か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)

2015年10月30日 | 教育

 

大成する者は、幼いときから人並み外れてすぐれていることのたとえ。

こいつは子ヤギのときからぐうたらだったろう。

柵に腕をついてヤギを見てたら、その僕の腕を枕に昼寝を始めた。腕をどかすとそのまま柵を枕に眠った。

白目をむいて爆睡し始めた。無為徒食。こんなのは早めに人が食うべきだ。

この言葉も思い出す。この爆睡ヤギとは無縁の言葉だが、「虎子地に落ちて牛を食らうの気あり」

トラは子供の頃から闘争心を持つ。トラの本分を忘れていない。・・・ここまでいって思い出すのはかならずこの言葉。

「栴檀は双葉より芳し」 すなはち、白檀(びゃくだん)の大木もわずか双葉が出たばかりの頃から白檀として芳香を放つ。

おい、アホヤギ。オマエは植物の栴檀の木に及ばない。たしかにそこには価値判断の余地があり、3m四方の中で生殖のみに頑張り一生を送る。ま、それも良しか。

いやいや、負け犬の遠吠えはよせ。どう考えても猫の大きさの子トラが牛に向かう姿は凛々しい。マヌケ顔をした不潔なアホ高校生、いやヤギにはなりたくない。

ここでありがた迷惑の典型がかならず顔を出す。だから仕事頑張れとか、言われたことをやり遂げろとか、とにかく何でもいいから頑張るのはいいことだとか言うたいてい痴呆が進んだ老人。

昔の人はそんなアホな、言いなり小僧の、課長どまりの人間を正当化しようと思って言ったのではない。

アホヤギの横にある栴檀通りは小学校に通じていた。150年になる栴檀の大木は何を願って植えられたのか分からんのか。明治の人は私財をなげうち、その私財のないものは無償で労力を提供し「邑(むら)ニ不学ノ戸ナカラシメン」と願い小学校を建てた。そして栴檀の苗木を植えたのだ。

そこを出た小学生は立派に日本の近代化に貢献した。昼寝自体は悪くないが、アホヤギのように昼寝のみをしていても出来なかったことだ。

いま安部に気に入られようと、低能文部官僚はこっそり小学校の設置基準を改め、小学校の設置密度を下げる通知を出した。

つまり一定の人口、面積の中には小学校を義務的に置かなければならなくなっているが、その数を減らした。何が地方創生か。バカ。地方破壊だ。思いつきで無駄な商品券をばら撒いて目をそらそうとするな。今年はさらに廃校が進む。

 

ここは福岡市から都市高で15分。糸島市博物館。展示物より多い無駄な公務員に腹が立つが展示物は一級品だ。 内行花紋鏡。

伊都国歴史博物館所蔵

 

 

 

 

 

 


石川捷治  Er kämpft gegen den Faschismus.

2015年10月27日 | 思想

 

面白くない話題だろう。だが、こればかりは書かせてもらう。いい話だから読めと事務のオネエチャンに言ったら、主任からあまり無理に誘わないで下さいと苦情が来た。

何を勘違いしてるんだ。わざわざブログの紹介をしているのにナンパとしか理解しない。イスラム国に頼んでパルミラ神殿にくくりつけて爆破してほしい。まだ柱はあまっているはずだ。

そのオネエチャンが言った。「よく分かりませんでした。」、と。

死んでくれないか。

僕は常識的な正道に立った世界情勢の分析をし、非常識な安倍の断罪をしてきた。

これを面白くないというんだな。あほ。だからなんだ。面白くないのが何だ。そんなに面白いのがいいのか、あほ。

ハーバードのマイケルサンデルさんが西南大学で講演した。少し話す時間をとってもらった。アジア人に対する彼の鬱憤を込めたものだ。演題は「さあ、正義の話をしようじゃないか。」場合分けの速度は秀逸だが所詮プラグマチズム、つまり行き当たりばったりの人だ。

さて、何でおまいら能天気はその場その場の面白さに夢中になり、本質を忘れむしろこぞって貧困に疾走するのか。

人生は面白くてはいけない。正しくないといけないのだ。サンデルですら力説している。

分からんなら考えろ。

安倍の写真が15枚も載ってる教科書がどんどん採用されている。習近平もプーチンもそんな厚顔無恥なことはしない。その教科書は、徴兵制の議論が高まり9条は廃止すべきだという世論が高まったと言っている。(これは次回言う)

九大(九州大学)の法学部の石川先生には恥ずかしくてブログの話しはしていない。10年ぐらい前行ったら研究室にベッドがあった。僕はすぐAVの世界を連想した。一旦グッと寝るとその後頭がさえると聞いてまねをした。

ほんとにそうだ。高校はそんなことにも口を挟む金玉の小さい教育委員会とか言うものがいて、教育を破壊している。

先日他の大学に移った石川先生と話ができ溜飲を下げた。人間誰しも一定の社会的地位を得ると発言のどこかに逃げ道を用意してものを言う。先生も僕もそれがなくて切れ味がよい。

ぼくは、チンピラにはかかってきやがれと覚悟をしている。先生はニコニコして隙だらけだ。これが本当に強いのだなと思った。

僕は庶民の食生活とは隔絶しているのに図らずも王将に行ってしまった。内縁の娘は1.5人分食った。腹が出るのを恥じなくなった。おばさんだ。

今年中は姜尚中が”悪”について考えるといった。来年が楽しみだ。

 

ところで、「むぎ」さん、元気ですか。ときどきは出て来て僕を叱ってください。

 

 

 

 

 

 


<5歳児放置餓死>被告が唯一の命綱だった…

2015年10月24日 | 事件事故
引用開始

 神奈川県厚木市下荻野のアパートで当時5歳とみられる斎藤理玖(りく)君を虐待死させたとして殺人罪などに問われた父親の元トラック運転手、斎藤幸裕被告(37)の裁判員裁判で、横浜地裁は22日、懲役19年(求刑・同20年)を言い渡した。伊名波宏仁裁判長は「子供の命をあまりに軽視し、(自分が)唯一の命綱との自覚が欠如していた」と指摘した。       <毎日新聞10月22日(木)

引用終わり

(理玖君、腹いっぱい食べたかったろう 気づかずにごめんなさい)

僕はとても悲しい。たしかに、オマエは絶対人を殺さないかといわれれば僕は「殺す」と答える。クルマの運転中、目の前に飛び出した人を撥ね殺し僕の上司は刑務所に行った。

それが僕の身の上に起こらないとは限らない。

だがことの本質から目をそらさぬようにしなければならない。裁判員の中にはかならず出てくる意見だが、乳児院や児童相談所、・・・に早めに相談できなかったのか、とか、行政側も放置した責任がある、とか・・・

それは、ちょうど台所に包丁があったので殺人事件が起きたのだからその家の主婦にも責任があるというものだ。

(理玖君、スープも飲めや)

 

法律の研修を受けているとき、北海道で似たような事件が起こった。幼い兄弟を家に閉じ込め自分は逃げた女房を追い残されたその幼い兄弟は餓死した事件だ。僕は不作為犯(必要なことをしなかった罪)で殺人罪だといったが、不正解とされた。正解は、未必の故意(どうなるかわからんけどやっちゃった)による殺人罪だと習った。未必の故意とはほとんど過失に等しい。

それからすると若干の子供の権利の保障に進展はある。だが40年かかった。

グダグダへ理屈はやめよう。これは殺人だ。

子供が嫌いで子供を作るのが好きな人間は、かならず多くの人生をだめにする。

19年(懲役)の判決には僕は不満だ。被告はだめもとで控訴、上告する。接見や外部資料の入手に多くの特権がある。まあ確定までに5年かかったとしよう。懲役のカウントは判決のときからではない。逮捕時からだ。

平成があと19年も続かない。次の年号は分からないが、御大典の大恩赦がある。オリンピックの恩赦もある。初犯は刑期の2/3で仮釈放になることもある。馬鹿でない限りいい子にして刑期を過ごす。

言いたいのは、何が19年だということだ。殺しても足りないが、犯人はどう転んでもあと10年でシャバに出る。

斎藤理玖(りく)君の最後の言葉は「パパ」だった。それを犯人は平然と法廷で言うなんて悪人以外の何だろう。

こう言う鬼をうろつかせる社会は、僕の望む日本じゃない。僕は犯人に会えば理玖君の仇をとる。

みんなで仇とろうじゃないか。

 

 

 

 


クマは集団安全保障でやっつけろ

2015年10月20日 | ブランド

 

友人と背振山にドライブした。周りの人がクマが出ただクマが出たと騒いでいた。今まではまったく他人のフリをすればクマも第三者とみなしてくれただろうが。この現実を安倍はどう言いくるめるか。

集団・・・でちょっと知らぬフリも出来なくなった。「いえいえ僕はコペンの運転をして金太郎を運んだだけです。」といってもクマが見逃すはずはない。マサカリも金太郎に与えただけです、という言い訳が通用するのが安倍の空想的安全保障だ。

バカ。通用するはずない。

(背振気象レーダー)

そもそもあらゆる戦争は、開戦の時点で勝敗は決している。大日本帝国は700倍の石油精製能力の開きのある国と開戦した。戦争中はそれは2000倍の差に開いた。備蓄はさらに大きく差が開いていた。

そして、勝つと叫び狂った。

ありえない流言飛語に怒り狂う国民の教養のなさ。外交らしい外交のなさ。アホを納得させる領土問題をいまさらのように持ち出す。・・・これで世論は十分燃えた。

バックギアのないクルマは5年も前からすでに走り出していた。

 

といっても、僕は安部の人間性まで否定する気はない。否定するのは思考力だ。邦人輸送だ、ホルムズだとおよそありえないたとえに固執した。こんな言い訳しか考え付かないのは、ブレインも含め相当脳の劣化が激しい。

安部がノーベル賞受賞者を祝って電話するのを聞いた。低姿勢をつらぬき肩書きを名乗らず普通の人が言うお祝いの言葉に、僕は意外な印象を受けた。会いたい。

30年ぐらい前、安倍のじいちゃんの岸がよく職場に電話してきた。僕に用事があるはずなくあっても僕はとらないが、名前が似ていた人がいて間違えて何度か話した。岸に見込まれたその人はキャリアでもないのに超高速で出世した。

気に食わないのは職場の態度だ。皆地区労の労組員のはずが、水戸黄門の前の下級武士のようだった。

威張りくさったモノの言い方は今でも耳の奥に残っている。「岸だが、・・・・」

 

貴族からけんは、岸の声なぞ思い出したくない。

すばらしい腕時計を買った。内縁の妹が最近機嫌が悪い。内縁の妹というのを止めろという。僕はギクッとしたが、続く言葉に安心した。

「内縁の娘にして。」

男は皆弱虫だ。ほっ。

YENA Paris(ムーブメントはセイコー) うずもれた玉を磨き光らせるなんてなんと楽しいんだろう。日本の職人が欧米に負けるものかと必死になって作った。当事戦後の日本人はそんなもの買えるカネがない。旦那がグランドセイコーを買い奥方がYENAを買うまでにはまだ道は遠かった。

パリに輸出されたものがJAPANに逆輸入されるまでには10年かかる。

 

 

 

 

 

 


呻(うめ)くコンベア

2015年10月17日 | クルマ

世の中は偉くならないとだめなようだ。

うすうす分かってはいても、偉くなる競争だけが人生を決めるなんて面白くない。もちろん組織を飛び出した人間が組織にいたとき以上の収入と地位と時間と充実感を得ることは皆無である。

ところが僕は悲しくなる。勲章を下げた社長の誇らしげな顔、外面(そとづら)をよくしようとおかれたおもちゃの兵隊、すなはち運動部。

皆そいつらはまやかしじゃないか。管理職が一日でもゆびをすりきらしシートを縫ったか。

心を痛め(うつ)になる労働者がなんと多いことか僕は知っている。

 

色違いの同じ径、長さのボルトでさえ、位置を間違うとお前のせいで日本の自動車工業がだめになったかのように叱責する。その労働者が派遣であろうものなら便所に連れ込んで暴行するときいた。

僕らはこうしてできた車に乗っているのか。僕はもうそんなクルマ要らない。

労働者はほとんど意識朦朧としたなかでタダの機械と化しノルマを果たしている。

 

こんな工場も外見はとても清潔で平和な植栽に満ちている。重役の頭の鋭さ、変則的な事態に対する対応力、どの指示はどう通したほうがいいか、プロジェクトを立ち上げるか否か、役所との関係はどう裁くか・・・

これらの指示にダラダラ思考していてはならない。間髪入れず指示、命令、指導をし、短く会議をする。

彼らが優れているのはよく分かる。高校のときからその人間性と求心力は群を抜いていた。

 

僕が言いたいのはここからだ。

だからといって100倍の給料に値するのか。だからといって工場内のユートピアで読書しつつ転寝(うたたね)ができるのか。一方で労働者は気違いになってはたらいているじゃないか。

神でもないのに人を秒単位で管理できるのか。

これが資本主義だといわれそうだ。そのとおり。だから僕は工場を見学し次の投資に備える。ただし、それは資本側からの見方だ。人のきつさを数字や時間や金額で見ている。そこで心を痛めても労災になったためしはない。それどころか労働者が実際に大きな怪我をしてもごまかしてしまう。

資本からは労働者なんて遠くにいるアリさんに見えていることだろう。

しかし、労働者にとってはマインドコントロールされて与えられた工程をこなし遅れずミスなく、かぶせ、止め、確かめることを繰り返す地獄の場所だ。

従来、僕はこの会社の株価が上がらないことが不思議だった。

分かった。理由のない存在はない。元来、投資家は会社の利益が上がればいいのだが、

ところが、呻ききしむコンベアの中で人を廃人にしてまで儲けなくても良いと思うはずだ。僕はそう思った。

 

 

 

 

 

 


離婁(りろう)章句から・・・孟子

2015年10月12日 | 韓国

 惟 仁 者 宜 在 高 位(ただ仁あるもののみ高位にあるべし)・・・思いやりのあるものこそが上の位に立つべきである。

と、ここまでは当たり前のようだが孟子の面白さはこの次にある。

不仁而在高位、是播其惡於衆也(不仁にして高位にあるはその悪を衆に蒔くなり)・・・バカのくせに高位につくと、(その下にいる)皆がバカになる。

 (画像は本文とまったく関係があります)

 

先日、日本の独立行政法人を名乗る天下りの隠れ蓑団体が、ロボット研究所を見学させてくれるといったので楽しみにしていたが、いろいろあってキャンセルされてしまった。

毒舌は一文の得にもならない。

何でもいいからカラクリ物の見学をしたいと思っていたら、上の写真の方の部下が見学させてくれるといった。大きな会社だ。重役だけでも100人以上いる。読者の方々も、よもやお忘れではないと思う。

nuts returnのKALだ。JALと同様にコネ採用が多い。こちらでは落下傘人事という。したがってCAにブスが多い。炭団(タドン)に白粉を塗りたくった顔を何時間も見るのは拷問だ。客の人権も考えろ。加害者の人権が大事にされるのは日本だけでたくさんだ。

副社長の部下とはいっても整備のトップだったので、これは相当面白いぞと期待した。こいつの娘、親に似ずかわいくて頭もよかった。何が得意かと娘に聞いたら、まよわず微積ですといった。

これはチャンスとばかり僕は何度か数学の面倒を見てやり印象をよくしておくことに努めた。将を射んと欲すればまず馬を射よ、だ。ただ、娘は非常に優れていたので、こちらのバッファーが底を尽きるかとひやひやした。

ところが、その親は何度か話すうちにひょっとしてバカではないかと思うことがたびたびあった。どうも話のキャッチボールがちぐはぐだ。

 

ともあれ当日を迎え、僕は喜び勇んで仁川空港に行った。そこにsmall nuts(大韓航空副社長をBIG NUTSとすればこの整備管理職はさしずめsmall nuts)は待っていた。

「私がすべてを見せますよ。」 ,said small nuts. 

以前、僕は彼に対しいろいろ助けてやったことがあった。そこで

「今度は私が恩返しをします。」だと。

そう言われると誰でも期待するものだ。

ところがところが、彼は私をどこに案内したでしょう。なんと、ふつーの展望ラウンジ。small nutsは悲しんでいた、僕が喜ばなかったから。小学校の遠足で見るものを見せられて喜んだら気違いだ。どこまでバカなんだろう。一般人が行けるとこなら僕は100回以上来ているし、nutsにも分かっていたはずだ。

下図のように中身がすっからかんの人間をnutsという。昔はピーマンといった。女にモテることしか頭にない人間を小学生が馬鹿にしてこうよんだ。

 

僕は怒っていたが、nuts自身はいいことをしている気分だったからひかえめに怒った。こんなバカが整備の指揮管理をして大丈夫なのか。いらいらする。官営KAL、病巣は深い。

親玉のトップのBIG NUTSが復活したらKALどころかHL(大韓民国)が終わる。

不仁而在高位、是播其惡於衆也