花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

宮城県美術館「ルノワール展」を観た後...

2017-02-24 00:43:25 | 食べもの

先に触れた「不快な話」を書くのだが、これを読んで不快になる人がいたらごめんなさい、と先に謝っておきたい(^^ゞ 

さて、宮城県美術館「ルノワール展」を観た後、小腹が空いたので、併設のカフェレストランで食事をしようと思った。入口のメニューに「ルノワール展」特別メニューが出ていたので、ちょっと期待してしまう。しかし、どうやら満席らしく、名前を書く用紙が置かれていて、先客が呼ばれて席に案内されて行ったところだった。私も名前を書いて呼ばれるのを待つ。 

その間、すぐ後ろのミュージアムショップでウロウロ、ふとカフェの方を眺めると…ちょうど空いた席に二組ほど座るところだった。え~っ?! 思わず係の女性に「名前を書いてさっきから待っているんですが…」と言ったら、用紙をあわてて確認し、ばつの悪そうな顔をし、「どうぞ空いてる席に座ってください」と言うではないか!それも、きちんと謝りもせずにね!! これって失礼だし、一体何のために用紙を用意しているのか?? 

その時断って帰ってしまえば良かったのに…と今は思う。でもね、「特別メニュー」が気にかかるじゃありませんか(食い意地が張ってる?)。結局、誘惑に負け席に座ってしまったのだった(-_-;) 

で、当然、横入りの客よりも先に私の方にメニューを持って来るものと思っていたら、何と横入りのお洒落風カップルに先に渡したのだ!! ここで私もようやく気がついた。オバサン(私)は侮られているのではないか?と(年寄りのヒガミか?)。こんな接客って有りだろうか??さすがの私もショックだった(>_<) 

近くに置いてある雑誌などを読みながら怒りを鎮めて待つこと暫く…注文した「特別メニュー」が来た。予想よりもショボイのは地方美術館併設だから仕方がないのかも。 

ビーフシチューをメインとするこのお値段は1,500円+セット紅茶200円=計1,700円也。 

で、このメニューには小さなカマンベールチーズ1個・小さな生ハム2枚・小さなドライ無花果1個が付いている(全部小さいのだ)。それでも、私的にパンにチーズを塗りたいな、イチジクを切って生ハムと一緒に食べたいなと思った。なのに、付いてきたカトラリーはフォークとスプーンのみ!ナイフが無い!! もちろん、ナイフを持って来てもらった。店側はこのメニューにはナイフは必要ないと思っているのだろうか?? それとも、ナイフを必要と思った私がおかしいのだろうか?? 

更に…これは私の嗜好なので、あくまでも個人の感想だが、ビーフシチューが脂ぎってギトギトしてマズイ私の口に合わない。ソース部分は殆ど残してしまった。こってり好きの人には良いのかもしれないが、私的にはアウトなメニューだった。

ということで、店を出る時には、先の接客への不快感と食べた気のしないメニューへの不快感とが相俟って、かなりムカムカしてしまったのだった(ストレス耐性が低い? )。

でもね、私としてもただのクレーマーになりたくないので、お節介ながらお店への提言(?)をさせてもらう。まぁ、このブログを読むはずもないのだけど(笑) 

1)ボードを用意して、混雑時用に「只今混みあっておりますので、用紙にお名前を書いて、係の者がお呼びするまでお待ちください」と、裏には「空いている席に自由にお座りください」と書いて、状況によって表裏を使う。その際は用紙をチェックすることを忘れない。(これは普通のお店でフツーにやっていることです)

2)カトラリーはフォーク・スプーン・ナイフを用意する。(これも普通の店でやっています。こんな節約はケチ臭く思われるだけです) 

結局のところ、この店のサービス(ホスピタリティー)の理念と、責任者のスタッフへの教育のあり方が問題なのだと思う。混雑時にどう対処するのかマニュアル化しておくべきだし、また、サービスの本質を教えなければいけないとも思う。それに、地方ではスタッフ自身が素晴らしいサービスに触れる機会が少ないから、サービスの質は個人の資質に頼ることになり、サービスのばらつきの要因になっているように思われるのだよね。 

な~んて、ぐだぐだと書いてしまったが、口直し企画を思いついたので、追々…(^^ゞ



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美術館レストラン (山科)
2017-02-25 06:14:45
ご憤懣もわかりますが、
仙台はカキの旬の終わりですし、石巻港も復活しています。欧州の物価を考えれば日本のフランス料理はC/Pでいうと世界一かもしれません。口直しにいかれることをお薦めします。
 やはり美術館レストランはカフェテリア程度と考えて過度な期待はもたないほうが安全かと思います。

当方が好印象をもち、館外よりもそこで食べてみたいと思う美術館レストランははっきりいって少なく、あのプラドやウフィッティでも館外よりは劣るでしょう。

個人的推薦::

台北國立故宮博物院 庭先の故宮晶華地下の台湾料理「府城晶華」:ここは台南の名店がやっているそうです。昔の故宮は食べるところがなくて困ったのですが、ここでOK

飯の不味い奈良では、まれにみる依水園
http://www.isuien.or.jp/sansyu.html


葉山 神奈川県近代美術館葉山の海の見えるレストラン:高いがそれなりに良かった。今でも憶えています。

白鶴美術館の「水」:庭で無料で飲めるのですが、確かにおいしい。酒造  白鶴が、自分が使っている水を誇示しているんでしょう。

長崎県立美術館のスイーツ

 わたしの経験でも、これくらいかなあ。。


吉兆の湯木美術館なんかなら、なんかすごいのがでそうですが、いったことがありません。




当方が
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山科さん (花耀亭)
2017-02-26 01:24:30
はい、実は口直しにお寿司を食べたのですよ(笑)
おっしゃる通り、美術館レストランに過度の期待はせぬようにしたいと思いましたです(^^ゞ
で、山科さんのお薦めは大変参考になりました。美術館よりレストランに行きたくなりました。美味しいお水も(笑)。ありがとうございます!!
葉山と長崎以外、行ったことのない美術館ばかりで、台湾の故宮博物館も行ってみたいと思いながら未踏なのですよ。
湯木美術館レストランも興味津々で、思わずネット検索してしまったのですが、レストランの方は何と閉店してしまったようです。吉兆のお料理を食べたかったのに残念です!!
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台北國立故宮博物院 (山科)
2017-02-26 07:56:17
花耀亭 様

 湯木の店は閉店でしたか。 かなり残念ですね。
  台北故宮は、文句なく素晴らしいので是非いくべきですが、中国人団体とかちあうとかなり苦しい。最近は、北京政府の政策もあり、台湾旅行者が少し減っているのではないかと思いますので、いきどきかもしれません。東京からはコストを考えないと日帰りすらできるんですよ。羽田ー(台北の松山空港) 線がありますからね。
 また、台北は食事も素晴らしい、ターミーメン から茶食、精進料理から、超高級中華までヴァリアントがあり、しかも日本のテイストとは、なんとなく違うところがうれしい。グルメ旅行の人も多いとおもいますよ。故宮のレストランも、はるかな昔はひどいものでしたが、現在はそのレストランができたので、とてもよくなりました。

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山科さん (花耀亭)
2017-02-28 00:29:17
貴重な情報をありがとうございます!!
台湾にグルメ旅行をしたくなりました(笑)
やはり台湾好きの知人からは足ツボマッサージの店をプッシュされていまして、故宮博物館&グルメ&足ツボ、何やら楽しみが盛りだくさんありそうですねぇ。ぜひ台北に行ってみたいです♪!
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