遅ればせながら、2008年に観た映画のベスト10作を選んでみた。
ベスト10の中で順位付けをするのが面倒なので、順番は観た日で並べてた。
先ずは最初の5作。
タイトルをクリックするとオリジナルの記事に行けます。
The Great Debaters/グレート・ディベーター
ディンゼイ・ワシントン自らが監督、主演し、共演にやはりオスカー俳優のフォレスト・ウィテカーという最強黒人俳優の作品。
実話に基づいて、黒人差別がはびこる1930年代のテキサスの黒人大学生が、ハーバード大学のディベートのチャンピオンに挑む。
2008年1月1日に観た作品が、この思いテーマとすばらしい役者の出ている感動作品だ。
すばらしい役者というのは、主演、共演の2大アカデミー俳優はもちろん、大学生役の4人の若者達がすばらしい演技を見せてくれた。
ハーバード大学での最後のディベートシーンでは、自然と涙がこぼれて、劇場中の観客のすすり声が聞こえた。
もう一つあらためて感心したのは、アメリカの文字通りの言論、表現の自由ということだ。
作中には、テキサスの田舎で白人が黒人に対してリンチをして、縛り首にして、なおかつ燃やすという、残酷なシーンが出てくる。
これは作り話ではない。実際にKKKをはじめごく一般的な白人も黒人に対しては何らかの差別をついこの間まで行ってきた。
それをオープンにストーリーにして、受け取れる寛容な社会がアメリカの強みだと思う。
くしくも同じ年に、アメリカ初の時期黒人大統領が当選したのも何か因縁めいたものがある。
それにしても何でこういう作品を日本で公開しないのかな
The Bucket List/最高の人生の見つけ方
オスカー俳優のモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソン共演の役者陣の濃い作品。
テーマは「死」と「幸せ」。
同じ病室に入院した2人の老人が人生の期限を宣告される。
1人は決して裕福ではないが、幸せな家族に恵まれた自動車修理工。
1人は大病院を幾つも経営するが天涯孤独の大富豪。
2人は人生最後の時間を自分のやりたい事や幸せを求めて、旅をはじめる。
やはり、2人の役者の演技がひかった作品だった。
2人とも得意のキャラクターを演じた。 特にジャック・ニコルソンが、迫力のある、それでいてどこかチャーミングな、まだまだ枯れていないおじいさんを怪演していた。
バケットリストに書かれた、それぞれの願い事が終盤でとてもオシャレに実現していくシーンが心に響いた。
Juno/ジュノ
アカデミー脚本賞受賞作品。
16歳で妊娠した高校生を演じた、エレン・ペイジの演技力をみんなに認めさせた作品。
惜しくもオスカーは逃したが、今後が楽しみな女優だ。
共演の役者もジェニファー・ガーナー、アリソン・ジャニー、J・K・シモンズ、マイケル・セラ、ジェイソン・ベイトマンと芸達者たちで、自分のキャラクターを自然に演じていた。
自分だけかも知れないが、いくつかのセリフが心に残ったのも、この作品の特徴だった。
「In my opinion, the best thing you can do is find a person who loves you for exactly what you are. Good mood, bad mood, ugly, pretty, handsome, what have you, the right person will still think the sun shines out your ass. That's the kind of person that's worth sticking with.」
Juno: I think I'm, like, in love with you.
Paulie: You mean as friends?
Juno: No, I mean, like, for real. 'Cause you're, like, the coolest person I've ever met, and you don't even have to try, you know...
Paulie: I try really hard, actually.
The Forbidden Kingdom/ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演するという、もうそれだけで満足できる作品。
ストーリーも孫悟空をモチーフにしているので、入り込みやすかった。
カンフーアクションは、ファンが期待している事を、てんこ盛りにしてくれた。
初っ端からジャッキーの酔拳で、彼のオールドファンにサービス。
そして、ジャッキーとジェットの対決シーンは、圧巻だった。
酔拳・蟷螂拳・鶴拳・虎拳、蛇拳と、昔子供たちをワクワクさせた形を披露してくれた。
ジャッキーは酔拳、ジェットは少林寺のキャラをそのまま活かして、久々にカンフー映画を見せてくれた。
Iron Man/アイアンマン
ロバート・ダウニー・Jr主演で、またMarvelの新しいキャラクターが映画化された。
子供の頃からこのアニメキャラクターに馴染みのあるアメリカ人とは違い、突然出てきたブリキのロボットのようなヒーロー物に、果たして日本人の大の大人に受けるのか?
という観る前の予想をあっさり裏切り、面白い作品だった。
先ずは、ロバート・ダウニー・Jrの演技によるところが大きい。
彼の自信にあふれた飄々としたトニー・スターク社長のキャラクターに人気が集まったと思う。
そしてCGを屈指したアクションもよかった。
続編をほのめかす、終わり方だったが、この作品の続編なら大歓迎だ。
最近、続編を意識するため、一作目が面白く無くなる作品が多い中で、続編を見たくさせる作品だった。
後半に続く...
ランキングに参加してます。
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先ずは最初の5作。
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The Great Debaters/グレート・ディベーター
ディンゼイ・ワシントン自らが監督、主演し、共演にやはりオスカー俳優のフォレスト・ウィテカーという最強黒人俳優の作品。
実話に基づいて、黒人差別がはびこる1930年代のテキサスの黒人大学生が、ハーバード大学のディベートのチャンピオンに挑む。
2008年1月1日に観た作品が、この思いテーマとすばらしい役者の出ている感動作品だ。
すばらしい役者というのは、主演、共演の2大アカデミー俳優はもちろん、大学生役の4人の若者達がすばらしい演技を見せてくれた。
ハーバード大学での最後のディベートシーンでは、自然と涙がこぼれて、劇場中の観客のすすり声が聞こえた。
もう一つあらためて感心したのは、アメリカの文字通りの言論、表現の自由ということだ。
作中には、テキサスの田舎で白人が黒人に対してリンチをして、縛り首にして、なおかつ燃やすという、残酷なシーンが出てくる。
これは作り話ではない。実際にKKKをはじめごく一般的な白人も黒人に対しては何らかの差別をついこの間まで行ってきた。
それをオープンにストーリーにして、受け取れる寛容な社会がアメリカの強みだと思う。
くしくも同じ年に、アメリカ初の時期黒人大統領が当選したのも何か因縁めいたものがある。
それにしても何でこういう作品を日本で公開しないのかな
The Bucket List/最高の人生の見つけ方
オスカー俳優のモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソン共演の役者陣の濃い作品。
テーマは「死」と「幸せ」。
同じ病室に入院した2人の老人が人生の期限を宣告される。
1人は決して裕福ではないが、幸せな家族に恵まれた自動車修理工。
1人は大病院を幾つも経営するが天涯孤独の大富豪。
2人は人生最後の時間を自分のやりたい事や幸せを求めて、旅をはじめる。
やはり、2人の役者の演技がひかった作品だった。
2人とも得意のキャラクターを演じた。 特にジャック・ニコルソンが、迫力のある、それでいてどこかチャーミングな、まだまだ枯れていないおじいさんを怪演していた。
バケットリストに書かれた、それぞれの願い事が終盤でとてもオシャレに実現していくシーンが心に響いた。
Juno/ジュノ
アカデミー脚本賞受賞作品。
16歳で妊娠した高校生を演じた、エレン・ペイジの演技力をみんなに認めさせた作品。
惜しくもオスカーは逃したが、今後が楽しみな女優だ。
共演の役者もジェニファー・ガーナー、アリソン・ジャニー、J・K・シモンズ、マイケル・セラ、ジェイソン・ベイトマンと芸達者たちで、自分のキャラクターを自然に演じていた。
自分だけかも知れないが、いくつかのセリフが心に残ったのも、この作品の特徴だった。
「In my opinion, the best thing you can do is find a person who loves you for exactly what you are. Good mood, bad mood, ugly, pretty, handsome, what have you, the right person will still think the sun shines out your ass. That's the kind of person that's worth sticking with.」
Juno: I think I'm, like, in love with you.
Paulie: You mean as friends?
Juno: No, I mean, like, for real. 'Cause you're, like, the coolest person I've ever met, and you don't even have to try, you know...
Paulie: I try really hard, actually.
The Forbidden Kingdom/ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演するという、もうそれだけで満足できる作品。
ストーリーも孫悟空をモチーフにしているので、入り込みやすかった。
カンフーアクションは、ファンが期待している事を、てんこ盛りにしてくれた。
初っ端からジャッキーの酔拳で、彼のオールドファンにサービス。
そして、ジャッキーとジェットの対決シーンは、圧巻だった。
酔拳・蟷螂拳・鶴拳・虎拳、蛇拳と、昔子供たちをワクワクさせた形を披露してくれた。
ジャッキーは酔拳、ジェットは少林寺のキャラをそのまま活かして、久々にカンフー映画を見せてくれた。
Iron Man/アイアンマン
ロバート・ダウニー・Jr主演で、またMarvelの新しいキャラクターが映画化された。
子供の頃からこのアニメキャラクターに馴染みのあるアメリカ人とは違い、突然出てきたブリキのロボットのようなヒーロー物に、果たして日本人の大の大人に受けるのか?
という観る前の予想をあっさり裏切り、面白い作品だった。
先ずは、ロバート・ダウニー・Jrの演技によるところが大きい。
彼の自信にあふれた飄々としたトニー・スターク社長のキャラクターに人気が集まったと思う。
そしてCGを屈指したアクションもよかった。
続編をほのめかす、終わり方だったが、この作品の続編なら大歓迎だ。
最近、続編を意識するため、一作目が面白く無くなる作品が多い中で、続編を見たくさせる作品だった。
後半に続く...
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昨年はお世話になりました☆
ジュノが入ってるのが嬉しいです♪
私もこの作品、すごく心に残りました。
今年も素敵な作品に出会えると良いですね。
どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
2008年はいい作品がたくさんでしたね。
わたしのチョイスとは「ダークナイト」しか被ってなかったですが
「アイアンマン」も大好きな作品です。
「ジュノ」は皆さん評判いいですね~
未見ですが今度レンタルしてみようかな!
2009年も素敵な作品にたくさん出会いたいですね!
これからもよろしくお願いいたします。