トータル・リコール / Total Recall

2012-09-02 | 映画






1990年のアーノルド・シュワルツネッガー主演のリメイク。
主演は、コリン・ファレル。
以前は、「フォーン・ブース」、「リクルート」、「S.W.A.T.」とか、いいアクション映画に出ていたが、最近はB級作品役者の印象が強い。
去年の「モンスター上司」では、私生活をパロったような、はじけたデブ、ちび、ハゲ、スケベの中年役を演じて、そのB級振りをより定着させた。
共演は、二人の女優、「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイルと、最近はアクション物より「バレンタインデー」や「ニューイヤーズ・イヴ」のラブコメの多いジェシカ・ビール。
渋いところでは、「パイレーツ・オブ・カビリアン」のビル・ナイ。



脇のほうがいい演技してるような気がするコリン・ファレル


鬼嫁


ラブコメよりはこういう役のほうがあってる


その登場を引っ張った割りには、あっさり殺されてしまった


そうだこの人もでてた


大きな戦争の影響で、その大部分が大気汚染で住めなくなってしまった未来の地球。
人類は、富裕層が住むヨーロッパ(ブリテン連邦)の一部と、貧困層の労働者が住むオーストラリア(コロニー)に分かれた。
コロニーの住人、ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、毎日地球の中心を通るエレベーターでブリテンにロボット警官の製造工場に通っている。
彼は、退屈な生活に嫌気がさし、記憶を売買するトータル・リコール社に行き、新しい記憶を植え付けようとした時、そこにSWATが乱入してくる。
自分でも、意識しないままSWAT全員を射殺したクエイドは、それを妻(ケイト・ベッキンセイル)に告げると、彼女も突然彼を襲ってくる。
自分の妻と警察から逃げる中、メリーナ(ジェシカ・ビール)に会い、今の自分は、カール・ハウザーという男に、別の記憶を植え付けられた人物になっていることを知る。
そして、コロニー侵略を狙うブリテン連邦の代表コーヘイゲンと、それを阻止しようとする反乱軍の争いに巻き込まれていく。



おじジナルでも有名なシーン


警官ロボット


カーチェイスシーン


これも目玉シーン


物語もしっかりしていて、アクションもそれなりに楽しめたんだけと、やっぱりどこかコリン・ファレルのB級感が漂う映画。
冒頭に、かなりわざとらしく彼の上半身の筋肉を見せるシーンで、もう安っぽい感を出しはじめてる。
この人は脇のほうが引き立つ気がする。「フォーン・ブース」の時は演技もよかったんだけど。
ケイト・ベッキンセイルのアクションは、「アンダーワールド」で鍛えているのか、かなりよかった。
途中、ボスのコーヘイゲンに嫌気が差して、反乱軍を助けるのかなって表情をしたと思ったんだけど、僕の大きな勘違いで最後まで、コリン・ファレルを殺そうとする、怖い鬼嫁だった。
ジェシカ・ビールは、アクション女優に戻って、ケイト・ベッキンセイルと、のびのびと殴り合いをしてた。
100億円をかけた話題作だったが、イマイチだったな。 星 /5 



なんでも筋肉見せればいいってもんじゃない


嫁から逃げるのにジャンプ


二人でジャンプ


マグネットカーだけでなく、普通の車も走ってる


オリジナルのトータル・リコール 
こんなに安っぽかったんだ 
ビックリ



  


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