メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 / Maze Runner: The Scorch Trials

2015-10-12 | 映画






オフィシャルサイト


2014年の「メイズ・ランナー」の続編。
ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブローディ・サングスター、キー・ホン・リーと、これから売り込みたい若手を起用したと思われる。

前作で謎の巨大迷路から脱出して、大型ヘリに救出されたトーマスとその仲間達。
彼らは、謎の組織(WCKD)の研究所というところに収容された。
そこには、他の迷路から脱出して来た、多くの若者たちが収容されていた。
毎日の食事の後に、管理者のジェイソンが数名を指名し、彼らは他の仲間たちが入れない研究所の奥に連れていかれた。
その行動を不審に思ったトーマスは、収容所で一番古いアリスの手を借りて、研究所の奥で何が行われているかを探る。
そこでは、迷路を抜け出すことが出来た若者たちの体から、フレアという人間をゾンビ化するウィールスの免疫を培養する人体実験が行われていた。
トーマスは、人体実験の事を仲間に話し、研究所を脱出し、砂漠の中にある元ショッピングセンターの廃墟に隠れる。
そこには、全速力で襲ってくるゾンビの群れがいた。
トーマス達は、何とかゾンビを振り切りジェイソンが洩らしていた、ライトアームという反乱軍を探すために、砂漠を歩き続ける。

一作目と比べて、シーンがあっちこっちに行って落ち着かない。
まあ冒険ものだから仕方ないのかもしれないが。
一作目が怪物のいる巨大迷路と、若者たちが生活をする草原という限られた場面で、テンポよくストーリーがすすんだので、そんなシチュエーションものを想像てたのだが。
今回は、研究所から、砂漠、魔宮のような廃墟、そして山の中の反乱軍と進む。
その間に、この作品のテーマの「迷路を大疾走」が、織り込まれているので、常に走ってる。
ゾンビもすごい勢いで走ってくる。
ゲーム化を意識してるのかな。

そして、もう一つがっかりなのが、「ハンガー・ゲーム」シリーズ同様、「次作につづく」の中継ぎ作品になっていること。
「ダイバージェント」の二作目と対照的な終わり方だった。
三作目も観るけれど、もう少し一話で完結するようなシリーズ物を望むというのは我儘かな。 



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