花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

大人買い?(^^;

2017-12-18 23:21:14 | 読書

Amazonでぽちっとな、自分へのクリスマス・プレゼントを買ってしまいました(^^ゞ

1)惣領冬実「チェーザレ」11巻(講談社)

漫画は一気読みが醍醐味だと思うのです。ということで、現在までの全巻(11巻)大人買いしました。もちろん(?)リーズナブルに中古本購入ですけどね 

私的には塩野七生さんのチェーザレの印象が強すぎるのですが、惣領さんのチェーザレも魅力的だし、狂言回しのアンジェロも可愛いし、楽しんで読めます。各巻末の解説はルネサンス史のお勉強にもなりますしね

2) Leonard J. Slatkes Wayne FranitsThe Paintings of Hendrick Ter Brugghen 1588-1629」(John Benjamins Publishing Company)

2007年出版当初からずっと高価すぎて手が出ませんでした。国立西洋美術館のライブラリーには早々入っていたのですが、一般人の私には利用できませんので、米国旅行ついでにフリック・コレクションのライブラリーで作品リストだけコピーして活用していました。でも、ずっとAmazonで値段チェックし続けること10年 ようやく当初の値段より1割強ほど安くなり、思い切って購入を決断したのです。ちなみに、こちらは新品です

この本はカタログ・レゾネなのですが、カラー写真は少なく、やはりモノクロ写真が多いです。まぁ、私的には全作品画像(?)を確認できるだけでも嬉しいですけどね。興味深かったのは、Benedict Nicolson のカタログ・レゾネ(1958年)のカタログ番号との対比表が掲載されていることで、美術ド素人的にも勉強になります。でも、横文字苦手の私...読めるかなぁ??(^^;;;



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6 コメント

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チェーザレ (momo)
2017-12-19 23:54:20
私は6巻までしか持っていなく(^_^;)
去年、イタリア語版のチェーザレを発見したのでそれが欲しくてずっとそのままになっていました。
ネットだと逆輸入(?)のせいなのかとてもお高くて(*_*)
・・・
思い出した様に、今もう1回検索したらヒットしませんでした。
諦めて7巻から買いますかね・・・
あ!私も中古です(笑う

塩野さんのチェーザレも確かに印象強すぎですね。ラストがかわいそ過ぎ・・・すぐ感情移入するもんで(^^ゞ
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momoさん (花耀亭)
2017-12-21 00:09:14
イタリア語版の「チェーザレ」でイタリア語勉強したいですよね(^_-)-☆
私も検索したら、イタリアでは7€ぐらいだから、日本円で1000円ぐらいのハズなのに...お高いのね(>_<)
で、7巻以降、お貸しできますよ(^^)。momoさん、お声かけてくださいね。
で、で、塩野さんのチェーザレの最後...私も本当に悲しくて、悔しくて...(>_<)
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Unknown (Lunta)
2017-12-21 10:41:10
漫画版「チェーザレ」、新刊が出るたび速攻で買っております。
時代考証などもすごくて、日本の漫画はハイレベルすぎますよね。
超かっこいいチェーザレ、最後を知っているだけにこれからどう育っていくのか、楽しみ。
しかし今のペースだと、あと何年かかるんだろうか。
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漫画版「チェーザレ」 (むろさん)
2017-12-22 00:30:48
惣領冬実の「チェーザレ」、1年ぐらい前に近くの図書館で借りて読みました。この時には副読本というべき「チェーザレ・ボルジアを知っていますか?」もあったので、合わせて借りてきました。
この漫画版「チェーザレ」、単行本の出版間隔が2年ぐらいなので、次に読む時には前に読んだ内容を忘れてしまっていること、主要登場人物がいわゆる少女漫画のイケメン顔なので、自分の持っているイメージと少し違うというところが難点ですが、私にとってはフィレンツェ以外の状況がよく分かることと、ジョヴァンニ・メディチのようにラファエロが後に描いたレオ10世の肖像画を彷彿とさせる人物や不気味なサヴォナローラのような(ボッティチェリ好きな私にとっては馴染み深い)人物が登場するので、楽しんで読んでいます。

ところで、「ルカ・ランドゥッチの年代記」を読まれたことはありますか?
一市民の日記ですが、15世紀後半から16世紀初めのフィレンツェの状況が手に取るようによく分かります。辻邦生が「春の戴冠」を執筆するのに参考にしたもので、辻邦生と高階秀爾の対談(新潮社「波」1977年5月号掲載)を読むと、執筆時にはイタリア語版と英語版しかなかったそうですが、その後日本語訳が出ています。サヴォナローラの処刑やミケランジェロのダヴィデをシニョリア広場へ移動する時にメディチ一派から投石事件があったことなどがいきいきと描かれていて面白い日記です。いずれ惣領冬実の「チェーザレ」でもサヴォナローラの処刑の話が出てくると思いますが、この日記に書かれている「処刑の翌日に支持者たちがシニョリア広場の地面に接吻をしていたこと」なども漫画版で描かれるだろうと予想しています。当然「チェーザレ」の原作者もこの日記を手元に置いてストーリーを考えていることと思います。漫画版のバックグランドとして興味がおありならお勧めです。(「ランドゥッチの日記」中森義宗 他訳 近藤出版1988年)
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Luntaさん (花耀亭)
2017-12-23 01:59:42
おお、Luntaさんも「チェーザレ」好きとは!!
で、速攻でお買い求めとは、まさしく真正ファンですね(^_-)-☆
専門家が協力しているようで、時代考証もされているし、巻末の資料一覧を見ても本当に凄いなぁと思います。
緻密すぎてピサ時代だけで11巻ですから、まだまだ、十年以上は続くような気がしますね(笑)。「ガラスの仮面」と良い勝負?(^^;
あ、そうだ、Luntaさんはダ・ヴィンチの秘書「無名の端役」をもしかしてご存知でしょうか?(^^;;
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むろさんさん (花耀亭)
2017-12-23 02:13:51
何と!むろさんさんも「チェーザレ」愛読者だったとは!!
ボッティチェッリ《春》も登場していたし、むろさんさんには目の離せない時代背景ですね(^_-)-☆
で、恥ずかしながら「ルカ・ランドゥッチの年代記」を知りませんでした(^^ゞ
市民の目を通して、当時の時代が生き生きと感じられそうな内容ですね。ぜひぜひ読んでみたいと思います。それに、あの「春の戴冠」の参考書だったというのも興味深いです。
むろさんさん、貴重な情報をありがとうございました!!
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