デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断 / Due Date

2011-01-29 | 映画






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ストーリー
待望の赤ちゃん誕生を5日後に控えた建築家のピーター。妻の出産に立ち会い感動の瞬間を共有するため、彼はアトランタで仕事を終えると自宅のロサンゼルスへ向かおうと急いで飛行機に乗り込む。
だがホッとしたのも束の間、たまたまそばにいた妙な男イーサンのせいでテロリスト扱いされ、搭乗を拒否されたうえに財布も身分証も失ってしまうハメに。
帰る術が無くなり、途方に暮れるピーター。そんな彼の前に、またしてもイーサンが車に乗って現われ、現地まで送っていこうと持ちかけてくる。
俳優志望の彼はエージェントに会うためハリウッドへ向かう途中だった。他にアテのないピーターは事の元凶であるイーサンへの怒りを抑えて渋々同乗し、3200キロの大陸横断へ繰り出すことに。
しかし、これが更なる災難の始まりだった。イーサンが行く先々でトラブルを招き、ついには身の危険がおよぶ最悪の事態に晒されてしまうピーターだが...(allcinema)

2009年にB級お馬鹿コメディーながら記録的なヒット作となった「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」のトッド・フィリップス監督のコメディ・ロードムービー。
主演は、やはり「ハングオーバー!...」で強烈な個性を見せてくれたザック・ガリフィアナキス。
今、世界で一番オタク役があう役者。
日本では未公開だが、彼の前作「It's Kind of a Funny Story」も、いい作品でお勧め。
そして、もう一人の主役に「アイアンマン」ロバート・ダウニー・Jr。
脇には、アカデミー男優のジェイミー・フォックス、「M:i:III」でトム・クルーズの妻を演じたミッシェル・モナハン、「ローラーガールズ・ダイアリー」のジュリエット・ルイスと、ちょっと豪華な役者たち。




怪しいよな、この人


ここで出会ったのが運命


先ず、日本語の邪魔な副題は要らない。


ロバート・ダウニー・Jr演じるピーターは、エリート・ビジネスマン。自信家で、高慢で、あまり友達にはしたくないタイプ。その性格は、どこか「アイアンマン」のトニー・スタークとダブっている。
というか最近のロバート・ダウニー・Jrって、役柄の幅は広いんだけど、その人物像は、いつも同じような感じになってきていると思うのは、僕だけか。

そして問題のザック・ガリフィアナキスのイーサンは、見た目も性格も動きも、全てがオタク。
気持ちの悪い歩き方、自分の感情は表に出さずに人の感情を逆なでする言動、何よりも目がこわい。
彼は、父親の遺灰をコーヒーの缶に入れて持ち歩き、薬と称してマリファナを吸いまくり、運転中に熟睡をして車を中に舞い上がらせる。
そして、大真面目に下品。
この人は、完全にキャラが定着してしまったな。

次々とドタバタシーンが出てくるが、閉めきった車の中でイーサンがマリファナを吸い、助手席のピーターがその煙を吸っていましハイになるシーンがある。これはかなりきわどい。
ロバート・ダウニー・Jrは、8歳からマリファナを吸い、薬物問題で6回の逮捕歴を持ち、1年間リハビリの収容所に入っていた、正真正銘の麻薬中毒者だったから、このシーンはかなり自虐的なギャグになっている。

大きなきなドタバタ劇の、合間に入るクスっと笑ってしまう2人の掛け合いがとても面白かった。
ハングオーバー!...」の時と違い、日本でも早速上映されるし、トッド・フィリップス監督の笑いが理解され始めたのかな。
次の「ハングオーバー 2」も楽しみだ。



先ず、マリファナの買い物


ハイになったところを職務質問


運転中に熟睡


何を飲んでいるのでしょう


このシーンでは、ロバート・ダウニーは本気で絞めていたとザックが証言している


トリビア
イーサンの借りたレンタカーのナンバープレートが、旅が進む中で他の州のナンバープレートに変わっている。


監督や出演者がこの作品を語るビデオ


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1 コメント

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TBありがとうございます。 (KGR)
2011-01-30 08:55:04
お久しぶりです。

>日本語の邪魔な副題は要らない
全く同感です。

邦題のテキトーさ加減にあきれることしばしばですが、
別の意味であきれました。

TVの2時間ドラマじゃないんだから。

映画はタイトルで引っ張らなくても十分面白いです。
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