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2009年に公開されたR指定のB級おバカ作品。
男たち中心のハチャメチャ、ラブコメディ。
男同士で観に行く作品。
アメリカでは人気のジャンルだけど日本にはほとんど存在しない。
この有名な役者が出ているわけでもない作品が、ものすごい人気でアメリカで数々の興行記録を打ち立てた。
アメリカでの興行収入277億円($1=100円)
全世界の興収467億円
歴代R指定のコメディ作品で第1位
歴代ラスベガスを題材にした作品で第1位
2009年のR指定の作品で第1位
2009年の全作品で第6位
歴代R指定の全作品で第3位
そして歴代の全てのアメリカ作品の中でも46位 (ちなみに48位の「ハリー・ポッターと賢者の石」より上にいる)
制作費が35億円なので、投資利益率10倍以上のバケモノ作品になってしまったのだ。
日本では、まず公開されない種類の作品なのだが、根強いファンが「映画「ハングオーバー」劇場公開を絶対に求める会」というサイトを通して配給会社を動かしたのだろう。
とても喜ばしいことだけど、いつものように邦題を何とかして。
なんで副題で中途半端な説明をしようとするの?
主演は、「ウルトラ I LOVE YOU!」や「バレンタインデー」のラブコメの常連脇役、最近では「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」に出演したブラッドリー・クーパー。
エド・ヘルムズは、そのいたって普通の顔で、目立たないように「エバン・オールマイティ」や「The Goods: Live Hard, Sell Hard」のコメディに出ているようだ。僕は、両作品とも 観たのだがあまりよく覚えていない。
ザック・ガリフィナーキスは、「マイレージ、マイライフ」で解雇の宣告を受ける人で印象深かった。他にも「ベガスの恋に勝つルール」という別のベガス物にも出ている。
彼も脇役専門。
そんな脇役同士の中で、今回露出度が最も低い脇役中の脇役がジャスティン・バーサ。
彼は、「ナショナル・トレジャー」シリーズのドジな相棒役で結構記憶に残っている。
数日後に結婚を控えた新郎(ダグ)とその友人2人(ストゥ、フィル)と新婦の弟(アラン)の3人でラスベガスにバチュラーパーティの旅に出る。
これはアメリカで、結婚前の男たちには恒例の行事。
アリゾナは車で5時間ほどでベガスに行けるので、毎週末結婚を控えた新郎と友人たちがベガスに繰り出していくようだ。
この4人の性格が序盤でそれとなく説明されるが、それぞれの見た目と性格にギャップが無いのでとても分かりやす。
コンサバで気弱な歯医者、オタク中のオタク、結婚の倦怠期に差し掛かっている教師、そして心底人のいい新郎。
パーティの翌日ホテルで目を覚ますと、新郎のダグがいない。その代わりにニワトリや虎がいる。
他にも赤ん坊がいて、歯医者のストゥの前歯が無い。
フィルは何故か病院の患者用のタグをつけている。
そしてダグを捜すためにホテルのボーイが駐車場から持ってきたのは、彼らが乗ってきたベンツではなく、パトカーだった。
もう、2日目の朝の状況が分かってくるに従って、観てる方はこれがどうやって全てつながっていくのかワクワクしてくる。
そしてダグを捜しはじめると、マイク・タイソンが出てきたり、ストリッパー、怪しいアジア人が出てきて、いいテンポでストーリーが展開していく。
そのスピードのある展開の合間、合間にプッと吹き出すような、細かい笑いが入っているのがまたいい。
赤ん坊をドアにぶつけたり、下ネタに使ったり、マイク・タイソンのド下手な歌が出てきたり、大きな笑いと小さな笑いネタの連続で、客は常に笑わされている。
僕は、最近結構たくさんのコメディに出ているミスター・チュウ役のケン・ジョングと言う人が気になるので、調べてみたら彼は現役のお医者さんだそうだ。
狂気の医者でコメディアンとして人気が出てきたらしい。
最近の作品では、「The Goods: Live Hard, Sell Hard」の中での彼の演技はとても面白かった。
2011年には2作目もでるらしい。
2作目も大歓迎の、久々に大笑いしたコメディだ。
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い - goo 映画
トリビア
エド・ヘルムズの前歯はもともと入れ歯なのでそれを抜いて撮影した。
続編は、この作品の公開前にすでに決まっていた。
監督のトッド・フィリップスは、給料の代わりにこの作品の所有権の一部を報酬とした。作品の大ヒットで彼は今大金持ちだ。
Iko Iko
Yeah
たまに映画で観ますが今回も医者とは思えないほど、
はじけてましたね。
ケン・ジョングは、是非DVDでもいいですから「The Goods: Live Hard, Sell Hard」を見て下さい。
大うけしましtた。