バンク・ジョブ/The Bank Job ネタばれあり

2008-05-11 | 映画
今回は、ロンドンの名門銀行ロイズで実際にあった、貸金庫の銀行強盗を描いた「The Bank Job





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危なっかしい過去を持つ車のディーラー、テリー(ジェイスン・ステイサム)は、大規模な詐欺事件にだけは手をつけないようにしてきた。しかし、美しいモデルのマーティン(サフロン・バロウズ)にバカでもできそうな銀行強盗を持ちかけられ、ついやる気になってしまう。数百万ドルの現金と宝石の入った金庫に目をつけるテリーとその仲間たちだったが、この金庫には犯罪組織はもちろん、イギリス政府や王室までも巻き込む秘密が隠されていた...(Junglecity.comより)

これは1971年に起きた実話を元にした作品だ。
インターネットで、この事件を調べてみたが、この件に関する情報は全く見つからなかった。
探し方が悪いのかも知れないが、やはりイギリスが国防機密報道禁止通達という、舌を噛みそうな「絶対に秘密だぞ」という御触れを出した成果か?

この作品は、公開前は、宣伝ビデオが全くと言っていいほど、流されていなかった。
突然公開されて、実話で面白そうだという評判が立ち、ちょうど映画館に行ける時間帯に、他に観たい映画がなかったのでダメもとで観てみた。
最初の感想は、イギリス英語は、やはり分り難い、ということ。
たまに、英語以外の外国語を聞いている錯覚に陥る。

もう少し、ジェイスン・ステイサムのアクションを期待したのだが、終盤に少しサービス程度のものだけだった。
そして、もっと銀行破りのプロが集まり、鮮やかな技やチームワークを見せてくれると思ったら、これも期待を裏切られ、お間抜けな強盗劇だった。

この銀行強盗は、実はイギリスの情報局MI-5が、裏でセットアップしている。
その当時、イギリス公安は、黒人革命を唱えていた、今で言うテロリストのマイケルXという、マルコムXをパクッた問題児を逮捕しようとしていた。
しかし、彼がイギリス王室にかかわるスキャンダルの写真を貸金庫に保管し、自分が逮捕され次第、世間に公開すると公言していたので手が出せないでいた。
そこで、その貸金庫を、第三者を使って襲撃し、保管されている問題の写真を盗み出そうとしたのだ。
襲撃は成功するが、中から宝石や現金と共に出てきたのは、こマイケルXの写真だけではなく、政治家の怪しげなクラブでの写真や、マフィアのボスが賄賂を渡した警察官のリストなどが出てきて、この銀行強盗たちは、複数のグループから追われるようになる。

前半は、複雑なバックグランドを説明する形になるので、ちょっと退屈気味。
ただ、ここでよく理解しないと後半の面白さが分らない。
銀行強盗の中盤から、スピードが増して、スリリングな展開がはじまる。
警察が、トランシーバーのやり取りから襲撃されている銀行を割り出そうとするシーンや、命を狙い始めた奴等との駆け引きも見ごたえがある。

派手はアクションや、豪華な役者はいないが、嘘のような実話をバックにしたストーリーは、十分に楽しませてくれた。
さて、日本の配給会社がこう言う、作品を日本に紹介するのか、そのセンスが問われる作品。但し、絶対に大ヒットはしないのを覚悟でだ。

それにしてもイギリス英語は分り難い。


トリビア
ジェイスン・ステイサムが出演予定されている作品は、計4作中「The Brazilian Job」、「Transporter 3」、「Crank 2: High Voltage」と3作が続編。

ひさびさにAさん登場

2008-05-11 | 友人
今日のネットで拾った面白写真 - 番犬




しばらくサボっていたAさんを登場させてみよう。

その昔、パソコンの操作はDOSのコマンドを使っていた。
ワープロ、表計算もコントロール、アルト、タブのキーとローマ字キーの組み合わせで、文章を作っていた。
マウスという入力デバイスもウィンドウズのパソコンには、存在しなかった。

それがある日、ウィンドウズ3.1というOSで、モニター上に幾つもの、違うウィンドウを開き、マウスを使った簡単な操作でマルチタスクが出来るようになった。
それは、オフィスでの、ものすごいでの環境の変化だった。

早速、その変化を体験したAさん。
マウスを使って、エクセルとか、ワードとか、パワーポイント等の新しいソフトを使い始めた。
少しして、Aさんを見てみると、机に少し覆いかぶさるようなかっこをしている。
目はモニターに向いているのだが。

「何をしてるの?」と尋ねる。

「ちょっと、届かないの」と答えるAさん。

全く、意味不明の答えを発しているAさんをよく見ると、右腕が机の端にむかって、伸び切っている。

「どうしたの?」、今度は質問を変えてみる。

すると、「あのね、この画面のポインターをもう少し右上に持っていって、ここをクリックしたいんだけど、これ以上マウスを動かせないの」



ちょっと文章で表現するのが難しいのだが、Aさんはパソコンでワープロだか何だかの作業中、アイコンのポインターを画面の右上の方に動かし右端をクリックしたかった。
右手に持ったマウスの使い方をよく、というか全く理解していないAさんはひたすらマウスをポインターが画面の右上にいくように机の上を動かした。
マウスパッドも飛び出し、ひたすら机の奥へ奥へと手を伸ばした。
それで机に覆いかぶさるように見えたのだ。

ただ問題は、そこまでマウスを持っていったのに、まだ画面上のポインターは、Aさんが持って行きたい場所まで、届いてなかったのだ。

恐ろしくお間抜けなかっこで、悩んでいたAさんだった。

Aさんは、こういう新しい環境に順応するのが、結構苦手のようで、このマウスの扱いには、その後も苦労を重ねた。

ある日も、画面の下の方にポインターを動かしたくて、机上のマウスを自分の方にずーと持ってきて、ついに机の端まで届いてしまったが、まだ画面上のポインターは目的地の届いておらず、マウスパッドを机に継ぎ足す格好でマウスの動く場所と作り、その急場をしのいでいた。

マウスをちょっと持ち上げるという事が、なかなか出来ないAさんだった。

それとダブル・クリックが苦手で、Aさんがやるとちょっと早めクリックが2回とパソコンが理解して、なかなかAさんの思うように動いてくれなかったようだ。



今日の一言 
どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
今、現在に最善を尽くすことである。
(松下 幸之助)

管理人: なかなか集中出来ないんだな「今」に。


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