花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

アムステルダムにて。

2019-02-23 17:21:50 | 海外旅行

ホテルから歩いて行ける美術館地区です。毎日足を使って(歩いたり、階段上り下り、立ち続けたり)頑張っているので、足底筋膜炎(右足)&捻挫後(左足)の両足が痛んでいます

さて、映画「みんなのアムステルダム国立美術館」が面白過ぎた、リニューアル後初めての国立美術館です。

写真の中央の垂れ幕でもわかるように、レンブラント没後350年展覧会「ALL THE REMBRANDTS」展が開催されており、まずはこの展覧会から観ました。

若い頃の自画像から始まり、多くの版画・素描に油彩画を絡ませ、レンブラントの足跡をたどる展覧会でした。これだけでもかなりのボリュームです。

で、展覧会場を出た後は、ゲストの山科さんとむろさんさんご推薦のクリヴェッリ《マグダラのマリア》を探して中世展示室へ。

硬質で冷たい眼差しとともに、その指の表現が魅力的ですね。女性の長髪の持つ魔力みたいなものも感じます。もちろん、クリヴェッリのサインも確認できました。

でも、中世展示室で山科さんご推薦の「ハート型の本」を探したのですが見えません。館内の他の展示室も観たのですが、残念ながら見つけることができませんでした(涙)。

さて、レンブラント《夜警》が鎮座する17世紀オランダ絵画の展示フロアに、東京都上野の森美術館で観たばかりのフェルメール《牛乳を注ぐ女》が戻っていました!!

都美上野の森の展覧会では近くに寄れなかったのですが、やはり間近で観るのが相応しい作品です。フェルメールの光へ感性と描写力に魅了されます。

映画で頑張っていた東洋セクションの学芸員が印象的だったのでアジア館も覗いたり、カフェで昼食を取ったり、かなり長居をした後、すぐ近くのアムステルダム市立美術館に移動しました。

近現代美術を扱う市立美術館、ここでは何といってもデスティール派ですよね。 

この作風に至るモンドリアンの変遷も了解されます。

ということで、アムステルダムでも絵画漬けの一日でした(^^ゞ