メキシコの隅っこ

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バカラールのラグーナ周遊・2

2009-11-27 08:00:00 | 風景
バカラールのラグーナは、カルメンなんかのと違って、ほとんど淡水だそうです。
地図を見てもらうとわかると思いますが、
と思ってグーグルから拾ってきたんですが、Bacalar をどう読むと「バカカル」に???



チェトゥマルが面しているのは外海につながる湾ですが、
バカラールがあるのは、まあ「湖」です。
前にも書きましたが、ユカタン半島は淡水が極端に少ない土地で、
地表を流れる川というものがほとんどありません。
その代わりにあるのは、石灰岩の地面に複雑にうがたれた地下の洞窟と、
そこに溜まる澄んだ水脈で、
それが地表に現れるところをセノーテ cenote というわけです。

これまでにもここでいくつかお見せしたように、
本当に洞窟の奥底に地底湖になっているセノーテもあれば、
チチェンイッツァの有名なセノーテのように普通の池や湖のようなのもあります。
バカラールのこのラグーナは、そのセノーテのなかでも
非常にサイズが大きく、また地表に出ている水域として珍しい存在だとのこと。

これだけ大きいと、確かに、セノーテという感じはほとんどしませんが、
水の美しさはさすがカリブ海、と言いたいところ、でも淡水なのか~。
セノーテはすべて、地下でつながっているという説もあるようですから、
このバカラールのラグーナも、あちこちのセノーテとつながっているのかも。



この水の色はカリブ海ですよね~。



バカラールの村に並ぶ豪邸をラグーナ側から眺めたところ。
一番左のなんか、中華風です。

そして、いくつか水の色が変わるところなどを案内してもらって、
それから少し奥まったところにある、「海賊の水路」へ。



なんかこれ、かつてはレストランか何かだったんだろうか?
よくわかりませんが、ここでボートを止めて、この廃墟に上陸。
ボートのお兄ちゃんはあとから水上スクーターでやってきたカップルと一緒に
そこらに飛び込んで泳ぎ回っているし、
私たちはここからの絶景をゆっくりと楽しみました。

写真、あまりにもたくさん撮ったんですが、キリがないのでちょっとだけ。

 

光も水も風も澄んで、ラグーナの真ん中で至福の時を過ごしました。
案外鳥が少なかったですが、季節柄ってことらしいです。

ひとしきり遊んだあと、帰ります。
帰りに、振り返って初めて気付いたけど、



この元レストラン、船の形してたのかぁ~。
タイタニックごっこ、やり損ねました(笑。
夕暮れの光を浴びて、絶好のチャンスだったのに!?


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2 コメント

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ステキ!ですね (ria mama)
2009-11-28 16:09:41
水がとっても綺麗ですね!
光のかげんがとってもいいです!!

豪邸もいいですね こんな綺麗なとこでのんびり午後ティーなんて、優雅な事してみたいです


タイタニックごっこは・・・・・
年寄りには気恥かしいです
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Unknown ()
2009-11-30 06:57:48
>ria mamaさん
チェトゥマルとその周辺って、カンクーンなんかと違ってリゾートという雰囲気があまりないので、
カリブ海ってことを忘れそうになるんですが、でもカリブ海なんですよね~。
水の綺麗さを見ると、やっぱりなあという感じですよね。
このあたりの豪邸は別荘だと思うんですが、メキシコだとそこそこのお金持ちなら
こんな別荘を持ててしまうってところもすごいです。
レストランになっているところもあるようなので、午後のお茶、いつかぜひどうぞ!
タイタニックごっこは、いや、私でも充分恥ずかしいです、嘘です、実際にはやりません、たぶん(笑。
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