今回は、マサチューセッツ工科大学という、世界でもトップレベルの大学の学生達が、その記憶力を屈指してラスベガスでブラック・ジャックに挑んだ実話を元にした「21」。
どうでもいいけど邦題の「ラスベガスをぶっつぶせ」は、勘弁して欲しい。
石原裕次郎や小林旭が出てくるのかと思った。
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理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル。医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授が彼を自分の研究チームに勧誘する。その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジルがいたことも手伝って、学費のためと割り切り参加する。やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが...(Allcinemaより)
実話ということで、先ず一番ビックリしたのが、主人公のベンがマサチューセッツ工科大学卒業後に入りたかったハーバードの医大の学費、3000万円。
家一件買える値段。
この学費を稼ぐために、怪しげなギャンブルクラブに入るのだが。
この怪しげなクラブは、頭のいいマサチューセッツ工科大学が、その記憶力を屈指してラスベガスでブラックジャックをプレイする。
ブラックジャックは、10以上のカードが勝敗を分けるので、10以下のカード、特に6以下のカードがどの位、場に出たかを記憶して、10以上のカードの残りが多い時に一気に稼ぐというもの。
違法ではないが、カジノからは追い出されるらしい。
少し長くなるが、どうやって数えるかというと。
ディーラーは大体6-8セットのカードを手元(デッキ)に置いていて、そこからどんどんプレーヤーにカードを配る。
カウンティングとは、場に出たカードを全て法則にしたがって数える。
6以下のカードは「+1」、7-9は「0」、そして10以上とAは「-1」。
こうして、親のカードも含めて、毎プレイ全ての場に出たカードを足していく。
そして合計が高くなればなるほど、デッキに10以上のカードが多く残っていて、勝つ確立が高くなるという、気の遠くなるくらい暗記力と瞬時の計算能力を必要とされる技術。
前半は、こう言う細かな説明調のストーリーで少しダレ気味。
ただ、製作にも参加しているケヴィン・スペイシーと大きな顔で迫力のあるローレンス・フィッシュバーンの、年季の入った演技でストーリーを締めている。
主演のジム・スタージェスは、新人に近いが、演技力はなかなか。
2008年と2009年に、すでに3本の出演作が決まっていて、今後の活躍が期待される。
中盤から一気に盛り上がり、ギャンブルに勝ち続けていい気になったベンが段々落ちていく。
マネーゲームを言う事を忘れ、感情に流され大負けを喫し。
ケヴィン・スペイシーがいきなり憎たらしい教授に変身し、その彼を容赦なく叩きのめす。
医大ように貯めた学費も、MITも、友人も全て失うベン。
そして、最後の賭けをケヴィン・スペイシーに持ちかける。
一番最後の医大への奨学金のインタビューのオチは、最初のシーンから想像出来たが、ローレンス・フィッシュバーンがああいった形で絡んでくるとは、思わなかった。
結局、悪銭は身につかずと言うのがテーマか?
それにしても、詐欺みたいに高い医大の学費だ。
トリビア
この物語のモデルになったジェフ・マーは、当時MITのチームで5億円を稼ぎ、結局医大には行かなかった。
彼は、今スポーツの勝敗を予想するギャンブルの会社を経営している。
元になった話
どうでもいいけど邦題の「ラスベガスをぶっつぶせ」は、勘弁して欲しい。
石原裕次郎や小林旭が出てくるのかと思った。
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理系大学の最高峰MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生ベン・キャンベル。医者を目指している彼にとって目下の悩みは、そのあまりにも巨額な学費。そんなある日、ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授が彼を自分の研究チームに勧誘する。その研究テーマは、“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。一度はためらうベンだったが、チーム内に憧れの美女ジルがいたことも手伝って、学費のためと割り切り参加する。やがてトレーニングを積んだチームは、満を持してラスベガスへと乗り込むと、みごと作戦通り大金を手にすることに成功するのだが...(Allcinemaより)
実話ということで、先ず一番ビックリしたのが、主人公のベンがマサチューセッツ工科大学卒業後に入りたかったハーバードの医大の学費、3000万円。
家一件買える値段。
この学費を稼ぐために、怪しげなギャンブルクラブに入るのだが。
この怪しげなクラブは、頭のいいマサチューセッツ工科大学が、その記憶力を屈指してラスベガスでブラックジャックをプレイする。
ブラックジャックは、10以上のカードが勝敗を分けるので、10以下のカード、特に6以下のカードがどの位、場に出たかを記憶して、10以上のカードの残りが多い時に一気に稼ぐというもの。
違法ではないが、カジノからは追い出されるらしい。
少し長くなるが、どうやって数えるかというと。
ディーラーは大体6-8セットのカードを手元(デッキ)に置いていて、そこからどんどんプレーヤーにカードを配る。
カウンティングとは、場に出たカードを全て法則にしたがって数える。
6以下のカードは「+1」、7-9は「0」、そして10以上とAは「-1」。
こうして、親のカードも含めて、毎プレイ全ての場に出たカードを足していく。
そして合計が高くなればなるほど、デッキに10以上のカードが多く残っていて、勝つ確立が高くなるという、気の遠くなるくらい暗記力と瞬時の計算能力を必要とされる技術。
前半は、こう言う細かな説明調のストーリーで少しダレ気味。
ただ、製作にも参加しているケヴィン・スペイシーと大きな顔で迫力のあるローレンス・フィッシュバーンの、年季の入った演技でストーリーを締めている。
主演のジム・スタージェスは、新人に近いが、演技力はなかなか。
2008年と2009年に、すでに3本の出演作が決まっていて、今後の活躍が期待される。
中盤から一気に盛り上がり、ギャンブルに勝ち続けていい気になったベンが段々落ちていく。
マネーゲームを言う事を忘れ、感情に流され大負けを喫し。
ケヴィン・スペイシーがいきなり憎たらしい教授に変身し、その彼を容赦なく叩きのめす。
医大ように貯めた学費も、MITも、友人も全て失うベン。
そして、最後の賭けをケヴィン・スペイシーに持ちかける。
一番最後の医大への奨学金のインタビューのオチは、最初のシーンから想像出来たが、ローレンス・フィッシュバーンがああいった形で絡んでくるとは、思わなかった。
結局、悪銭は身につかずと言うのがテーマか?
それにしても、詐欺みたいに高い医大の学費だ。
トリビア
この物語のモデルになったジェフ・マーは、当時MITのチームで5億円を稼ぎ、結局医大には行かなかった。
彼は、今スポーツの勝敗を予想するギャンブルの会社を経営している。
元になった話