まさ君

2006-07-26 | まさ君シリーズ
今日のネットで拾った面白写真 - 変装




以前も触れたが、自分は小学校から高校まで、もやし屋と金網屋の親友がいた。
もやし屋のまさ君は、たまに掲示板にメッセージを残してくれる、メールもたま~に送ってくる。
しかし、彼は気が向いた時しかインターネットをしないので、こちらから返事を出しても読まれるのは1ヶ月か2ヵ月後だ。
全く、通信手段として機能していない。

そのまさ君には、たくさんのエピソードがあるので、ここで少しずつ紹介していきたい。
まさ君は18歳になって免許を取ると、もやしの配達を手伝い始めた。
もやし屋さんの朝は豆腐屋さん同様、とても早く始る。
確か4時-5時頃だと思う。
配達は6時頃から、もやしを載せた軽トラックで出発。
配達コースは2-3あり、どのコースも大きな国道などは走らない。
狭い住宅街や河川敷を、裏道の知識を屈指して、ラーメン屋、八百屋、スーパー等を、ほぼ午前中いっぱい走り回る。

そのコースの一つに、地下鉄 丸の内線の茗荷谷経由コースがあった。
この近所にはお茶の水女子大学、跡見学園女子大学をはじめ、中学校や高校もあり、朝の通学時間は学生だらけになる。
その茗荷谷駅裏の立ち食いそば屋で、天ぷらそばにコロッケ追加して食べるのが、まさ君の日課だった。
その日もまさ君は、軽トラックを路地脇に止め、天ぷらそば・コロッケトッピング入りを食べ始める。
するとプップッとクラクションの音が聞こえた。
狭い道に車を停めたので、対向車が通れないらしい。
食べかけのおそばをカウンターに置いて、外に出たまさ君は、ほんの少しだけ車を動かせば、対向車が通れる事が分った。
すると...


















おもむろに、軽トラックの後ろの荷台の縁を片手でつかむと、軽トラックを後ろに引っ張り始めた
!#@$ 






対向車の運転手は目を見開いて、今見た光景をしっかり目に焼き付けている。
通りを歩いていた学生達は、凍りついて止まっている。
まさ君は、急いで店に戻ると、何事も無かったかのように、またそばを食べ始める。
そばが冷めてのびてしまうのが、とても心配だったらしい。

配達から戻り、その事をまさ君の兄上に話すと、この人もまさ君を上回るふざけた人物で、「じゃ、明日はさ、クサリを持って行って、歯で引っ張ちゃえよ、へへへ...」
ついていけない兄弟だ。

次の日から、まさ君は「力持ちのもやし屋さん」と道行く学生達に、ささやかれる様になる。


今日のジョーク - サボった遅れを取り戻す為、しばらく休憩


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今日の一言
妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。
やさしい心で理解されることを望んでいる。
(瀬戸内 寂聴)


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