2020年、ヘント(ゲント)で「Van Eyck(ファン・エイク)展」開催が決定した!!
「Van Eyck. An Optical Revolution」展
・会場:ヘント美術館(Museum voor Schone Kunsten)
・会期:2020年2月1日(土)~2020年4月30日(金)
Jan van Eyckによる作品は世界にわずか20点ほどだが、それらの少なくとも半分が2020年に「Van Eyck」展のためにヘントに集結するようだ。もう、チケットも発売している。来年の予定を早く決めなくては
ちなみに、2020年春にはアムステルダム国立美術館で「Caravaggio&Bernini」展が開催予定である
※追記:下記の「オランダ&ベルギー・フランダース 政府観光局の共同オフィシャルサイト」 によると...
https://www.hollandflanders.jp/newsletter/12272/
「2020年6月26日(予定) 聖バーフ大聖堂ビジターセンター開館 聖バーフ大聖堂(ゲント) 「神秘の子羊」がある聖バーフ大聖堂の地下聖堂にビジターセンターが開館します。最新のARを使って「神秘の子羊」の歴史や詳細、中世の壁画などについて学べるガイドツアーになります。さらに2012年から修復中の「神秘の子羊」が聖バーフ大聖堂に戻ってくる予定です。」
ということは、現在ヘント美術館で修復中の「神秘の子羊」は、6月まで聖バーフに戻ってこないということ??
こんなに早くから売り出すということはやっぱり大人気になるんですかね。
ウィーンも花耀亭さんのおかげで無事にブリューゲルが見られましたし、毎度情報、大感謝です!
更に、欧米の大美術館が快くファン・エイク作品を貸し出してくれるだろうか?と、少々不安でもあります(^^;;
私としては、アントワープのメムリンクの公開があるかどうか? そこに依存しますね。アントワープ王立は少なくとも2019年末までは再開しないようです。
・扉絵は修復完了で展示予定だが、「神秘の子羊」は修復中かもしれない。
・(少なくとも)10枚のラインナップの詳細が不明。
・アントワープ王立美術館のメムリンク《楽奏天使に囲まれるキリスト》の修復が完了したが不明。
・アントワープ王立美術館がヘント展覧会まで開館できるのかも不明。
今のところ2020年まで期間があるので、サイトをフォローしながら様子見するしかなさそうですね(;'∀')
アントワープの出稼ぎ巡回展の一部が2019年末までだったので、そうでないかと思ったのですが、アントワープ再開は2019年後半予定のような情報が前ありました。
メムリンクの修理は完了してるようで、動画(URL)発表がありましたが、お披露目はいつやるのかわかりません。案外アントワープ・ノートルダム聖堂での仮展示に出てるのかもしれませんが全く不明です。ここが不確定要素ですね。
また、2020年6月にシント バーブに返すとしたら、ゲント祭壇画内面修理が、ファンアイク展開催までに完了してないと間に合わないでしょうから、内面修理は完了していると思います。
シント・バーブの地下は、昔、ゲント美術館が一時閉館していたとき所蔵古典絵画を展示したことがあるくらい広いので、施設としては機能すると思います。
>2020年にはアントワープ王立美術館も長期改修を終え再オープン予定です。
>
と変わってました。もうイタリア並に変更が多いようですねえ。
信用できん。。
観光局サイトを見ると、祭壇画はヘント美術館展覧会&聖バーフでなんとか観ることができそうでホッとしております。ファン・エイク作品内容についても過剰な期待をしなければ大丈夫かもしれませんね(^^;。で、アントワープ美術館もぜひということで、おかげさまで、来年の計画を立てる励みができましたです(^^ゞ
従って、、今回、ゲントの祭壇画が全部展示されるかどうかは、不明です。ゲントの祭壇画の伝世史はURLに書きました。 自分で書いたまとめですが、今回読み直したら、今回指摘された16世紀の上塗りは、あのボイマンス展でもみたスコレルが絡んでたのは驚き。
で、ご紹介のURLを拝見しました。あのスコーレルがヘント祭壇画の修復に関わっていたとは!!ユトレヒトでもスコーレル作品の数々を観てきたばかりです。
今、図書館から借りたカーレル・ファン・マンデル『北方画家列伝』(中央公論美術出版)を再読しているのですが、「ブリュージュの画家、Lansloot Brondeelと画家でユトレヒトの聖堂賛事会員Jan van Scorel」も登場します(^^)。もちろん、第36代フランドル伯フィリップに依頼され、ヘント祭壇画を模写したミヒール・コクシー伝もあります。模写過程が詳しく記述され、ルーヴァン美術館展覧会サイトでの模写祭壇画解説は殆どコクシー伝が出典元であるのがわかりました(^^;
模写過程が詳しく記述され、ルーヴァン美術館展覧会サイトでの模写祭壇画解説は
✖殆どコクシー伝
〇殆どマーセイスの画家ヤンおよびヒューベルト・ファン・エイク兄弟の伝記
が出典元であるのがわかりました。
勘違いしてしまいました(^^;;;