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スカーレット・ヨナハン主演、モーガン・フリーマン共演だけれど、この大俳優を、それはそれは勿体ない使い方している。
台湾で暮らしているルーシーは、チンピラのボーイフレンドに騙されて、韓国マフィアに麻薬を届ける羽目になる。
なんで、この映画の舞台が台湾なのか。また中国スポンサーがいるのかな。
マフィアの事務所に行くと、今度はその麻薬の入った袋を体の中に入れられ、海外への運び屋にされてしまう。
その麻薬は、妊娠中の女性から分泌される物質から作られ、かなりの副作用がでる可能性がある、たちの悪い麻薬だ。
麻薬の袋を入れる手術をされ、海外への出発を待つ間に、マフィアのチンピラたちに、暴行を受け、体の中で袋が破けてしまう。
大量の麻薬が、ルーシーに体に溶け込み、彼女の体と脳に異常が起きる。
本来、人間は脳の10%の機能しか使っていないのに、この麻薬がルーシーの脳を覚醒させてしまった。
彼女の、人間離れした身体能力、インテリジェンス、そして超能力まで、使えるようになっていく。
ルーシーは、マフィアの事務所に復讐に向かい、他の運び屋たちの行き先を突き止める。
フランス警察に、麻薬の件を伝え全ての運び屋から麻薬を回収させると、自分も、フランス滞在中の脳科学者のノーマン博士に、異変の謎を解いてもらう為、パリに向かう。
武装したマフィアも、麻薬を取り戻すために、フランスに集まって来た。
序盤で、「脳が100%覚醒するとどうなるのか?」という疑問が投げかけられるが、すぐにXXXXになるでしょって、エンディングが分かってしまった。
スカーレット・ヨナハンは、序盤こそマフィアにオドオドした演技が新鮮だったが、途中からは「アベンジャーズ」のブラック・ウィドウがパワーアップした役って感じで、いつものツンとした彼女。
台湾が舞台ではじまり、何故かそこで韓国ヤクザが出てきて、フランスまで銃持って行って銃撃戦って、とっても強引で、脈略のない舞台設定が最後まで不思議だった。
リュック・ベッソン監督は、構想から現実まで10年かかったって言ってるらしいけど、それほどの作品でもないかな。 カーチェイスはよかったけど。
トリビア
当初、アンジェリナ・ジョリーがルーシー役にだった。
撮影現場風景
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