今回は、ロンドンの名門銀行ロイズで実際にあった、貸金庫の銀行強盗を描いた「The Bank Job」
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危なっかしい過去を持つ車のディーラー、テリー(ジェイスン・ステイサム)は、大規模な詐欺事件にだけは手をつけないようにしてきた。しかし、美しいモデルのマーティン(サフロン・バロウズ)にバカでもできそうな銀行強盗を持ちかけられ、ついやる気になってしまう。数百万ドルの現金と宝石の入った金庫に目をつけるテリーとその仲間たちだったが、この金庫には犯罪組織はもちろん、イギリス政府や王室までも巻き込む秘密が隠されていた...(Junglecity.comより)
これは1971年に起きた実話を元にした作品だ。
インターネットで、この事件を調べてみたが、この件に関する情報は全く見つからなかった。
探し方が悪いのかも知れないが、やはりイギリスが国防機密報道禁止通達という、舌を噛みそうな「絶対に秘密だぞ」という御触れを出した成果か?
この作品は、公開前は、宣伝ビデオが全くと言っていいほど、流されていなかった。
突然公開されて、実話で面白そうだという評判が立ち、ちょうど映画館に行ける時間帯に、他に観たい映画がなかったのでダメもとで観てみた。
最初の感想は、イギリス英語は、やはり分り難い、ということ。
たまに、英語以外の外国語を聞いている錯覚に陥る。
もう少し、ジェイスン・ステイサムのアクションを期待したのだが、終盤に少しサービス程度のものだけだった。
そして、もっと銀行破りのプロが集まり、鮮やかな技やチームワークを見せてくれると思ったら、これも期待を裏切られ、お間抜けな強盗劇だった。
この銀行強盗は、実はイギリスの情報局MI-5が、裏でセットアップしている。
その当時、イギリス公安は、黒人革命を唱えていた、今で言うテロリストのマイケルXという、マルコムXをパクッた問題児を逮捕しようとしていた。
しかし、彼がイギリス王室にかかわるスキャンダルの写真を貸金庫に保管し、自分が逮捕され次第、世間に公開すると公言していたので手が出せないでいた。
そこで、その貸金庫を、第三者を使って襲撃し、保管されている問題の写真を盗み出そうとしたのだ。
襲撃は成功するが、中から宝石や現金と共に出てきたのは、こマイケルXの写真だけではなく、政治家の怪しげなクラブでの写真や、マフィアのボスが賄賂を渡した警察官のリストなどが出てきて、この銀行強盗たちは、複数のグループから追われるようになる。
前半は、複雑なバックグランドを説明する形になるので、ちょっと退屈気味。
ただ、ここでよく理解しないと後半の面白さが分らない。
銀行強盗の中盤から、スピードが増して、スリリングな展開がはじまる。
警察が、トランシーバーのやり取りから襲撃されている銀行を割り出そうとするシーンや、命を狙い始めた奴等との駆け引きも見ごたえがある。
派手はアクションや、豪華な役者はいないが、嘘のような実話をバックにしたストーリーは、十分に楽しませてくれた。
さて、日本の配給会社がこう言う、作品を日本に紹介するのか、そのセンスが問われる作品。但し、絶対に大ヒットはしないのを覚悟でだ。
それにしてもイギリス英語は分り難い。
トリビア
ジェイスン・ステイサムが出演予定されている作品は、計4作中「The Brazilian Job」、「Transporter 3」、「Crank 2: High Voltage」と3作が続編。
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危なっかしい過去を持つ車のディーラー、テリー(ジェイスン・ステイサム)は、大規模な詐欺事件にだけは手をつけないようにしてきた。しかし、美しいモデルのマーティン(サフロン・バロウズ)にバカでもできそうな銀行強盗を持ちかけられ、ついやる気になってしまう。数百万ドルの現金と宝石の入った金庫に目をつけるテリーとその仲間たちだったが、この金庫には犯罪組織はもちろん、イギリス政府や王室までも巻き込む秘密が隠されていた...(Junglecity.comより)
これは1971年に起きた実話を元にした作品だ。
インターネットで、この事件を調べてみたが、この件に関する情報は全く見つからなかった。
探し方が悪いのかも知れないが、やはりイギリスが国防機密報道禁止通達という、舌を噛みそうな「絶対に秘密だぞ」という御触れを出した成果か?
この作品は、公開前は、宣伝ビデオが全くと言っていいほど、流されていなかった。
突然公開されて、実話で面白そうだという評判が立ち、ちょうど映画館に行ける時間帯に、他に観たい映画がなかったのでダメもとで観てみた。
最初の感想は、イギリス英語は、やはり分り難い、ということ。
たまに、英語以外の外国語を聞いている錯覚に陥る。
もう少し、ジェイスン・ステイサムのアクションを期待したのだが、終盤に少しサービス程度のものだけだった。
そして、もっと銀行破りのプロが集まり、鮮やかな技やチームワークを見せてくれると思ったら、これも期待を裏切られ、お間抜けな強盗劇だった。
この銀行強盗は、実はイギリスの情報局MI-5が、裏でセットアップしている。
その当時、イギリス公安は、黒人革命を唱えていた、今で言うテロリストのマイケルXという、マルコムXをパクッた問題児を逮捕しようとしていた。
しかし、彼がイギリス王室にかかわるスキャンダルの写真を貸金庫に保管し、自分が逮捕され次第、世間に公開すると公言していたので手が出せないでいた。
そこで、その貸金庫を、第三者を使って襲撃し、保管されている問題の写真を盗み出そうとしたのだ。
襲撃は成功するが、中から宝石や現金と共に出てきたのは、こマイケルXの写真だけではなく、政治家の怪しげなクラブでの写真や、マフィアのボスが賄賂を渡した警察官のリストなどが出てきて、この銀行強盗たちは、複数のグループから追われるようになる。
前半は、複雑なバックグランドを説明する形になるので、ちょっと退屈気味。
ただ、ここでよく理解しないと後半の面白さが分らない。
銀行強盗の中盤から、スピードが増して、スリリングな展開がはじまる。
警察が、トランシーバーのやり取りから襲撃されている銀行を割り出そうとするシーンや、命を狙い始めた奴等との駆け引きも見ごたえがある。
派手はアクションや、豪華な役者はいないが、嘘のような実話をバックにしたストーリーは、十分に楽しませてくれた。
さて、日本の配給会社がこう言う、作品を日本に紹介するのか、そのセンスが問われる作品。但し、絶対に大ヒットはしないのを覚悟でだ。
それにしてもイギリス英語は分り難い。
トリビア
ジェイスン・ステイサムが出演予定されている作品は、計4作中「The Brazilian Job」、「Transporter 3」、「Crank 2: High Voltage」と3作が続編。
予告編を見て早速見させていただきました。
やっぱおもろかったです。
前半は、銀行強盗の成功、後半はいかにして、自由を手に入れるかが見所と思います。
是非皆さんも見てください。
コメントありがとうございます。
アクションは抑え目ですが、後半の駆け引きはハラハラしました。
また遊びに来て下さい。
王室までも巻き込んでいる実話をもとにした…、というところにひかれたんですが、え~~!
という王室の秘話なんか出しちゃってすごいなあと思いました。
日本だったら、宮内庁黙ってないし作らせないですよね。
そういうところもオープンな国なんですね。
靖国っていうだけで、あの騒ぎだったのですから。