アドレナリン:ハイ・ボルテージ / Crank High Voltage

2009-09-27 | 映画
今回は、徹底的にふざけたアクション作品の続編「Crank High Voltage アドレナリン:ハイボルテージ





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自分をハメた悪党との死闘で瀕死の重態に陥った殺し屋シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)だったが、運ばれた病院で心臓を奪われ、バッテリー式の人工心臓を移植される。
ところが、それは充電しないと止まってしまうという代物で、シェブは電流を求め、エンジンバッテリー、スタンガン、発電所とところ構わず充電するために奔走する...(シネマトゥデイより)

     
     今回は心臓を盗まれるチェリオス。

     
     何故この役を引き受けたのか。

     
     普通でない脇役達 その1

     
     普通でない脇役達 その2


2006年の「アドレナリン」の続編。

それにしても、「ハムナプトラ」を代表とする、続編を一切考えていない邦題のつけ方。

ジェイソン・ステイサムのノンストップアクションと、想像を絶するおバカなストーリーが意外に受けた前作。
それで調子にのってつくちゃったという作品。(と思う)

ジェイソン・ステイサムは、体を見せる役なら、作品を選ばない役者だ。
共演のエイミー・スマートも役を選ばない女優だ。
そして、脇役達が、また凄い。
お化け屋敷状態だ。

うかつにも観ている時は、気づかなかったがあのデビッド・キャラダインが、変態爺さんで出演していた。
映画では、彼の遺作だと思われる。


     
     普通でない脇役達 その3

     
     普通でない脇役達 その4


作る側も、演じる役者も楽しんでいるのが、伝わってくる作品。
前作は、そのノリとアクションが受けた。
今回も、前作を振り切るように、ふざけている。

ヘリコプターから墜落した男が生きている。
その男の心臓を盗む謎の中国人グループ。
人工心臓を維持するため、車のバッテリーや発電所のトランスから直接チャージするチェリオス。
競馬場でもチャージする。
オカマ
不気味な女
変態爺さん
首だけマフィア (一瞬「犬神家の一族」の佐清に見えたのは自分だけ?)

もう何でもあり。

スピーディーでたたみかけるようなアクションは、いいのだが、ちょっと下品すぎかな。
このノリで続編が出ても、今度は観ないだろう。
それより、シルベスター・スターローン主演でジェイソン・ステイサム共演の、来年公開予定の「The Expendables」が大いに気になる。


     
     最初は車のバッテリーだったのに、だんだん大掛かりになっていく心臓チャージ

     
     ターミネーターで使える映像