最近てっぺんが眩しげなおじさんたちとか、
そこまで歳行ってなくてもアヤシゲなシーンのお兄さんたちとか、
あまり美しくない写真が続いてしまいましたな~。
そこで今日は少しマシなものを、
と思ったけど、街中で撮ったので写真自体が……あはは。
すいません。
ここらもすっかり雨季に入って、
夕方から一時間ほどざあっと大雨が降ることもあれば、
夜半すぎからざばざばと降り続けることもあります。
これは先日、夕立が過ぎたあとに立った虹。
もう少し見晴らしのいいところから撮れればよかったんですが、
数分で消えてしまいました。
◆
いきなり話は変わりますが、
以前ネットで知り合った作家さんの関係から、
「超短編」なるものに興味を持ったことがあります。
ネットや携帯で読むにも適当な、数百字からなる、非常に短い短編、
詩でもなく、ショートショートとも少し違う、
新しいジャンルとして数年前から伸びだしているようです。
その起源というか元祖というか、はラテンアメリカ文学のようです。
確かに、ラテンアメリカ文学には「短編の名手」と呼ばれる作家がたくさんいます。
その中でもグアテマラ生まれのアウグスト・モンテローソは
1921年生まれで44年にメキシコに亡命、
文学活動のほとんどをメキシコで行っています。
そのモンテローソの作品が「元祖超短編」、なのかな?
超有名な超短編、こんなのです。
『ディノサウルス』 モンテローソ(亀・訳)
目を覚ましても、ディノサウルスはまだいた。
たった一文でシュールレアリストな世界にぶっ飛ぶ、名作ですね。
この作品は有名で、更なる二次作品もたくさん出来ているらしく、
上記の作家さんに教えてもらったものですが、こんなのも。
『教養のあるご婦人』 ホセ・デ・ラ・コリーナ(安藤哲行・訳)
ぼくは教養のある婦人に、アウグスト・モンテローソの「恐竜」という短篇をご存知ですか、と訊いた。
「ああ、とても面白いですわね」と答えた。「今読んでるとこですの」
--作者のコリーナは1934年3月29日スペインのサンタンデール生まれですが、
40年からメキシコ。従ってメキシコの作家となります。--
という情報とともに教えていただきました。
◆
いかんいかん、すっかり回り道が長くなりました(いつものことか)。
で、このころ自分でもいくつか書いてみたりしたんですが、
物語って短ければ短いほど難しいもんですね。
いやはや、私にはセンスがないと、すっかり諦めました。
が、そのころ書いていくつか身内や友人に見せたものに、
虹を題材にしたものがあって、
それで思い出したわけです。
その中で、二重三重の虹のことを書いていたので、
「二重の虹って、よく見るの?」
とちょっと不思議がられたわけですね。
答は、「ハイ、よく見ます」です。
上記写真も二重です。
本来の虹の外側にうっすらとですが、見えるでしょ?
色の並びは逆になります。
内側が赤、外側が紫。
三重の虹はさすがに、頻繁ではないですし、
三本目の一番外側のは薄くて写真に撮るには難しいかも。
三本目はまた色並びがひっくり返って、外側が赤になります。
調べてみたら、海辺だと二重三重に見えることが多いらしいです。
だったら日本でもよくありそうに思いますが。
まあこの辺りは、雨がさあっと降って夕方の日が射すという気象条件、
それにもしかしたら空気の綺麗さも関係あるのかな?
それにしても、虹の内側と外側で空の暗さが違うのも面白い。
大きな虫眼鏡で宇宙人が地球を覗いているようです。
虹のたもとを写したかったんですが、
こんなんになっちゃった……。
トラック、邪魔~~~!
◆
以前チアパスにサッカー観戦に行ったときも、
スタジアムから見事な虹を見ました。
当時の旅行記のところに載せてますので、見てないかたはぜひどうぞ~。
そこまで歳行ってなくてもアヤシゲなシーンのお兄さんたちとか、
あまり美しくない写真が続いてしまいましたな~。
そこで今日は少しマシなものを、
と思ったけど、街中で撮ったので写真自体が……あはは。
すいません。
ここらもすっかり雨季に入って、
夕方から一時間ほどざあっと大雨が降ることもあれば、
夜半すぎからざばざばと降り続けることもあります。
これは先日、夕立が過ぎたあとに立った虹。
もう少し見晴らしのいいところから撮れればよかったんですが、
数分で消えてしまいました。
◆
いきなり話は変わりますが、
以前ネットで知り合った作家さんの関係から、
「超短編」なるものに興味を持ったことがあります。
ネットや携帯で読むにも適当な、数百字からなる、非常に短い短編、
詩でもなく、ショートショートとも少し違う、
新しいジャンルとして数年前から伸びだしているようです。
その起源というか元祖というか、はラテンアメリカ文学のようです。
確かに、ラテンアメリカ文学には「短編の名手」と呼ばれる作家がたくさんいます。
その中でもグアテマラ生まれのアウグスト・モンテローソは
1921年生まれで44年にメキシコに亡命、
文学活動のほとんどをメキシコで行っています。
そのモンテローソの作品が「元祖超短編」、なのかな?
超有名な超短編、こんなのです。
『ディノサウルス』 モンテローソ(亀・訳)
目を覚ましても、ディノサウルスはまだいた。
たった一文でシュールレアリストな世界にぶっ飛ぶ、名作ですね。
この作品は有名で、更なる二次作品もたくさん出来ているらしく、
上記の作家さんに教えてもらったものですが、こんなのも。
『教養のあるご婦人』 ホセ・デ・ラ・コリーナ(安藤哲行・訳)
ぼくは教養のある婦人に、アウグスト・モンテローソの「恐竜」という短篇をご存知ですか、と訊いた。
「ああ、とても面白いですわね」と答えた。「今読んでるとこですの」
--作者のコリーナは1934年3月29日スペインのサンタンデール生まれですが、
40年からメキシコ。従ってメキシコの作家となります。--
という情報とともに教えていただきました。
◆
いかんいかん、すっかり回り道が長くなりました(いつものことか)。
で、このころ自分でもいくつか書いてみたりしたんですが、
物語って短ければ短いほど難しいもんですね。
いやはや、私にはセンスがないと、すっかり諦めました。
が、そのころ書いていくつか身内や友人に見せたものに、
虹を題材にしたものがあって、
それで思い出したわけです。
その中で、二重三重の虹のことを書いていたので、
「二重の虹って、よく見るの?」
とちょっと不思議がられたわけですね。
答は、「ハイ、よく見ます」です。
上記写真も二重です。
本来の虹の外側にうっすらとですが、見えるでしょ?
色の並びは逆になります。
内側が赤、外側が紫。
三重の虹はさすがに、頻繁ではないですし、
三本目の一番外側のは薄くて写真に撮るには難しいかも。
三本目はまた色並びがひっくり返って、外側が赤になります。
調べてみたら、海辺だと二重三重に見えることが多いらしいです。
だったら日本でもよくありそうに思いますが。
まあこの辺りは、雨がさあっと降って夕方の日が射すという気象条件、
それにもしかしたら空気の綺麗さも関係あるのかな?
それにしても、虹の内側と外側で空の暗さが違うのも面白い。
大きな虫眼鏡で宇宙人が地球を覗いているようです。
虹のたもとを写したかったんですが、
こんなんになっちゃった……。
トラック、邪魔~~~!
◆
以前チアパスにサッカー観戦に行ったときも、
スタジアムから見事な虹を見ました。
当時の旅行記のところに載せてますので、見てないかたはぜひどうぞ~。
でもって虹・・・いいですねー。最近、めったに見なくなったなぁ・・・。そういや・・・。
あ☆今回のカンクンで一度みました♪虹ってすごく癒されますよね^^雨は嫌いけど、雨上がりの虹は好き☆です^^
世界では6色だったり4色だったり、
様々らしいですね。
メヒコは何色?
シャッターチャンスを逃さなかった亀さん偉い!
いいもの見せてもらって感謝です。
3枚目の写真も、トラックから虹が生えてるみたいで面白いですよ。
「うちのお父さんは虹師です」なんて、ファンタジー系の超短編が書けるかも…。
お褒めに預かりありがとうございます~
手始めに、このブログ記事ももっとすっきり短くまとめることに……
できるでしょうか!???
虹、カンクーンでもごらんになりましたか~。
雨上がりの芸術、気持ちがいいですよね~。
いつかもっと綺麗な虹を写真に撮りたいと思います。
>はびさん
うーむ、メヒコでも七色かなあ?
でもそれってスペインの影響のような気もするよ。
キリスト教では7って特別な数字だしね。
マヤ族やアステカ族ではどうだったのか!?
なんかわかったらまた書きます!
>紅茶ん
むふふ、ありがと~。
三枚目もなるほどねえ~。
それ、紅茶んが書いてみない?
言われてみたらそんなふうに見えてきたよ~、
虹背負って走るトラック。いいねえ。
このおじさんの行くところ、どこでも虹が見えるのかなあ。
ファンタジーだね。
「ディノサウルス」、いいっすね。
一瞬のうちに、物語の入り口に立たせてくれるってのが、大切なんですかね。
二次作品もいいっすね。超短編的裸の王様(笑)
しかし、日本文学の、最初の一行を抜き出すだけでも、なかなかの超短編が成立する気がしますが。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」
なんて、やはり素晴らしい。
夏に読みたい超短編ナンバーワン(笑)
私も何重にもなる虹、よく見ます。
アンダルシアの空は東京の空より広いですからね。
>夏に読みたい超短編ナンバーワン
確かに!
知り合いの獣医さんがモンテローソと会ったことがあるとかで
自慢話をしてくれたことあるんですが、
モンテローソによると超短編といえども「導入、葛藤、解決」を盛り込まねばならず、
短い中にどうやってそれを組み込むか、が難しいんだとか。
しかし「ディノサウルス」には「解決」部分はないような……?(笑
そちらでも、何重もの虹、やっぱり見ますか~。
それって空が広いからなのかなあ?
まあ確かに日本は、田舎でも山が半分迫ってたりして、
海辺と言ってもさほど広々してはいないですね~。
シティではそりゃあ、なかなか見られんでしょ、二重の虹って。
そもそも空気が薄いとどうなんだろうか?
さらに加えて空気が汚ないと、見えるものも見えなくなりますね(涙。
うちに遊びに来るなら雨季にする?(笑
あそこでは虹出てなかった?
うち来るより、アカプルコとかカンクーンのほうが絶対綺麗やで!(笑