2012年8月現在、今年の興行収入トップは、「アベンジャーズ」、続いて「ダークナイトライジング」、「ハンガー・ゲーム」、「アメイジング・スパイダーマン」となっている。
「ハンガー・ゲーム」は、アメリカで2600万部の超ベストセラーが原作で、他の映画は制作費200億円以上を掛けた超大作。
やはり150億円近く掛けた、5位の3Dアニメ「メリダとおそろしの森」を挟んで、170億円以上の売上を上げたのが、この超B級コメディの「Ted」。
上映前は、ほとんど話題にならなかった映画。
クリスマスのプレゼントだったかわいいテッド
27年後には
中年悪クマになってる
どうしようもないダメ中年のジョン
しっかりものの彼女
主演はマーク・ウォールバーグ。僕の好きな役者の一人で最近の作品では「ザ・ファイター」がよかった。
コメディにも出ていて、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」、「デート & ナイト」での、おバカ刑事と筋肉ナルシストで笑わせてくれた。
共演は目が印象的なミラ・クニス。「ブラック・スワン」のリリー役だった女優。
この二人の共演は、「デート & ナイト」、「マックス・ペイン」に続く三作目で、気心の知れたコンビのようだ。
クマの吹き替えは、作品の監督でもあるセス・マクファーレンで、この人はアメリカで人気が高かったが、PTAお墨付きの問題アニメ「ファミリー・ガイ」の製作者だった。
監督が監督なので、この作品も「F」ワード、酒、ドラックが、セックスが、どんどん出てくるお下品作品になってる。
マーク・ウォールバーグ演じるジョンは、小さい頃のクリスマスに、クマのぬいぐるみテッドをもらう。
その夜、クマを抱きながら、「テッドと話ができたらいいな~」とお祈りしながら眠りにつくと、翌朝テッドは、命を吹き込まれて喋れるクマのぬいぐるみになっていた。
それから27年、ジョンは歳こそ立派な中年になったが、仕事も私生活も中途半端で、今だにテッドと二人暮らし。
テッドは、喋れる可愛い奇跡のぬいぐるみとして、一時はもてはやされたが、今は世間にも忘れ去られ中年不良ぬいぐるみ。
ジョンが、四年越しの彼女ロリと本気で結婚を考え始めるが、テッドとの腐れ縁も断ち切れなくて、ドタバタになっていく。
車の運転は
かなり雑
街で声を掛けられれば、かわいいぬいぐるみを演じる
売春婦を集めて、人の家でパーティー
バブルバスでゆっくり
とにかく大笑いした。ジョンとテッドのおバカさが最高。
それと、テッドの表情と動きが、とても自然で、すごいCGの技術だ。ただ、その技術もおバカストーリーに隠れてしまっているが。
この映画の人気を見ると、「男っていつまでたっても馬鹿で、幼稚で、どうしようもないな」というのに共感した人たちが大勢いるのだろう。
僕もその一人だが。
アメリカには、女性、カップル、子供だけをターゲットにした日本と違い、男の客(それもモテない層、またバカ笑いがしたい層)をターゲットにしたこういう作品が毎年何本も公開されている。
その中で、たまにこの作品のようなスマッシュヒットがでる。
ここ二年ほどでも、「ハングオーバー!」、「宇宙人ポール」、「モンスター上司」、「アダルトボーイズ青春白書」(ひどいなこの邦題)などが、結構ヒットしてる。
ちなみに、僕はこれら全て見てる、もてない男作品のお得意様になっている。 星 /5
レジの仕事についても
他の従業員をナンパしてる
仕事の面接には
フォーマルで
恒例の男同士の大げんか
Grown Ups 「
「宇宙人ポール」
モンスター上司
Family Guy
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