メキシコの隅っこ

メキシコの遺跡や動物、植物、人や風景などを写真で紹介してます

国立宮殿参り と 物騒な話

2006-04-16 11:52:22 | 観光
一月にシティに行ったとき、オーソドックスな観光もやってみました。
11年メキシコにいて、シティに住んでたこともあって、
入ったことなかったんですね、国立宮殿。
実はその隣にあるテンプロ・マヨールには未だに行ってません。
次のときの楽しみに取ってあります!?

国立宮殿、Palacio Nacional は、大統領がいるところです。
ええと、外観の写真撮るの、忘れました。
テレビでしょっちゅう出てくるし、てな問題じゃないですね。ごめんなさい。

要するに、カテドラルの斜向かいに建ってる細長いだけの建物です。
元は、植民地時代の副王の居城だったとか。
副王、というのはスペインの王に対しての称号で、当時のメキシコの実質支配者です。
しつこくてスミマセンが、支倉常長もメキシコに来て副王に謁見してます。
たぶん、この国立宮殿に来たんでしょうね~。

副王が陣取る前は、アステカ族の王の宮殿が建っていたらしく、
ここはずっと昔から支配者の君臨する場所だったわけです。


現在ではまず、入り口には警備兵が立ってます。
そういうの見ただけで、入る気が減退する繊細な亀なんですが、
いやせっかく入ろうと思ったんだから、と自分を奮い立たせて、
警備の兄ちゃんにできるだけにっこりと微笑みかけ、「入ってもいいですか?」と訊ねました。
もちろん、スペイン語ですよ?
それなのに、なんでヘタクソな英語で「パスポート見せてください」、なんですか?
第一、パスポートなんかいちいち持ち歩いてないし。
「メキシコに住んでるんで持ち歩いてません。身分証明書でもいい?」とお伺いして、
ダンナの会社のIDカードを見せたらば、またヘタクソな英語で「どこから来た?」
もううんざりして、露骨に「はぁ~?」って訊き返したら、
向こうもうんざりしたのか、「いいです、入ってください」
最初からそう言えばいいんだよ、そう言えば!(偉そう

さて、ここが観光地として有名なのは、国民的壁画画家、ディエゴ・リベラによる
メキシコの壮大な歴史を描いた壁画があるからなんですね。
それを明日から順番に(たくさんあるので三日くらいかかるかも)お見せしたいと思います。

今日は、それとは別に見学できた国立宮殿内の、

会議室。



これもテレビでよく見る部屋ですね~。
覗いて、おお~! そっくり! と驚いたので写真撮ってしまいました。
この中央に大統領が立って演説してるニュースとかよくありますよね。

四角い中庭を取り囲む回廊があるところは、修道院などと作りが似てるんですが、
見て回れるのは半分だけです。
途中まで行くと、鉄兜をかぶった兵隊が立ってて、手を振って観光客を追い払います。
気分減退するから、やめれっての。



話が飛びますが、日本は平和ですよね。
機関銃を持った兵隊が街中うろついてたりしません。
ドイツにも正式な軍隊がありますが、街中を機関銃持って歩く兵隊は少ないです。
メキシコに来て初めのころは、けっこう違和感ありました。
ちなみに、メキシコの一般人の銃所持率は低いと思います。アメリカよりは断然?

一度カンクーンの町で銀行の自動引き出し機からお金を引き出そうとしていたら、
ドアが開いて人が入ってきました。
日本はどうなってるか知りませんが、メキシコでは中に入るのは一度にひとり、
あとの人は外に並んで待つのが普通です。
え、誰ッ!? と振り返ったら……
機関銃抱えた兵隊が二人、押しいってくる!!んですよ~。
うぎゃ~~! と内心で叫びましたが、表面上はカチンコチンに硬直してました。
そしたら、兄ちゃんたち二人、おしゃべりに夢中で中に私がいたことに気付かなかったらしく、
私を見て、おしゃべりしながらそのまま出て行きました……。

心臓止まったら、ど~してくれんだよ~~!
と憤慨した出来事。

でも、軍服なり警官服なりの制服を着た人が銃を持っているのには、だいぶ慣れました。
それだって安心できるわけじゃないですが。

しかし、心底ぞっとしたのは、普通の背広着たおじさんが拳銃持ってるのを目撃したときですね~。
場所はシティの革命記念塔の近く、時刻は夕暮れで街灯がちらほら灯りはじめるころ。
ダンナがいつも利用するホテルがその近くにあり、私もそこへ行くつもりで、
ちょっと遅くなったなと早足に歩いてました。
あの界隈、ひどく危険ではありませんが、またすごく治安がいいところでもないです。
薄汚ない道をせっせと歩いてましたら、角から現われた背広のおじさんが、
拳銃をズボンの後ろに突っ込んでジャケットの裾をそこへ被せながら、私の前を……。

うわあああ、これから銀行強盗ですか!?

と叫びたくなるのを必死で押さえて、さりげな~~くヒタヒタヒタと素知らぬ顔で通りすぎましたが、
いやはや、おしっこちびるかと思いました(失礼)。

あとでダンナに話したら、
「ああ、あの角の建物、麻薬警察署だから、その関係の人だろ」と言われて、ちょっと安堵。
いや、売人のほうではなくて。たぶん。

それで思い出しましたが、
「普通のおじさん」が拳銃を持ってるのを目撃したこと、もう一回あります。
でもそんなに怖くなかったのは、状況が違ったからでしょう。

シティではなく、この町で、昼間街中を車で走っていて(ダンナが運転)、
前の車が二台、軽く接触しました。
すぐに両者とも車を道の端に寄せて止まり、
そして前の車から降りてきたおじさんが、拳銃をズボンの前に差し込んだんですね。
「てめ~、グダグダ言いやがったらぶっ放すぞ!」という明確な意思表示と言えましょう。

以前読んだメキシコ関連の本に、
「拳銃を持つときは相手に見えるところに! 隠し持っていて急に出すと、
必ず銃撃戦になって危ないから」
という話があったのを思い出し、ああ、メキシコ人はさすが、実践してるな、と感心。

で、このときは拳銃を持ち出す理由が明確、
昼間で、私は一人でも歩きでもなく、
ダンナに「うわ~~、早く通り過ぎて~」と言うだけですんだ、
などの状況の違いでしょうか、上に書いたときのような恐怖はありませんでした。

でも考えてみたら、一番の理由は拳銃の持ち場所の違いでしょうか。
接触事故のおじさんは明らかに「見える」ところに差し込んでました。
まあ……接触事故を示談にしようと持ちかけるメキシコ人を無視して
強引に保険会社を呼んだために射殺された日本人の知り合いもおりますが……。

麻薬警察署の近くで見た人は、反対に、拳銃を隠し持とうとしてました。
私は後ろからそれを見てしまったので、
おじさんが振り向いて、
「見たな? かわいそうだが生かしちゃおけねえとか言ってズドン、
となりそうな恐怖、だったのかも。

ますます話がエスカレートしますが、
うちのダンナ、麻薬警察が売人を撃ち殺す現場に居合わせたことあります。
隣町に出張中、レストランでお昼ご飯を食べて出て来たら、目の前でバンバンバン。
白昼堂々、二人重傷、二人死亡。
まあ四人とも札付きの麻薬売買人だったらしいですが……。
ダンナは10mくらいのところ。ぼうっと突っ立って見ていたそうです。
走って逃げろ、ッつうの!!!
でもヘタに逃げたりしたら、仲間かと疑われて後ろから撃たれたりして……(涙。



物騒な話はこれくらいにして。
国立宮殿でしたね~~。

ええと、そういう物騒な国で、比較的物騒でない兵隊さんにダメと言われて
戻るしかない廊下です。
向かいの廊下の上には、国旗が翻ってます。



いやいや、平和な光景です。


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10 コメント

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銃所有率 (chamoy)
2006-04-16 18:25:59
私はアメリカでは治安悪い順位全米ワースト5位の町に住んでいたのですが、メキシコも一般人、けっこう銃を持っているように思います。ただし、家にしまってあるとは思いますが。

ドミニカ共和国は銃の所有率はすごい!って言うか、男性の身だしなみ、アクセサリーか?と、言うくらいですよー。首都はまだそれでも持っている人が少し少ない気がしますが、地方都市行ったらみんなズボンのポケットに。

バスなんかで隣に座っている人の「何か」があたるんですけど・・と思ったらたいてい銃です。

そういえば、うちの玄関から数歩のところでも人が撃たれていた・・。で、ある時、乗り合いタクシーに乗っていたら運転手同士が客の奪い合いで口げんかしながら運転し始め・・ちょっとしたカーチェイスを展開。で、もう一方の運転手が私の乗っている乗り合いタクシーの運転手に銃突きつけてました。その時、私は「面白い!もっとやれー!!」と思ってしまいました・・ああ、ドミニカ人化している・・。

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国立宮殿 (NANAO)
2006-04-17 06:15:34
メヒコに来て、割とすぐに中に入って見学しましたよ~。その時は、ずら~っと見学の人が並んでいて、旦那のIDだけですんなり入れてくれました。



銃の話ですが、初めてビビッタのは大学生のころ、ロンドンに旅行に出かけてセブンイレブンに入ったら、ショットガンみたいなのをもった警備員がいて、レジも私の身長位高い位置にあった事。物騒なんだろうな~と感じました。メヒコに来てからも何度も銃を持った警備員を見て、もう今は慣れっこになってしまいました。



日本は諸外国に比べたら、とっても安全な国だと思いますが、最近は外国人による犯罪(もちろん日本人による犯罪)も増えているので、逆にちゃんと訓練した警備員に銃を携帯させて、お店やATMに張り込ませるのもいいのではないか・・・なんて考えちゃいます。その警備員がトチ狂って、自ら事件を起こしたらやばやばですけどね
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chamoyさん ()
2006-04-17 11:28:29
>「面白い!もっとやれー!!」

chamoyさん、もっとやったら巻き添え食って死にますからそれ!



なんかね、刃物でスパッと切られる痛みとか、

釘を踏み抜く痛みとかっていうのは、

割とリアルに想像できるんですが、

銃に撃たれる痛みってのは、脳天に電気が走るようには恐怖を感じないんですよね。

想像力が足りないのかなあ、と常々思ってるんですが。



でも撃たれたら相当ヤバい、死ぬ確率も高い、ということだけはわかりますので、

銃そのものに興味はあるんですが、

ヤバそうなときはやっぱり恐怖を感じます。根っからの小心者ですから(笑。

それでも、実体験のあるメキシコ人やアラブ系の人の怖がりかたを見ていると、

日本人って(もちろん私も含め)危機感が鈍いのかなあ、とも思いますね。



それと、家に隠し持ってるのは別にいいんですよ。

それでもメキシコの銃所有率はアメリカより低いような気はしますけど。

持ってるのが多いのは、金持ちと比較的低所得の人たちじゃないかな、と思ってみたり。

大金持ちと中産階級はあまり持ってないような。

でも全体に、所持率(携帯率)はかなり低くないですか?



以前北のほう(ヌエボラレド辺り)でランチョを訪ねたとき、

巨大な馬に乗ったカウボーイハットのおじさんが、すごい旧式ライフルを持ってました。

小屋の軒下には、皮を剥がれた赤剥けのイノシシがぶらさがり、

小屋の中では、そのイノシシの胎内にいたというウリ坊(二匹のうち一匹は死んだそうです)が

人間の赤ん坊と一緒に床を這いまわってましたね~。

禁猟期、って言葉はここにはないな……と思いましたが(笑。

まあでも、こういう使い方をする銃なら、別にどうってことないですよね。

やはり怖いというか、けしからんと思うのは、人に向ける目的の銃ですね……。

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NANAOさん ()
2006-04-17 11:34:18
>旦那のIDだけですんなり入れてくれました



そうそう、ど~せ観光地なんだから、もったいぶるんじゃないわよ!

って、私、そんなに怪しげに見えたんでしょうかね~(苦笑。



銃を持つのが仕事の人が持ってるのはいいんですよね。

まあ、NANAOさんもおっしゃるように、メヒコじゃ警官がメトロの中で突然トチ狂って、

「おめ~、おれにガンつけやがったな!」と乗客4人を撃ち殺した事件とか、

まあいろいろあるんで、安心できるわけじゃないんですがね。



日本でも銃を、というのは……どっちがいいんでしょうねえ。

こう言うと角が立ちそうですが、

精神を病んでいる人は日本のほうが多そうな気がするので、

銃が普及しちゃうと(警備員などのあいだだけでも、手に入れようと思えば入りやすくなるし)

どんな事件が起こりうるかと、却って怖い気はします。

難しい問題ですね。
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銃社会 (chamoy)
2006-04-17 12:50:49
>「面白い!もっとやれー!!」

chamoyさん、もっとやったら巻き添え食って死にますからそれ!

↑ははは。自分でも私、男だったらもう、死んでいるだろうな・・と思うことがよくあります。ただ、車の中ですからねー。パニックって騒いだほうが「うるさい」って撃たれたりして^^;ま、ドミニカ人の傾向として本当に「ぶっぱなす」ことはかなり稀なので、そういう余裕もあったのだと思いますが、実生活ではそれなりに気をつけてないと治安の悪い国や地域ではやっぱり生きていけないですもんね。



>日本人って(もちろん私も含め)危機感が鈍いのかなあ、とも思いますね。

↑危機感といか「危機管理能力」はものすごく低いですね。これでも「危機管理」に関して人様にレクチャーしたことあるんですが^^;日本人は確かに無防備というか犯罪などにたいして「リアリティ」を感じることがないんだと思いますね。ま、逆に私なんかはリアリティを感じすぎて感覚が違う意味で鈍くなっているところはあると思いますが。



>それでもメキシコの銃所有率はアメリカより低いような気はしますけど。

↑確かにアメリカは銃の所持が合法なので、人口に匹敵するほどの銃が所有されていると言われているので、そこと比較するとメキシコも「少ない」と言えるかもしれないですが、これもどこを比較するかの問題で、一般論としてはやはり銃所有率の高い国のひとつではないでしょうか?(持ち歩いている人は少ないですが)この間もメキシコでは「銃とパソコンを交換するキャンペーン」なんてものをやっていたくらいですからね。でも、そんなことしても安い銃買ってきてパソコンと交換するだけだと思いますが・・。



ドミニカ共和国に関してはラテンアメリカでは治安はいいほうなので、護身用ではなく、単なる「かっこつけ」アイテムなのですが、ハイチから安い銃が出回っているので割りと安く・簡単に手に入ってしまうんですよね。でも、概してそういうものを欲しがるのは低所得層です。



銃社会とはなかなか難しい問題ですが、銃社会じゃない日本のような国でもいきなりマンションの15階から投げ落とされたりするわけで^^;銃がなくても恐い世の中だな・・と思う今日この頃です。
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このごろは ()
2006-04-17 22:48:41
メキシコも以前は本当に撃つことは少なかったそうですが、

最近は合衆国からの影響で、顔を見られたから殺してしまうとか増えていると聞きました。

ドミニカ共和国ではそういうのはないんでしょうか。



危機管理能力が低い、そうですね。

でもそれはある程度訓練で身につくものじゃないかと思うんですよ。

まあ耳からの知識だけじゃ足りない、ってのは私の体験から思うことですが(苦笑。

でも、そもそもの危機感というか、危険察知力?が鈍いと、

危機管理のレクチャーを受けてもあまり実践には結びつかないのじゃないかなあ、と。



>銃とパソコンを交換するキャンペーン

それは私も聞きましたが、うろ覚えなんで間違ってたらすみません、

それ、ゲリラの武装解除を呼びかけるキャンペーンじゃありませんでしたっけ?

一般人が(自分はゲリラだと言い張れば別ですが)そこらで銃を買って持っていって、パソがもらえるのかなあ?(笑

いや、案外そんな人が多かったかもしれませんが(笑。



>マンションの15階から投げ落とされたりするわけで



そうそう、そんな話を聞くにつれ、その日本社会に銃が出回るようになったら、どんな犯罪になるのかと……。

むしろ生死観念が明確になって社会が健全になる……なんてことはないでしょうかねえ。
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Unknown (Unknown)
2006-04-18 08:58:33
難しい問題ですよね。メリットデメリットが双方にあって、どちらに重きをおくかなのかな・・・



>精神を病んでいる人は日本のほうが多そうな気がするので、

銃が普及しちゃうと(警備員などのあいだだけでも、手に入れようと思えば入りやすくなるし)

どんな事件が起こりうるかと、却って怖い気はします。



確かに精神を病んでる人は明らかに日本の方が多いと思います。アメリカとかもそうかな・・・こういうと、こっちの方が角が立ちそうですが、先進国になればなるほどストレスが溜まるみたいですから。神経内科の通ったりする人も明らかにメキシコより日本やアメリカ等の方が多いと思います。



簡単に銃が手に入ってしまう時代になったのが怖いですよね。もちろん一般人は入手ルートを調べようなんてしませんけれど(笑)裏の社会では簡単に手に入るようなご時世なので。嫌な時代です。

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タイトル入れるの忘れました (NANAO)
2006-04-18 09:00:28
上のコメントは私です。すんません、名前とタイトルを入れるのを忘れてしまいました
返信する
度々・・失礼いたします (chamoy)
2006-04-18 11:24:09
度々失礼します!

銃とパソコンを交換キャンペーンですが、記事を読む限り一般民間人対象だと思います。ただ、この記事、どこまでちゃんと書いているのか少々疑問もありますが。(メキシコシティーの人口1800万って時点で?ですしね^^;)以下記事を貼り付けておきます↓

*********************

古い銃と新品パソコンを交換 メキシコ [ 2006年01月21日 20時02分 ]



[メキシコシティー 20日 ロイター] 犯罪抑制の新たな方法として、メキシコのある地域で”中古の銃”と”新品のパソコン”の交換がスタートした。



ある地域当局が、チャリティー団体から寄付された150台の新品のパソコンを、それぞれ銃と交換する、と発表した。



アルバロ・オブレゴン区政府当局の責任者、グアダルーペ・ロペス氏は「人々は護身用に銃を持っています。しかし本来の目的以外で使用された場合、家族に

悲劇がもたらされるのです」とコメント。



1,800万人が暮らすメガロポリス、メキシコシティーでは毎日のように発砲事件が発生し、路上強盗、カージャック、誘拐などは日常茶飯事だ。



今回の計画は、以前に犯罪が多発する他地域で銃と食料品を交換する試みがあった

ため、それを真似たものだ。



子供を連れて交換に訪れたエミリア・レイエスさんは、「この銃は私の父が所有していたものです。子供にとっては銃が家にあるより、パソコンがあったほうがいいですからね」と話した。

**********************



ドミニカ人も例えば乗り合いタクシーなんかで強盗をしても、「おまえ、どこまで帰るんだ?」と聞いてうちへ帰る交通費を巻き上げたお金から返してくれたりするくらい、ある意味「紳士的」な犯罪者が多いのですが、最近アメリカでの刑期を終えて強制送還でドミニカ共和国に戻って来る人が多く、そういう人が起こすアメリカ的凶悪犯罪が激増していると警察関係者も言っていました。また、近年の経済事情の悪化も拍車をかけています。



日本も銃犯罪はあまりないですが、意味不明の「ぞっ」とする犯罪が多発していて、私はこちらの「闇」のほうがある意味自己防衛のしようもなく、突発的で恐いな・・と思います。
返信する
ストレス ()
2006-04-18 22:39:58
>NANAOさん

そうですよね、武力で規制しようとするとエスカレートする場合もあるし、

いずれにしても過渡期にはいろいろな事故が起こるでしょうし。

そもそも外部(外国)に対して憲法第9条を掲げておきながら、

内部では武器で規制しようというのは大いなる矛盾でもあるし……。



ストレスは貧しい暮らしにももちろんありますが、

敢えて言ってしまうと「健全なストレス」「生きていく方向へのストレス」だと思います。

「先進国」におけるストレスとは、質が違うんですよね。

やはり、外国人犯罪だの銃だの云々より、そっちのほうが日本にとっては大きな問題のような気がします。



>chamoyさん

おおっ、ニュース丸ごとありがとうございました!

エヘへ、実は私もあとからじんわりと、別のニュースとごっちゃにしてたかなあ、と思い出しました。

ゲリラ武装解除を呼びかけたのは、どこだったか南米の国で、

方法はロナウドらスター選手を集めてチャリティ試合を開催し、

武器を引き渡すゲリラ兵には無料で入場させる、

というものでした。

一年くらい前だったと思います。



あ、いいな~~(涎)、と思う一方で、

うーん、いくらサッカーが好きでも、命を賭けたゲリラ活動と引き換えにするかぁ?

と首をひねった覚えがあります。

今の私ならかなり迷うかもしれませんが(笑。



しかしメヒコの、人口1800万(まあ周辺都市も含めてそのくらいいるとして)から

パソコン150台ってことは銃150丁を回収……。

何だか激しく「焼け石に水」という言葉が思い浮かぶのは私だけでせうか……(苦笑。
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