じ続けていた。そう信じるしか生きていけない。信じたのは、



努力。努力こそが状況を改善できる、と。

がけっぷちにいる自分を自覚し、後ろからナイフで刺されるような恐怖のもとこの絶望の環境からの脱出を試みた。


三途の川が見えるところまで頑張った。

結果、ある試験に合格し再びエリートの楽園に戻ったのだ。


ところがそこもはたから見る限りの楽園で、みんなが僕にペコペコしたが。サザンの歌にあるように、弱肉強食というか弱肉悪食。

「サザンオールスターズ – 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」をぜひ聞いてください。



すべてを捨てた。

そしたら、
精神的にはもちろん、経済的にもむしろ豊かになった。正しい貧乏生活は心も体も頭脳も健康だ。



それが今。



山の中の一人飯。至福の時間。読書、料理、食事、サザン、あいみょん、昼寝、数学、手紙。



熱源。とか、で、こうなる。


道具はこれだけ。自転車だから、ね。


森の中で食うと何でもおいしい。


バカは孤独に対する耐性が小さい。だから群れる。目の前の些事におぼれ、
Lost life!

先進国では、こう考える。教育とは自己の内面の陶冶でありそれは集団の中では得られない。まず自我の確立がなされたうえで「他」と対峙せよと。

バカ国ではこう教える。みんな仲良く楽しく政治に目を向けず、その場をごまかし同じバカを見つけて楽しみましょう、と。


悪に満ちた街より一人が楽しい。








キャンプ飯  コーヒー豆

2021年12月12日 | キャンプ
out doorを略して、OD。cassette bombeを略して、CB。

日本のアウトドアのガスボンベはこの2種類が主流だ。名付けて、OD缶、CB缶。いずれにしろ小さく非力。おもにブタンガス。


オーストラリアでは普通のプロパンガスのボンベを使っている。

アメリカでは日本の家庭のキッチンの大きさのコンロを使う。


しかし国土や国民性を考えると、スケールが極小化するのは仕方ない。

僕はこのちまちましたチャッチイアウトドアが日本にはあっていると思う。広くもなく他人の話し声が聞こえる「密」なキャンプ場。しかもカネまでとる。

人工の針葉樹の森。動物のいない死の森だ。生態系はない。それを大自然と称し森林浴するという。

しかたない。こそこそままごとアウトドアしかできない。だってどこに行けば地平線が見えるんだ。人工物のないところは探さないとない。


だが、嘆いてばかりいても面白くない。創意工夫で乗り切ろう。


いやなのは、ちまちました日本的ガスボンベに規格が統一されてないこと。

CB缶。OD缶。



ま、

そこも我慢して、今回、amazonから2個のキャンプ道具を仕入れた。以下の①、②。



↓画像中央の携帯の横にある筒。コーヒーミル。だがこれにはハンドルがない。自転車キャンプでは10gでも軽くすることが必要。(積載性、疲労)
突起を繰り返し押して下から挽かれた豆が出る。革命的発想の逸品だ。(ヤスリ部分は豆の大きさにあわせ多少サンダーで加工。本来は塩や胡椒を挽くもの)

こんなふう、


↑画像の下方にCB缶が見える。ご存じ皆さんの家庭の卓上コンロに使うやつ。特徴は安いこと。だがOD缶用をつなぐにはアダプタがいる。面倒。

そのアダプタ。でもたばこの箱大。




バーナー。
折りたたみ式。この小ささは◎。

500円ぐらいだったがこれはちゃっちくない。昔愛用した欧米のコールマンやプリムス、ホエブス、もよかった。だが、チマチマキャンプには中華amazonもなかなかよろしい。


もうここらでいいかげん所与の環境を嘆くのはよそうと思う。

歩く知性がコーヒーを飲む。庶民がジングルベルに狂喜するころ、

感 時 花 濺 涙
恨 別 鳥 驚 心

今日のキャンプ飯  肉

2021年12月10日 | キャンプ
肉は見切り品に限る。

ただし、見切られて間もないものを選ぶべし。

見切り品に関心がある人は、よくあれこれ手に取って触りまくる。そのくせ人が近づくとさっと立ち去る。

この人は見切り品の購入時、なんか後ろめたさを感じたり、貧乏がばれやしないかと警戒しているのに違いない。

長く置かれた見切り品は、多くの人に触られてナントカウイルスがついている可能性が高い。ラップがあるとはいえ他人の皮脂も嫌だ。


だから普通に並んだ商品を買えってわけだ。が、「30%引き」のシールとのせめぎあいがある。究極の選択だ。




買った。いや。いつも見切り買う。


僕は残念な国に住んでいる。この県の最低賃金は1000円にも満たない。佐賀県では人を1時間もこき使って800円以下だ。

オーストラリアの最低賃金は来年から2000円/時。それは高校生のバイトの話で、フツーのフリーターは3000円。

missing  30years!



要求しない従業員にわざわざ高い金を払う会社があるはずないな。・・・というわけで庶民は節約するしかない。

ので見切り品だ。




その他材料、玉ねぎキャベツ。いたって普通。




ご飯は、韓国スタイル。固形燃料、40グラム。(28gで十分だった)

seriaでアルミの固形燃料ケースを購入。組み立て五徳は網の幅に合わせてサンダーで切り込みを入れた。こうしないと網がきちっと固定されない。




ニトリのグリルプレート。(蓋も一緒に売ってる、今回は使ってないが料理によってはとっても便利。)



やがて、



ご飯はんにのせて、



🍚には乾燥わかめとゴマを混ぜておく。


時給800円でもこんな素敵な幸せがある。オーストラリアに移住するのはよそう。


創意工夫。これだっ。