か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 104

2023年06月20日 | 韓国
<前回のつづき>韓国人が韓国人に向けて書いた日本像です。毎月20日発行。


アメリカは別名飛び石作戦を通してミッドウェイ、ガダルカナル、硫黄島、フィリピン、サイパン、沖縄などを次々に占領したのち日本本土をB29気がすむように爆撃していたころ。欧州戦線の戦いを終えたソ連も主力軍を極東に回し日本に宣戦布告をし満州と朝鮮半島に進撃をし始めていたので、事実上だれが見てもすでに決着がついた戦争であったし日本の降伏は時間の問題である状況だったのだ。日本の軍部も体面があるので最後まで抗戦しろと言ってはいたが内心では降伏の条件と時期を計っていたのだ。



したがってアメリカが当時無理に日本本土に対する占領戦を意図する必要もなかったのだが、すでに戦いの形勢が決着してきた状態では本土上陸戦を始めたとしても死傷者はさほど多くはなかっただろう。すなはち、数百万を助けるために数十万を殺すほかなかったというアメリカの主張はあまり説得力がないはなしであるし、実際は北から圧力をかけてくるソ連よりも先に朝鮮半島と日本列島を占領するために慌てて原子爆弾を投下したのではないかと思える。アメリカはいち早く日本を降伏させなかったら満州と朝鮮半島はむろん日本の半分をソ連に与えることが起こりうるという判断に立っていた。そこで、ただ土地をわがものにするためだけに日本人50万名を虐殺した可能性が大きいといえる。



しかも降伏をさせるつもりだけだったなら日本軍に通報したのち無人島に原子爆弾を投下しデモンストレイションとして見せつけたのち、降伏しなければ次は東京だぞというように出ても効果は全く同じだったろうに、何をわざわざ大都市に投下したのかという点も問題だ。文字通りうっぷん晴らしとか新兵器のテストのため民間人を虐殺したという結論意外には説明がつかない行為だ。当時日本の大都市に原子爆弾が投下されたという事実が知れ渡るとアメリカ政府に率先して核兵器製造を建議したアインシュタインは日本の湯川秀樹博士と会い涙を流し謝罪したという。湯川博士は日本初のノーベル物理学賞受賞者としてアインシュタインとは極めて親しい仲だった。アインシュタインの行動はアメリカ政府が何という過ちをしたのかをそのまま示すものである。彼はこのような行動を通じアメリカの反人類犯罪行為を認めたのものだ。



この問題に対し日本政府はアメリカ政府に対し公式に抗議し民間人虐殺に対し謝罪をさせなければならなかったのに、いまだその気配もない。これはアメリカが戦勝国であり日本が敗戦国だったので娘凝ったことだ。この点に関しては韓国政府の態度にも問題がある。広島と長崎は当時朝鮮人が多く住んでいた地域であり朝鮮人の人命被害は5万名を超えた。この被害賠償はアメリカから受けとらなければならないのになぜ日本に対し賠償しろというのか理解できない。韓国政府もアメリカの朝鮮人虐殺に対し公式に問題を提起しアメリカの裁判所とか国際裁判所に損害賠償訴訟を提起する必要がある。この問題に対しては韓国と日本が共同歩調をとるのが望ましいが、日韓関係が悪化している現在では考えにくいことになった。


<次回へつづく>